E03273 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症が経済に与える影響が縮小し、景気の緩やかな回復基調が続きました。一方で、物価上昇や海外経済の減速等に起因する景気の下振れリスクもあり、先行きは不透明な状況となっております。
当社グループが主に事業展開している小売業界等においても、原材料費・物流費・光熱費・人件費のコスト上昇等の影響を受けて、先行き不透明な経営環境が継続しております。
このような環境の中で、当社グループは、2021年4月に公表した「第3次中期経営計画~ずっと大好きや!!コーナン~これからもあなたにぴったり」の計画達成に向け各種施策に取り組んでおります。
店舗拡充の分野では、グループ全体で22店舗の出店と3店舗の閉店を実施しました。また、2023年6月1日付で株式会社ホームインプルーブメントひろせを株式取得により子会社化したことで32店舗増加しました。これらにより、当第3四半期連結会計期間末の当社グループの店舗数は587店舗となりました。
なお、KOHNAN VIETNAM CO., LTD.の第3四半期累計期間は、2023年1月1日から2023年9月30日であるため、当第3四半期連結会計期間末現在の店舗数は、2023年9月30日現在の店舗数を表示しております。
店舗数の増減(単位:店)
|
前期末 店舗数 |
出店 |
閉店 |
合併又は 子会社化による増減 |
当第3四半期連結会計期間末 店舗数 |
コーナン商事株式会社 |
442 |
14 |
△3 |
11 |
464 |
株式会社ビーバートザン |
11 |
- |
- |
△11 |
- |
株式会社建デポ (うち、FC店) |
72 (3) |
6 (-) |
- (-) |
- (-) |
78 (3) |
株式会社ホームインプルーブメントひろせ |
- |
- |
- |
32 |
32 |
国内計 (うち、FC店) |
525 (3) |
20 (-) |
△3 (-) |
32 (-) |
574 (3) |
KOHNAN VIETNAM CO., LTD. |
11 |
2 |
- |
- |
13 |
合計 (うち、FC店) |
536 (3) |
22 (-) |
△3 (-) |
32 (-) |
587 (3) |
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は356,050百万円(前年同四半期比7.6%増)、売上総利益は128,946百万円(前年同四半期比7.2%増)、販売費及び一般管理費は120,775百万円(前年同四半期比5.7%増)、営業利益は20,374百万円(前年同四半期比13.7%増)、経常利益は19,058百万円(前年同四半期比14.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12,874百万円(前年同四半期比16.8%増)となりました。
②財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末より44,190百万円増加し、463,440百万円となりました。商品及び製品が17,464百万円、売掛金が4,272百万円、建物及び構築物が8,592百万円、建設仮勘定が3,293百万円それぞれ増加したことなどによります。
負債総額は前連結会計年度末より37,621百万円増加し、307,316百万円となりました。買掛金が8,953百万円、長期借入金が28,094百万円それぞれ増加し、短期借入金が3,787百万円減少したことなどによります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は156,124百万円で、自己資本比率は33.7%となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。