株式会社キリン堂ホールディングス

上場廃止 (2021/01/06) 株式の併合 ドラッグストア東証1部-

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最終更新:

E30640 Japan GAAP

売上高

1,332.8億 円

前期

1,295.9億 円

前期比

102.8%

平均給与

734.0万 円

平均年齢(勤続年数)

47.3歳(12.9年)

従業員数

0.0人(連結:1,754人)


3 【事業の内容】

当社グループは、当社、連結子会社5社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社1社及び持分法非適用関連会社2社の計10社で構成されており、ドラッグストア及び保険調剤薬局等における、医薬品、健康食品、化粧品、育児用品及び雑貨等の販売を主たる事業として展開しております。

また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

当社グループの事業における当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりであります。なお、以下に示す区分はセグメントと同一の区分であります。

 

<小売事業>

当事業においては、株式会社キリン堂がドラッグストア及び保険調剤薬局等において、医薬品、健康食品、化粧品、育児用品及び雑貨等の販売を、メディスンショップ・ジャパン株式会社が直営店舗の運営、保険調剤薬局のフランチャイズ展開と本部運営、薬局の事業承継・人材紹介・派遣事業を、それぞれ行っております。
(主な関係会社)株式会社キリン堂、メディスンショップ・ジャパン株式会社

 

<その他>

当事業においては、株式会社健美舎が健康食品並びに医薬品等の製造卸売を行うほか、株式会社ソシオンヘルスケアマネージメントが医療コンサルティング等を行っております。

(主な関係会社)株式会社健美舎、株式会社ソシオンヘルスケアマネージメント

 

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

20/05/27

1 【業績等の概要】

(1) 業績

(当期の経営成績)

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善がみられるなど、緩やかな回復基調で推移しております。

当社グループの属するドラッグストア業界におきましては、食品と調剤が成長を牽引する形で市場規模が拡大する一方、M&Aや資本・業務提携等の業界再編が進み、業種・業態を越えた競争の激化も相まって、依然として厳しい経営環境が継続しております。

このような状況のもと、当社グループは「地域コミュニティの中核となるドラッグストアチェーン」を社会的インフラとして確立するため、日常生活における利便性の提供と未病対策・セルフメディケーションの支援のほか、かかりつけ薬剤師・薬局の機能強化に努めるなど、顧客第一主義の店づくりを推し進めております。

これらを実現するために、当連結会計年度は、「第2次中期経営計画」の基本テーマである①成長戦略、②収益力の向上、③業務の仕組み化に基づく諸施策を実行してまいりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

<小売事業>

セグメント売上高につきましては、新店寄与に加え、お客様の利便性向上を目的とした既存店舗の改装(35店舗)、ポイントカードを活用した来店動機を高める販売促進、ヘルス&ビューティケア商品のカウンセリング販売、調剤売上高の伸長などから増収となりました。

セグメント利益につきましては、前連結会計年度に出店した店舗を含む新店の経費負担増となりましたが、既存店と調剤部門の伸長により、新店の経費負担をカバーした結果、増益となりました。

出退店状況におきましては、ドラッグストア16店舗(内、調剤薬局併設型6店舗)、小型店5店舗(内、調剤薬局4店舗)の計21店舗を出店し、ドラッグストア9店舗、小型店3店舗(内、調剤薬局併設型1店舗)の計12店舗を閉店いたしました。また、調剤事業の強化及び地域に密着した「かかりつけ薬局」拡充の観点から、当社グループの株式会社キリン堂が、平成29年5月、関西地区で調剤薬局4店舗を展開する株式会社メディカルトラストの全株式を取得し、同年9月、同社及びその子会社である有限会社共進薬局の吸収合併を行ったほか、同年6月、地元企業から調剤薬局1店舗の譲受を行いました。さらに株式会社キリン堂は、同年6月、セントケア・ホールディング株式会社から調剤薬局のフランチャイズ展開並びに直営店舗1店舗を運営するメディスンショップ・ジャパン株式会社の全株式を取得し、連結子会社といたしました。結果、当連結会計年度末の当社グループ国内店舗数は、以下のとおり(合計359店舗)となりました。

 

 

前期末

出店

子会社化等による新規増加店舗

閉店

フォーマット
転換等

当期末

 

ドラッグストア

(内、調剤薬局併設型)

289

( 33)

16

(  6)

( -)

△9

( -)

(  1)

296

( 40)

 

小型店

(内、調剤薬局併設型)

(内、調剤薬局)

53

(  4)

( 24)

5

( -)

(  4)

6

( -)

(  6)

△3

(△1)

( -)

( -)

( -)

61

(  3)

( 34)

 

その他

(内、調剤薬局併設型)

1

(  1)

( -)

( -)

( -)

( -)

1

(  1)

 

FC店

1

1

 

合  計

344

21

6

△12

359

 

この結果、小売事業の売上高は1,245億64百万円(前期比8.9%増)、セグメント利益は23億46百万円(同1.3%増)となりました。

 

<その他>

卸売事業におきましては、販売に注力し、コストコントロールに努めた結果、堅調に推移いたしました。

医療コンサルティング事業におきましては、株式会社ソシオンヘルスケアマネージメントが営む在宅医療サポート事業において、概ね堅調に推移いたしました。

20/05/27