E34102 Japan GAAP
文中における将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは創業時より「事業活動を通じての社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」の2つを経営理念としております。また、経営理念に基づく当社グループの事業活動を示すミッションとして「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」を掲げております。
このミッションに基づき、拡大するリユース市場の中で私たちの強みを活かし、リユースのリーディングカンパニーとして循環型社会の実現に向けた取組を推進するとともに、全従業員が自信と情熱を持ち、安心して働き、成長できる会社になることを目指します。
当社グループは2028年5月期を最終年度とする中期経営方針において、グループの強みである人財育成やサステナビリティへの取組などの普遍的な価値を土台とし、「深化領域」と位置付ける国内ブックオフ事業で、認知度の高さを活用して安定した収益を獲得するとともに、「探索領域」と位置付けるプレミアムサービス事業、海外事業や新たな事業に対して経営資源・ノウハウを投入し、経験豊富な人財の輩出によりグループの事業規模拡大と利益成長を進めることで、事業ポートフォリオの変革を行うことを定めました。
当中間連結会計期間においては、売上高61,104百万円(前年同期比7.6%増)、経常利益1,454百万円(前年同期比15.1%減)となりました。売上高は、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業、その他事業の各セグメントにおいて前年同期を上回りました。一方、各セグメントで減益となったことで、経常利益は前年同期を下回りました。
カザフスタンにおける合弁契約を解消し、出資持分を全て譲渡したことに伴う関係会社出資金売却損や、国内ブックオフ事業における戦略的な退店に伴う店舗等閉鎖損失引当金繰入額の影響等により、親会社株主に帰属する中間純利益741百万円(前年同期比18.8%減)となりました。
第2四半期連結会計期間は、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業において、増収増益となりました。経常利益は867百万円(前年同期比67.1%増)となり、増益に転換しました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(国内ブックオフ事業)
当中間連結会計期間において、BOOKOFF PLUS1店舗(登別店)、BOOKOFF8店舗(苫小牧見山店、恵庭バイパス店、旭川永山店、旭川旭神店、旭川旭町店、千歳サーモン橋店、札幌山鼻店、苫小牧柳町店)をFC加盟店より受管しました。またBOOKOFF SUPER BAZAAR1店舗(トライアル伊勢崎中央店)を出店しました。
直営既存店においてトレーディングカード・ホビー、貴金属・時計・ブランドバッグ、アパレル、書籍等の売上高が前年同期を上回ったことで、売上高52,952百万円(前年同期比6.5%増)となりました。人件費の増加は売上高の伸長に伴う売上総利益の増加で吸収したものの、システム機器の更新やツール類の価格改定等、システム関連費用が増加し、セグメント利益2,339百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
第1四半期連結会計期間は減益となりましたが、第2四半期連結会計期間は各種費用の増加を売上総利益の増加が上回り、増益に転換しました。
(プレミアムサービス事業)
当中間連結会計期間において、hugall3店舗(井筒屋中間ショップ、柏髙島屋ステーションモール店、芦屋モンテメール店)、aidect1店舗(日本橋髙島屋S.C.店)を出店しました。
仕入金額の増加に伴い、売上高は前年同期を上回り、売上高4,029百万円(前年同期比17.6%増)となりました。一方で、人件費等の増加を売上総利益の増加で吸収するには至らず、セグメント損失14百万円(前年同期はセグメント利益17百万円)となりました。
第2四半期連結会計期間においては、貴金属相場高騰の影響による仕入金額の増加により、増益に転換しました。
(海外事業)
当中間連結会計期間において、アメリカ合衆国にBOOKOFF1店舗(Noho店)、マレーシア国にJalan Jalan Japan3店舗(Mesa Mall Nilai店、Galleria Kotaraya店、Wangsa Maju店)を出店しました。
アメリカ合衆国内の「BOOKOFF」、マレーシア国の「Jalan Jalan Japan」それぞれにおいて新規出店及び過年度出店が寄与し、売上高が前年同期を上回ったことで、売上高3,326百万円(前年同期比13.4%増)となりました。一方で、マレーシア国における既存店売上高が前年同期を下回ったこと等により、セグメント利益365百万円(前年同期比11.8%減)となりました。
(その他)
当中間連結会計期間において、Japan TCG Center2店舗(八王子駅前店、千葉駅前店)を出店しました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ370百万円増加し、6,998百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの変動要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は1,257百万円(前年同期は935百万円増加)となりました。これは、法人税等の支払額597百万円、売上債権の増加額236百万円、棚卸資産の増加額221百万円等により資金が減少した一方、税金等調整前中間純利益1,347百万円、減価償却費1,117百万円等により資金が増加したことが主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1,364百万円(前年同期は1,763百万円減少)となりました。これは、新規出店、既存店リニューアルや譲受等に伴う有形固定資産の取得による支出922百万円、店舗譲受による支出339百万円等により資金が減少したことが主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は471百万円(前年同期は658百万円増加)となりました。これは、配当金の支払額437百万円、社債の償還による支出330百万円、リース債務の返済による支出215百万円により資金が減少した一方、借入金の純増額1,454百万円により資金が増加したことが要因です。
(3)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(6)財政状態の分析
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産残高は34,691百万円(前連結会計年度末は33,517百万円)となり、1,174百万円増加しました。現金及び預金が370百万円、商品が300百万円、その他流動資産が283百万円、売掛金が244百万円増加したことが主な要因です。
(固定資産)
当中間連結会計期間末における固定資産残高は23,931百万円(前連結会計年度末は23,863百万円)となり、67百万円増加しました。無形固定資産が125百万円減少した一方で、有形固定資産が267百万円増加したことが主な要因です。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債残高は39,393百万円(前連結会計年度末は38,513百万円)となり、880百万円増加しました。賞与引当金、未払法人税等が減少した一方、銀行借入により借入金が増加したことが主な要因です。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産残高は19,229百万円(前連結会計年度末は18,867百万円)となり、362百万円増加しました。剰余金の配当を実施した一方、親会社株主に帰属する中間純利益を計上したことが主な要因です。