あすか製薬株式会社

上場廃止 (2021/03/30) あすか製薬ホールディングスの完全子会社化 医薬品医薬品東証1部TOPIX Small 2

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最終更新:

E00929 Japan GAAP

売上高

525.4億 円

前期

467.1億 円

前期比

112.5%

平均給与

760.3万 円

前期

794.8万 円

前期比

95.7%

平均年齢(勤続年数)

43.0歳(18.0年)

従業員数

0.0人(連結:807人)


3【事業の内容】

 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社2社、関連会社2社により構成されており、主な事業内容と当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。

医薬品事業

その他の事業

 動物用医薬品

……

 

……

当社が製造・仕入し、主に武田薬品工業㈱を通じて販売しております。

 

あすかアニマルヘルス㈱は、当社より一部商品を仕入れております。また、当社は同社より一部製造業務を受託しております。

 

臨床検査等

……

㈱あすか製薬メディカルは、当社より設備を賃借し臨床検査業務を行っております。また、当社は同社に試験業務等の一部を委託しております。

 

 

 

医療機器

……

㈱あすか製薬メディカルは、医療機器の仕入・販売を行っております。

 

 

 

食品等

……

㈱あすか製薬メディカルは、健康食品等の販売を行っております。また、当社は同社より原材料等の一部を仕入れております。

 

 事業の系統図は次のとおりです。

※画像省略しています。

 

20/06/25

1【業績等の概要】

(1)業績

 当連結会計年度の売上高は、前期から53億1千1百万円増加し、過去最高の485億2千7百万円(前期比12.3%増)となりました。利益面では、製品承継等に伴う減価償却費の増加、開発候補品導入等による研究開発費の増加を受けて、販売費及び一般管理費が前期を上回ったものの、売上が順調に拡大したことにより、営業利益17億9千3百万円(前期比39.7%増)、経常利益20億2百万円(前期比31.6%増)といずれも増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、川崎研究所における環境対策費用等12億6千万円を特別損失に計上したものの、福島県からの補助金収入25億5千8百万円を特別利益に計上したことから29億4千4百万円(前期比319.8%増)と大幅な増益となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①医薬品事業

 2016年3月及び9月にそれぞれ、配合剤の「カムシア配合錠」と「カデチア配合錠」を発売したオーソライズド・ジェネリック「カンデサルタン類」の売上が127億4千8百万円(前期比39.9%増)、LH‐RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」の売上が38億4千1百万円(前期比41.2%増)と大きく伸長したこと等により、医薬品事業の売上高は440億8千3百万円(前期比13.2%増)、セグメント利益は41億7千万円(前期比28.8%増)と、増収増益となりました。

 なお、当期において、産婦人科・内科・泌尿器科の重点領域強化への取組として、2016年11月にノーベルファーマ株式会社との間で、産婦人科領域における包括的業務提携契約を締結し、2017年3月より、低亜鉛血症治療薬「ノベルジン錠25mg・50mg」のコ・プロモーションを開始いたしました。

 

②その他

 動物用医薬品、臨床検査、医療機器、食品等の各事業を展開しているその他事業の業績は、売上高は44億4千4百万円(前期比4.3%増)と前期とほぼ同水準に推移したものの、動物用医薬品事業における原価率の悪化等により、セグメント利益は5千2百万円(前期比72.1%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フロー

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ92億9千9百万円増加し、147億6千1百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果増加した資金は、120億6千3百万円(前年同期は13億4千9百万円の減少)となりました。これは売上債権は増加しましたが、税金等調整前当期純利益および減価償却費の計上並びに仕入債務およびその他の負債が増加したためであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果減少した資金は、3億7千8百万円(前年同期は67億7千6百万円の減少)となりました。これは有価証券の償還や投資有価証券の売却はありましたが、主に有価証券および有形固定資産の取得等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果減少した資金は、23億8千4百万円(前年同期は40億1千3百万円の増加)となりました。これは主に短期借入金および長期借入金の返済によるものであります。