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最終更新:

E01618 Japan GAAP

売上高

244.9億 円

前期

255.4億 円

前期比

95.9%


 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社6社、その他の関係会社1社で構成され、工作機械及び産業機械の製造販売を主な内容とし、それに関連する研究開発、サービス等の事業活動を展開しております。

当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

なお、セグメントと同一の区分であります。 

工作機械部門……当社及び子会社㈱サンテックが製造販売しております。なお、アジア地域では三井精機(タイランド)㈱がタイを中心に販売及びサービス業務を、三井精機(上海)設備維修服務有限公司が中国における工作機械の据付及びサービス業務をしております。子会社MITSUI SEIKI (U.S.A.),INC.は商社を経由して販売及びサービス業務をしております。また、その他関係会社㈱ジェイテクトと工作機械部門の包括的業務提携をしております。(会社数 計 6社)

産業機械部門……当社が製造販売し、その一部については子会社㈱サンエイ、㈱サンテック及び㈱一工産業が販売及びサービス業務をしております。また、三井精機(タイランド)㈱がタイを中心に販売及びサービス業務をしております。(会社数 計 5社)

※画像省略しています。

 

連結子会社、その他の関係会社は次のとおりであります。

連結子会社

㈱サンエイ

当社空気圧縮機の販売及びサービス業務

㈱サンテック

工作機械・工具の製作販売、当社製品の部品加工・組立及び空気圧縮機の販売

MITSUI SEIKI (U.S.A.),INC.

当社工作機械の販売及びアフターサービス

三井精機(上海)設備維修服務有限公司

当社工作機械の据付及びアフターサービス

三井精機(タイランド)㈱

当社工作機械の販売並びにアフターサービス及び当社空気圧縮機の販売並びにアフターサービス

㈱一工産業

当社空気圧縮機の販売及びサービス業務

 

その他の関係会社

㈱ジェイテクト
 

ステアリングシステム、駆動系部品、ベアリング、工作機械等の製造・販売

 

 

20/06/29

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済は、英国のEU離脱問題や米国大統領選挙などの影響を受けたものの米国経済が依然、堅調に推移し、また欧州経済も緩やかな回復が続きました。一方、我が国経済は雇用や所得が改善し、回復基調となりましたが不透明感を残す世界経済の影響を受け、先行きの読めない状況が続きました。
 このような経済環境の中、「産業の基幹となるマザーマシンとしての工作機械と動力源としての空気圧縮機を、産業界に供給することを通じて社会に貢献して行く。」という当社企業理念の実現に向けて、今まで以上に社会に貢献できる工作機械及び空気圧縮機を供給するため、当社グループ一丸となり、取組みを進めてまいりました。
 当社創立90周年に向けた新たな中期経営計画の活動を昨年4月よりスタートいたしました。「市場において「ダントツ」の位置を目指した商品力強化」、「モノづくり改革・人材育成も含めた技術・技能の伝承による生産力強化」、「トータルサービスサポートを中心とした営業力強化」を図るべく進め、中長期で当社グループの企業価値向上、企業基盤強化に努めてまいります。
 工作機械部門においては工作機械見本市(JIMTOF)や米国の展示会(IMTS)等において積極的な販売活動を行いました。産業機械部門においては、生産ラインの改革を実施したことにより、リードタイムが短縮し、生産性向上を図ることに成功しました。また全社的な経費削減活動を継続することで景気回復による諸経費の増加に対しても経費削減体質を維持するよう努めました。
 当連結会計年度における連結業績は、工作機械部門、産業機械部門共に増益となったことにより、売上高は255億61百万円(前期比6.4%増)、経常利益11億76百万円(前期比17.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益9億65百万円(前期比23.2%減)となりました。
 セグメントの業績は次のとおりであります。
①工作機械部門
 当社グループの工作機械部門は、期前半は設備投資に慎重さが見られ苦戦しましたが、ものづくり補助金や税制優遇などを利用した需要が高まったこともあり受注を獲得することができました。昨年11月に開催された工作機械見本市(JIMTOF)において高精度立型マシニングセンタをはじめとして3機種の新製品を発表、展示し、大きな反響があり受注、引合いに大きく貢献しました。また、各地の展示会にも製品の展示を行い、積極的に販売活動を進め、受注につなげることができました。一方、海外市場では北米の航空機関連設備投資が進み、大型マシニングセンタの受注が好調に推移しました。昨年9月に開催された米国の展示会(IMTS)では新技術と高精度マシニングセンタを積極的にアピールし、受注、引合いを獲得しました。期後半に入ると低迷していた中国、台湾の市場が回復に転じ、産業機械や工作機械関連業種を中心に受注を獲得することができました。
  その結果、当セグメントの売上高は144億28百万円(前期比9.1%増)セグメント利益(営業利益)は、4億14百万円(前期比46.1%減)となりました。
②産業機械部門
 当社グループの産業機械部門は、昨年4月に販売を開始した新型オイルフリーコンプレッサが市場において好評価を得て、売上増加とシェアアップに大きく貢献しました。大口のお客様をターゲットとした特販室を設置し、大型案件に対して特販室と地方営業所が協力して、受注を獲得する体制の整備を図り、大型案件の受注、引合いを獲得しました。当社主催の展示会(MTF)においては前年を上回る来場者数と受注を達成することができ、売上増加に貢献しました。部品販売は依然として好調に推移し、売上・利益向上に貢献しました。海外においてはオイルフリー機を主力とし、アジア地域を中心に営業活動を行い、受注を獲得しました。期後半にはエアエンドの受注が好調に推移したこともあり、売上の増加に大きく貢献しました。
 その結果、当セグメントの売上高は111億32百万円(前期比3.1%増)、セグメント利益(営業利益)は8億91百万円(前期比14.0%増)となりました。

 

 

 

(2)  キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)残高は前連結会計年度末より5億80百万円増加し、21億85百万円(前年同期比36.2%増)となりました。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動による資金の増加は5億95百万円(前年同期比10百万円の減少)となりました。これは主にたな卸資産の減少によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動による資金の減少は7億86百万円(前年同期比55百万円の増加)となりました。これは主に設備投資の減少によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動による資金の増加は7億88百万円(前年同期比19億75百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の新規借入によるものです。