株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン

ブランドなど:GDOゴルフショップゴルフガレージGOLFTEC
小売業ネット通販プライムTOPIX Small 2

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E05391 Japan GAAP


2  【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況

当第3四半期連結累計期間(2023年1月1日2023年9月30日)における国内の経営環境は、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19と言います。)禍における行動制限が緩和されて以降、個人消費活動やインバウンド需要の回復、雇用・所得環境の改善等で景気は緩やかに回復基調が続いております。一方、物価の上昇、資源価格の高止まりや円安の進行の他、金融引き締め等による海外経済の減速等、景気動向は依然として不透明な状況が続いています。

インターネットを取り巻く環境は、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等が成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においては、ゴルフ大国と言われる米国を中心にIT技術を取り入れること等でゴルフ場以外の場所で楽しむ「オフコースゴルファー」が台頭する等、ゴルファーの需要スタイルは日々変化しております。

このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間(2023年1月1日2023年9月30日)の業績は売上高38,383百万円前年同期比15.6%増)となりましたが、主に、前年に開始したゴルフ弾道測定器事業において費用が先行したこと等から営業損失290百万円(前年同期は営業利益921百万円)となりました。一方、円安の影響から為替差益760百万円の計上等により経常利益268百万円前年同期比73.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益137百万円前年同期比90.5%減)となりました。

 

主要セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

「国内」セグメント 

当第3四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、売上高20,841百万円前年同期比4.5%増)となりました。また、ゴルフ用品販売事業において物価上昇の影響や在庫調整を進めたことで売上総利益率が低下したこと等からセグメント利益は961百万円前年同期比23.0%減)となりました。

 

「海外」セグメント 

当第3四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、2022年8月に取得したゴルフ弾道測定器事業において2023年5月に発売開始した新モデル機種の販売が順調に推移し売上高17,542百万円前年同期比32.3%増)となりました。一方、当該事業の費用が先行したこと及びのれん等償却費が増加したこと等によりセグメント損失は1,251百万円前年同期はセグメント損失326百万円)となりました。

 

 

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間の財政状況は、総資産47,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,187百万円増加しました。負債は、前連結会計年度末に比べ4,174百万円増加の46,100百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末に比べて13百万円増加し、1,612百万円となりました。

資産については、商品が757百万円、有形固定資産が2,090百万円、無形固定資産が988百万円増加しました。負債については、リース債務が1,132百万円、契約負債が1,134百万円増加した一方、長期借入金が665百万円減少しました。利益剰余金は36百万円の減少となりました。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間末において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。