株式会社ニッコウトラベル

上場廃止 (2017/05/02) 株式等売渡請求による取得 サービス業旅行代理店非上場

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最終更新:

E04361 Japan GAAP

売上高

43.3億 円

前期

44.6億 円

前期比

96.9%


3【事業の内容】

 当社グループは、当社及び子会社2社により構成されており、一般顧客を対象とした海外旅行事業及び関連事業を営んでおります。

 株式会社ニッコウ企画は、当社旅行商品の広告の代理業務を担当しております。
 ライム・ツリー・クルーゼズ社は、河川クルーズ船「セレナーデ2号」の運用を行っております。

 

[事業系統図]

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

※画像省略しています。

16/06/30

1【業績等の概要】

(1)業績

 当連結会計年度におけるわが国経済は、上期は政府・日銀の政策を背景に円安や原油安もあり全体的には緩やかな回復基調にありました。下期は中国および新興国の景気減速の顕在化、年明け以降の急激な円高進行と株価変動等により、景気低迷への懸念から先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループは、このような経営環境下においても、お客様の立場に配慮した「ゆとりある豊かな旅」「高い安心感と満足感」を主眼とし、より一層、差別化されたサービスの提供を目指してまいりました。

 今期の状況は、当社が創業40周年を迎え、特別に企画したツアーは全体的に好調でした。

 しかしながら、情勢不安となってしまった地域を対象に含むツアーは残念ながらその影響を受け、比較的安全な地域の販売を強化する等の対策を行いました結果、当連結会計年度の業績は、営業収益43億28百万円(前期比3.1%減)、営業利益1億98百万円(前期比7.9%減)、経常利益3億円(前期比24.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億9百万円(前期比24.5%減)となりました。

 

<商品開発>

 当社ツアーは、お客様に安心して旅行をお楽しみいただくため、外務省の「渡航情報(危険情報)」と当社独自の情報分析も加えて、安全性を重視したツアーの企画・催行を判断しております。

 ツアーの特徴といたしましては、満足度の高い商品開発を念頭に、お客様の健脚度に合わせて旅の「ほどあい」を示す『ゆったり度』を3段階に分け、その基準に基づき商品開発を行っております。そのため年齢や体力を理由に海外旅行を諦めていた方まで、お客様ご自身にあったご旅行をお選びいただくことができるようになっております。

 特に当社の主力商品セレナーデ号の河川クルーズでは、お客様が観光当日の体調によって選べる観光「しっかり観光」「ゆったり観光」を導入しており、体力に自信のない方や当社を初めてご利用いただくお客様にも安心してご参加いただいております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、86百万円の資金の増加となりました。
 主な増減要因としては、下記の内容が挙げられます。

①税金等調整前当期純利益3億16百万円の計上による資金の増加

②営業債権(営業未収入金・旅行前払金)残高の変動に伴い資金が34百万円増加

③営業債務(営業未払金・旅行前受金)残高の変動に伴い資金が36百万円減少

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1億1百万円の資金の減少となりました。
 主な増減要因としては、下記の内容が挙げられます。

①投資有価証券の購入により資金が4億18百万円減少

②投資有価証券の売却により資金が3億45百万円増加

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は、1億37百万円となりました。これは自己株式の取得による支出および配当金の支払いによるものであります。