川澄化学工業株式会社

上場廃止 (2020/10/28) 株式等売渡請求による取得 精密機器医療機器東証2部

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ROE 自己資本利益率

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総資本回転率

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報告書・短信

  • 2020/07/31四半期報告書-第64期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
  • 2020/06/24訂正有価証券報告書-第63期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
  • 2020/06/18有価証券報告書-第63期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
  • 2020/02/06四半期報告書-第63期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
  • 2019/11/07四半期報告書-第63期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

ニュース

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最終更新:

E02310 Japan GAAP

売上高

223.2億 円

前期

241.0億 円

前期比

92.6%

平均給与

482.3万 円

前期

446.0万 円

前期比

108.1%

平均年齢(勤続年数)

40.1歳(16.0年)

従業員数

0.0人(連結:2,389人)


3【事業の内容】

 当社グループは、当社、子会社3社及び関連会社1社で構成されており、血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品の製造・販売を事業内容としております。血液及び血管内関連の主要な製品は、血液バッグ・成分採血キット・翼付採血キット・輸液セット・ステントグラフトであり、体外循環関連の主要な製品は、ダイアライザー(人工腎臓)・血液回路・AVF針(翼付動静脈針)・血液浄化用フィルター・生理食塩液・人工心肺用回路であります。当社グループの事業に係わる位置付けは以下のとおりであります。

〈国内生産拠点〉

 国内は、三重工場、佐伯工場及び野津工場において、血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品の生産を行っております。

〈海外生産拠点〉

 海外は、子会社であるカワスミラボラトリーズタイランド(タイ)が血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品を生産し、主に当社に供給しております。

〈販売拠点〉

 国内は、当社が販売代理店網を通じて販売し、海外は当社及び海外関係会社が販売しております。

 海外のうち、米国・中南米・カナダ地域は、子会社のカワスミラボラトリーズアメリカ(アメリカ)が、欧州地域は当社が、主に販売を行っております。

 

 以上に述べた当社グループの事業系統図は次のとおりであります。

※画像省略しています。

(注)上記のほかに、連結子会社が1社、持分法適用関連会社が1社あります。

なお、連結子会社のナムシントレーディング(タイ)は2018年12月27日をもって解散し、現在、清算手続中であります。

20/06/18

1【業績等の概要】

(1)業績

<売上高>

 売上高は、国内透析用血液回路など販売が増加しましたが、為替影響、償還価格の引き下げ、国内血液バッグや

OEM先への販売減少などにより、前連結会計年度に比べ34億8百万円減247億26百万円(前連結会計年度比12.1%減)となりました。国内・海外別の売上高につきましては、国内売上高は、前連結会計年度に比べ24億84百万円減の174億3百万円(同12.5%減)、海外売上高は、前連結会計年度に比べ9億24百万円減の72億92百万円(同11.3%減)となりました。

<売上総利益・営業利益・経常利益>

 原価低減活動や為替影響などにより売上原価は低減しましたが、減収影響などにより、売上総利益は前連結会計年度に比べ12億67百万円減88億61百万円(同12.5%減)となりました。

 販売費および一般管理費は、前連結会計年度に比べ61百万円減79億37百万円(同0.8%減)、営業利益は、前連結会計年度に比べ12億6百万円減9億23百万円(同56.6%減)、経常利益は、前連結会計年度に比べ11億53百万円減10億23百万円(同53.0%減)となりました。

<親会社株主に帰属する当期純利益>

 親会社株主に帰属する当期純利益は、当社のタイの連結子会社で過年度法人税等戻入額を計上しましたが、経常

利益が減少したことにより、前連結会計年度に比べ51百万円減11億16百万円(同4.4%減)となりました。

 

 セグメント別の状況は次のとおりであります。

<血液および血管内関連>

 為替影響、国内血液バッグやOEM先への販売減少などにより、売上高は、前連結会計年度に比べ22億79百万円減111億17百万円(同17.0%減)となりました。セグメント利益は、前連結会計年度に比べ7億92百万円減8億49百万円(同48.3%減)となりました。

<体外循環関連>

 国内透析用血液回路などの販売が増加しましたが、為替影響や償還価格の引き下げなどにより、売上高は、前連結会計年度に比べ11億29百万円減136億9百万円(同7.7%減)となりました。セグメント利益は、前連結会計年度に比べ4億13百万円減74百万円(同84.8%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フロー

1. 営業活動により得られたキャッシュ・フローは、29億47百万円(前期比2億77百万円減)となりました。主な内容は、税金等調整前当期純利益が10億17百万円、減価償却費が16億20百万円であります。

2. 投資活動により支出したキャッシュ・フローは、24億18百万円(同21億96百万円増)となりました。主な内容は、有形固定資産の取得による支出が20億72百万円であります。

3. 財務活動により支出したキャッシュ・フローは、3億29百万円(同10億29百万円減)となりました。主な内容は、配当金の支払額が3億24百万円であります。

 この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、151億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ、2億6百万円増加いたしました。