株式会社フジコー

上場廃止 (2020/03/09) 株式の併合 サービス業廃棄物処理東証2部

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ROE 自己資本利益率

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損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

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報告書・短信

  • 2020/02/05四半期報告書-第47期第2四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
  • 2019/11/01四半期報告書-第47期第1四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
  • 2019/09/26有価証券報告書-第46期(平成30年7月1日-令和1年6月30日)

ニュース

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最終更新:

E05396 Japan GAAP

売上高

39.2億 円

前期

34.3億 円

前期比

114.4%

平均給与

499.1万 円

平均年齢(勤続年数)

48.1歳(9.4年)

従業員数

0.0人(連結:113人)


 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社(株式会社フジコー)及び連結子会社4社(株式会社一戸フォレストパワー、株式会社一戸森林資源、御所野縄文パワー株式会社、御所野縄文電力株式会社)、非連結子会社1社(株式会社遊楽ファーム)により構成されており、建設系リサイクル事業、食品系リサイクル事業、白蟻解体工事、森林発電事業を行っております。

当社の事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

 

セグメントの名称

事業内容

会社名

建設系

リサイクル事業

首都圏近郊の廃棄物処理会社、ハウスメーカー並びに工場、倉庫、ショッピングセンター等からの委託を受け、木くず、紙くず、廃プラスチック類等の産業廃棄物及び一般廃棄物を受入れ、当社が保有する施設において、焼却、破砕、リサイクル処理を行っております。発電施設では、受入れた木くず等のバイオマス(生物資源)を原料とした発電により、温室効果ガスの削減を推進し、自然エネルギーとして付加価値の高い電力販売を行っております。あわせて住宅、アパート等の新築、改築時に発生する廃棄物を発生場所から処理施設まで運搬する収集運搬業務を行っております。

当社

食品系

リサイクル事業

食品関連事業者等から委託を受け、食品廃棄物のうち、リサイクルが可能な食品循環資源である産業廃棄物及び一般廃棄物を受入れ、当社が保有する施設において、発酵分解による堆肥化、発酵による飼料化へのリサイクル処理を行っております。リサイクル製品であるリキッドフィードは養豚農家へ販売しております。

再生堆肥の品質向上を目的として、農作物の栽培試験及び農作物の生産販売を㈱遊楽ファームにて行っております。

当社
㈱遊楽ファーム

白蟻解体工事

建築関連事業者等からの依頼により、住宅及びアパート等の解体工事、白蟻予防工事の見積調査及び施工を主として行っております。あわせて、リフォーム会社からの依頼により、既存住宅の白蟻防除工事、家屋害虫の駆除工事等を行っております。

当社

森林発電事業

森林資源である未利用木材、製材所から発生する製材くず等を購入し、自社で保有する燃料化工場(㈱一戸森林資源)において、破砕、粒度及び水分調整を行い,製品化された燃料チップをエネルギー源として、自社で保有する発電施設(㈱一戸フォレストパワー)において自然エネルギー電力の発電を行っております。発生した電力は自社のPPS(御所野縄文パワー㈱、御所野縄文電力㈱)等を通じて、地元の小中学校、役場等の公共施設、事業会社並びに一般家庭へ電力供給を行っております。

㈱一戸フォレストパワー

㈱一戸森林資源

御所野縄文パワー㈱

御所野縄文電力㈱

 

 

 

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 

[事業系統図]

※画像省略しています。

 

19/09/26

1 【業績等の概要】

(1) 業績

 ① 当期の経営成績

当社は平成29年2月3日、千葉県より「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第14条の3第1号の規定に基づき、千葉県内の産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業(堆肥化による中間処理を除く)について平成29年2月8日から平成29年4月8日までの60日間の事業停止処分を受けました。このような事態を招いたことを深く反省するとともに、関係者の皆様方に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、改めて心よりお詫び申し上げます。

今後はこのような事が断じて発生することの無いよう極めて厳粛に受け止め、全社一丸となって法令順守の一層の徹底と再発防止に取り組むとともに、一層安全・安心な処分事業の構築・運営を推進する事により、皆様からの信頼回復とご期待に応えられるよう真摯に取り組んでまいります。

 

当連結会計年度における取り組みは、建設系リサイクル事業につきましては効率的な受入態勢と受入時のサービス向上に努めてまいりました。具体的には受入数量を制限することにより、お客様への迅速な対応と分別処理工程の効率化を進めてまいりました。また、単純に受入数量を制限するだけではなく、受入数量及び売上高の安定化、平準化を目指し、既存の取引先に加え、新規取引先からの受注拡大にも努めてまいりました。食品系リサイクル事業は、鉾田ファームでの養豚事業を譲渡し、液状化飼料のリサイクル販売に注力してまいりました。

新規事業であります森林発電事業につきましては、当連結会計年度より通年稼働での営業運転となりますが、燃料となる木材調達、木材の燃料チップへの加工、発電事業並びに電力小売り事業に至るまで概ね計画通り推移しております。

これらの結果、当連結会計年度の売上高は3,363百万円(前年同期比18.4%増)となり、森林発電事業の開始により売上高が過去最高を更新し、8期連続での増収となりました。売上原価は2,904百万円(前年同期比29.1%増)となり、既存事業においては外注委託費用等の削減により326百万円減少しておりますが、森林発電事業においては通年稼働により燃料仕入費用を含め売上原価が発生しております。

販売費及び一般管理費は、事業停止に伴う削減に加え、森林発電事業の営業運転開始により230百万円(前年同期比26.7%減)と大幅に減少しております。以上の結果、営業利益は228百万円(前年同期比17.3%減)、経常利益は180百万円(前年同期比25.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は83百万円(前年同期比38.1%減)となりました。

(単位:百万円)

 

当期

前期

前期比

計画

計画比

売上高

3,363

2,841

522

3,330

33

売上原価

2,904

2,250

653

2,883

21

売上総利益

459

590

△131

447

12

販売費及び一般管理費

230

314

△83

227

3

営業利益

228

276

△47

220

8

 

     ※上記計画は、平成29年5月10日に公表しました修正計画となります。

 

 

 ② セグメント別の実績

    セグメント別売上高

                               (単位:百万円)

セグメントの名称

売上高

構成比

建設系リサイクル事業

1,456

43.3%

食品系リサイクル事業

217

6.5%

白蟻解体工事

187

5.6%

森林発電事業

1,501

44.6%

合計

3,363

100.0%

 

19/09/26