売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03141 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、好調なインバウンド需要や企業収益の堅調さから底堅く推移しました。一方、幅広い分野における物価上昇やウクライナ、中東情勢による地政学リスクの影響等から景気の先行きは不透明な状況が続いております。個人消費におきましては、賃上げを背景とした雇用・所得環境の改善から、宿泊、飲食、レジャー等のサービス消費は堅調であったものの、実質賃金がマイナスの状況が続いており、全体としては勢いを欠くものとなりました。

 当第1四半期累計期間の営業収益につきましては、「ホームセンターは、農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店である。」の基軸のもと、園芸農業、資材工具関連部門を中心に継続して商品力の強化に取り組み、前年同期を上回ることができました。春先は気温が低く、積雪や雨天の日が多かった影響から客足が鈍く、低調に推移しましたものの、期間を通じては概ね天候にも恵まれ、堅調に推移しました。

 当第1四半期累計期間の営業収益(売上高及び営業収入)は、122億1千8百万円で前年同期比3千2百万円(0.3%)の増加となりました。売上高は、120億3百万円で前年同期比4千万円(0.3%)の増加、営業収入は2億1千5百万円で前年同期比8百万円(3.8%)の減少となりました。

 損益面では、売上高及び売上総利益の増加と販売費及び一般管理費の減少により、営業利益は4億7千9百万円で前年同期比1億7千4百万円(57.1%)の増加、経常利益は4億7千5百万円で前年同期比1億7千1百万円(56.6%)の増加となりました。四半期純利益につきましては、3億1千万円で前年同期比1億4千4百万円(87.3%)の増加となりました。

 なお、当社はホームセンターを主たる事業とする一般小売業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の状況

 当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比較し9億6千8百万円増加し、394億7千7百万円となりました。これは、主に現金及び預金5億8千7百万円、商品1億5千1百万円及び受取手形及び売掛金1億9千3百万円の増加等によるものであります。

 当第1四半期会計期間末における負債は、前事業年度末と比較し6億7千8百万円増加し、263億5千9百万円となりました。これは、主に支払手形及び買掛金2億7千2百万円及び電子記録債務11億9百万円の増加と、借入金10億3千9百万円の減少等によるものであります。

 当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末と比較し2億8千9百万円増加し、131億1千8百万円となりました。これは、主に四半期純利益による3億1千万円の増加と、剰余金の配当による8千1百万円の減少等によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

 主要な設備の新設について、当第1四半期累計期間において、新たに確定したものは、次のとおりであります。

 

事業所名

(所在地)

事業部門の名称

設備の内容

投資予定額(千円)

資金調達

方法

着手年月

完了

(予定)年月

完成後の売場面積

(㎡)

増加する売場面積

(㎡)

総額

既支払額

西郷店

(島根県隠岐郡隠岐の島町)

ホームセンター事業

新設店舗

(建替)

1,210,800

193,229

自己資金

及び

借入金

2024年6月

2025年3月

4,126

2,275