E05396 Japan GAAP
前期
34.3億 円
前期比
114.4%
平均年齢(勤続年数)
48.1歳(9.4年)
従業員数
0.0人(連結:113人)
当社グループは、当社(株式会社フジコー)及び連結子会社4社(株式会社一戸フォレストパワー、株式会社一戸森林資源、御所野縄文パワー株式会社、御所野縄文電力株式会社)、非連結子会社1社(株式会社遊楽ファーム)により構成されており、建設系リサイクル事業、食品系リサイクル事業、白蟻解体工事、森林発電事業を行っております。
当社の事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
[事業系統図]
当社は平成29年2月3日、千葉県より「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第14条の3第1号の規定に基づき、千葉県内の産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業(堆肥化による中間処理を除く)について平成29年2月8日から平成29年4月8日までの60日間の事業停止処分を受けました。このような事態を招いたことを深く反省するとともに、関係者の皆様方に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、改めて心よりお詫び申し上げます。
今後はこのような事が断じて発生することの無いよう極めて厳粛に受け止め、全社一丸となって法令順守の一層の徹底と再発防止に取り組むとともに、一層安全・安心な処分事業の構築・運営を推進する事により、皆様からの信頼回復とご期待に応えられるよう真摯に取り組んでまいります。
当連結会計年度における取り組みは、建設系リサイクル事業につきましては効率的な受入態勢と受入時のサービス向上に努めてまいりました。具体的には受入数量を制限することにより、お客様への迅速な対応と分別処理工程の効率化を進めてまいりました。また、単純に受入数量を制限するだけではなく、受入数量及び売上高の安定化、平準化を目指し、既存の取引先に加え、新規取引先からの受注拡大にも努めてまいりました。食品系リサイクル事業は、鉾田ファームでの養豚事業を譲渡し、液状化飼料のリサイクル販売に注力してまいりました。
新規事業であります森林発電事業につきましては、当連結会計年度より通年稼働での営業運転となりますが、燃料となる木材調達、木材の燃料チップへの加工、発電事業並びに電力小売り事業に至るまで概ね計画通り推移しております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は3,363百万円(前年同期比18.4%増)となり、森林発電事業の開始により売上高が過去最高を更新し、8期連続での増収となりました。売上原価は2,904百万円(前年同期比29.1%増)となり、既存事業においては外注委託費用等の削減により326百万円減少しておりますが、森林発電事業においては通年稼働により燃料仕入費用を含め売上原価が発生しております。
販売費及び一般管理費は、事業停止に伴う削減に加え、森林発電事業の営業運転開始により230百万円(前年同期比26.7%減)と大幅に減少しております。以上の結果、営業利益は228百万円(前年同期比17.3%減)、経常利益は180百万円(前年同期比25.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は83百万円(前年同期比38.1%減)となりました。
(単位:百万円)
|
当期 |
前期 |
前期比 |
計画 |
計画比 |
売上高 |
3,363 |
2,841 |
522 |
3,330 |
33 |
売上原価 |
2,904 |
2,250 |
653 |
2,883 |
21 |
売上総利益 |
459 |
590 |
△131 |
447 |
12 |
販売費及び一般管理費 |
230 |
314 |
△83 |
227 |
3 |
営業利益 |
228 |
276 |
△47 |
220 |
8 |
※上記計画は、平成29年5月10日に公表しました修正計画となります。
セグメント別売上高
(単位:百万円)
セグメントの名称 |
売上高 |
構成比 |
建設系リサイクル事業 |
1,456 |
43.3% |
食品系リサイクル事業 |
217 |
6.5% |
白蟻解体工事 |
187 |
5.6% |
森林発電事業 |
1,501 |
44.6% |
合計 |
3,363 |
100.0% |
19/09/26