売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00497 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、経済活動及び社会活動の正常化が一段と進み、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米国の利上げなどの世界各国の金融政策の影響に加え、ウクライナ情勢の長期化に伴う原材料・エネルギー価格の高騰など、景気の先行きはますます不透明となっております。

食品業界におきましては、原材料価格の高騰、円安の進行による物価上昇の影響に伴い、各企業において商品の値上げや価格の見直しが実施されることにより、お客さまの節約志向や買い控えの傾向が続いており、経営環境は一層厳しさを増してきております。

このような状況の中で、当社では2023年6月及び10月に行った製品の価格改定に加え、主力製品の棒ラーメン、カップめんの販売が好調に推移したことにより、売上高は6,846百万円(前年同四半期比9.3%増)となりましたが、損益面につきましては、原材料費をはじめとする各種コストの上昇により、営業利益は336百万円(前年同四半期比11.5%減)、経常利益は390百万円(前年同四半期比6.5%減)、四半期純利益は263百万円(前年同四半期比5.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ65百万円増加しました。これは主に減価償却等により有形固定資産が331百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が460百万円増加したこと等によるものであります。

また、負債は、前事業年度末に比べ214百万円減少しました。これは主に長期借入金が216百万円減少したこと等によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

なお、研究開発費として特に計上すべき金額はありません。