売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01721 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期累計期間における我が国経済は、物価高による個人消費の伸び悩みや海外景気減速による輸出の停滞もある中、インバウンド需要の継続、半導体不足解消による生産の持ち直し及び引き続き旺盛な省力化投資によって、景気は緩やかに回復しております。

かかる状況下、当第3四半期累計期間は、シャシの入庫も進み大型機種の販売は増加となりましたが、部材高騰の影響に加えて、前事業年度より利用開始した基幹システムの償却負担及び同じく前事業年度に従業員に対して付与した譲渡制限付株式の費用化などにより、前年同四半期比増収・減益の結果となりました。

 

業績(数値)につきましては、前第3四半期累計期間に比べ受注高は1,647百万円増の11,390百万円(前年同四半期比16.9%増)、売上高は661百万円増の9,029百万円(前年同四半期比7.9%増)となりました。損益につきましては、営業利益は26百万円減の551百万円(前年同四半期比4.5%減)、経常利益は29百万円減の566百万円(前年同四半期比4.9%減)、四半期純利益は11百万円減の388百万円(前年同四半期比2.9%減)を計上することとなりました。

 

当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末残高に比べ512百万円増加し、14,267百万円となりました。これは主に、売上債権の減少289百万円、未収入金の減少200百万円、有形固定資産の減少140百万円及び繰延税金資産の減少61百万円はありましたが、棚卸資産の増加982百万円、現金及び預金の増加145百万円及び未収還付法人税等の増加87百万円によるものであります。

負債は、前事業年度末残高に比べ391百万円増加し、7,858百万円となりました。これは主に、未払法人税等の減少312百万円、未払消費税等の減少290百万円、借入金の減少262百万円及び引当金の減少107百万円はありましたが、仕入債務の増加1,138百万円、契約負債の増加163百万円及び預り金の増加54百万円によるものであります。

純資産は、前事業年度末残高に比べ121百万円増加し、6,409百万円となりました。これは主に、剰余金の配当268百万円はありましたが、四半期純利益の計上388百万円によるものであります。

 

(2) 研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は72百万円であります。