売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E32364 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和に伴い、個人消費の回復やインバウンド需要の増加など、穏やかな景気回復基調となりました。しかしながら、原材料・エネルギー価格の高騰や円安による物価上昇、ウクライナ情勢の長期化等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 当社が属します食品製造業におきましても同様に、主原料の大豆や油脂、包材などの原材料価格の高騰に加え、都市ガス、電気などのエネルギーコストの上昇もあり厳しい経営環境が続いております。
  このような状況のもと、当社は価格改定をお願いするとともに、国内産大豆による高付加価値商品への切り替えを進め、価格改定をお願いした後も当社の美味しさに拘った商品が受け入れられ販売数量は増加致しました。また、省エネ効果の高い設備への更新に積極的に取組み経費削減に努めております。

以上の結果、当第2四半期累計期間における業績は、売上高は9,571百万円と前年同四半期と比べ1,733百万円(22.1%)の増加となりました。

利益につきましては、営業利益は1,274百万円と前年同四半期と比べ770百万円(152.6%)の増益、経常利益は1,274百万円と前年同四半期と比べ752百万円(144.3%)の増益、四半期純利益は893百万円と前年同四半期と比べ540百万円(153.4%)の増益となりました。

なお、当社は単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産の部

当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比較して1,342百万円増加し、15,157百万円となりました。

流動資産は、前事業年度末と比較して1,138百万円増加し、3,946百万円となりました。これは主に売掛金が956百万円増加したこと等によるものです。

固定資産は、前事業年度末と比較して204百万円増加し、11,210百万円となりました。これは建設仮勘定が207百万円増加したこと等によるものです。

 

② 負債の部

当第2四半期会計期間末における総負債は、前事業年度末と比較して574百万円増加し、6,099百万円となりました。

流動負債は、前事業年度末と比較して816百万円増加し、3,967百万円となりました。これは主に買掛金が322百万円増加したこと及び未払金が256百万円増加したこと等によるものです。

固定負債は、前事業年度末と比較して241百万円減少し、2,131百万円となりました。これは主に長期借入金が227百万円減少したこと等によるものです。

 

③ 純資産の部

当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末と比較して768百万円増加し、9,057百万円となりました。これは主に、利益剰余金が768百万円増加したこと等によるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末と比較して145百万円増加し、549百万円となりました。

 

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、1,229百万円(前年同四半期は525百万円の収入)となりました。

これは、支出要因として売上増加に伴う売上債権の増加956百万円等があった一方で、収入要因として税引前四半期純利益1,328百万円、減価償却費724百万円等があったことによるものです。

 

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は、689百万円(前年同四半期は264百万円の支出)となりました。

これは、設備投資等により、有形固定資産の取得による支出744百万円等があったことによるものです。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は、394百万円(前年同四半期は192百万円の支出)となりました。

これは、長期借入金の返済による支出255百万円等があったことによるものです。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 主要な設備

当第2四半期累計期間において、主要な設備について重要な変更はありません。