E27050 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症における行動制限の緩和により、国内経済は緩やかな回復の動きを見せております。一方で、世界的な地政学リスクの高まりや物価上昇などにより、依然として先行き不透明な状態が続いております。
こうした環境の中、各企業は規模や業種を問わず、ビジネスモデル変革や生産性向上などDX(デジタルトランスフォーメーション)による課題解決に取り組んでいます。これに伴うIT投資意欲は引き続き堅調に推移するものと見込まれます。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高9,509,160千円(前年同期比18.9%増)、営業利益1,173,457千円(同4.3%増)、経常利益1,230,112千円(同4.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,111,309千円(同41.6%増)となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ383,799千円増加し6,495,575千円となりました。これは主に売掛金及び契約資産が501,564千円増加し、現金及び預金が62,353千円増加し、電子記録債権が190,635千円減少したこと等によるものであります。
固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ759,266千円減少し2,996,335千円となりました。これは主に投資有価証券が687,060千円、繰延税金資産が47,288千円減少したこと等によるものであります。
以上の結果、資産合計は前連結会計年度末と比べ375,466千円減少し9,491,910千円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末と比べ810,599千円減少し1,882,837千円となりました。これは主に未払法人税等が189,827千円、賞与引当金が171,641千円、買掛金が163,972千円、短期借入金が150,000千円、未払金が91,747千円減少したこと等によるものであります。
固定負債の残高は、前連結会計年度末と比べ140,091千円減少し469,473千円となりました。これは主に繰延税金負債が167,046千円減少し、退職給付に係る負債が26,087千円増加したこと等によるものであります。
以上の結果、負債合計は前連結会計年度末と比べ950,691千円増加し2,352,311千円となりました。
③純資産
純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ575,224千円増加し7,139,598千円となりました。これは主に利益剰余金が814,019千円、為替換算調整勘定が161,916千円増加し、その他有価証券評価差額金が442,255千円減少したこと等によるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが用いた会計上の見積り及び仮定は、前連結会計年度の有価証券報告書「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」の記載から重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は177,574千円であります。