売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E03494 Japan GAAP

売上高

129.6億 円

前期

133.1億 円

前期比

97.3%

時価総額

43.0億 円

株価

835 (03/19)

発行済株式数

5,155,600

EPS(実績)

-149.72 円

PER(実績)

--- 倍

平均給与

472.1万 円

前期

467.7万 円

前期比

100.9%

平均年齢(勤続年数)

45.5歳(16.5年)

従業員数

236人(連結:240人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは、ヒラキ株式会社(当社)を企業集団の中核とし、連結子会社1社(上海平木福客商業有限公司)の計2社で構成されております。
 当社グループは、自社企画開発による靴・履物(直輸入商品)を中心として、衣料、日用雑貨品等の通信販売事業、店舗販売事業および卸販売事業を展開しております。
 上海平木福客商業有限公司は当社の各事業セグメントで販売する商品を調達しております。
 当社グループの事業における位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

 

セグメントの名称

事業内容

通信販売事業

(当社)

靴を中心としたカタログ、インターネット販売を行っております。

店舗販売事業

(当社)

靴を中心とした総合ディスカウントストアならびに靴専門店の運営、店舗販売を行っております。

卸販売事業

(当社)

大手小売店、量販店等への卸販売を行っております。

 

 

※画像省略しています。

 

 

事業の系統図は次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

25/06/30

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュフローの状況の概要は次のとおりであります。

① 経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調となりました。一方で、生活必需品やエネルギー価格の高騰、長引く円安により物価は上昇しており、消費者の生活防衛意識は一層高まっています。また、関税を巡る保護主義的な動きなど世界経済は不確実性が高まり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

このような環境の下、当社グループは当期の基本戦略を「オリジナル商品の価値向上」とし、開発体制を強化するとともに商品力の強化を通して価格以上の価値をお客様にお届けすべく、顧客満足度の高い商品提供を目指してまいりました。しかしながら、店舗販売事業の売上は堅調な一方で、通信販売事業の売上が計画を下回った結果、当連結会計年度における連結売上高は、129億60百万円(前期比2.7%減)となりました。利益面は、通信販売事業の利益が売上減少に伴い計画を下回った結果、営業損失は3百万円(前期は営業損失46百万円)、経常損失は0百万円(前期は経常利益0百万円)となりました。なお、保有する固定資産のうち、収益性の低下が見込まれる一部固定資産について、6億7百万円の特別損失(減損損失)を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は7億71百万円(前期は当期純損失15百万円)となりました。

当社グループの報告セグメントの連結会計年度における業績は、次のとおりであります。

 

(通信販売事業)

通信販売事業におきましては、商品面では新規受注を喚起するため、靴・衣料・雑貨の各カテゴリーにおいて低価格帯の販売促進商品のほか、春夏・秋冬新商品を約1,000点投入いたしました。また、8月より付加価値を付けた当社オリジナル商品としては高価格帯となる『手を使わずに履ける靴「SP-ON(税込3,190円~)」』を逐次20デザイン投入し、幅広い顧客層の受注喚起に努めました。販売促進面では、インスタグラム、Xを活用したインフルエンサーによる商品PR、アプリを使用した参加型の靴祭り・スクール応援キャンペーン等を実施し、新規顧客の獲得・既存顧客の受注促進に努めました。その結果、「SP-ON」の受注累計は6万5千足に達し、新規顧客の獲得に相応の成果を得ることができました。しかしながら、仕入価格の上昇等による価格改定に見合った価値ある商品を十分に提供するに至らず、総受注件数は前期を下回りました。この結果、売上高は61億38百万円(前期比8.2%減)となりました。利益面は経費の削減に努めましたが、減収の影響によりセグメント利益は2億3百万円(前期比29.4%減)となりました。

(店舗販売事業)

店舗販売事業におきましては、岩岡本店食品館リニューアルを機に来店客数は増加基調で推移し、食品部門のみならず他の部門にも好影響をもたらしました。また、靴部門の売上高は、「SP-ON」の販売が3万5千足を超えるなど、総合店・靴専門店ともに堅調な伸びを示し、前期を大きく上回りました。加えて、専門店を主にオリジナル商品の売上増加が売上総利益率のアップに寄与しました。この結果、売上高は66億30百万円(前期比3.3%増)となりました。利益面は、増収、売上総利益率のアップおよびチラシの効率配布等経費を削減した結果、セグメント利益は1億76百万円(前期比204.7%増)となりました。

(卸販売事業)

卸販売事業におきましては、主力取引先に対してレインシューズ・カジュアルスニーカーを主に販売を伸ばしたほか、ホームセンター向け販売において取扱店舗数が増加する一方、靴販売店向け「大卸し」およびその他取引先への販売が前期を下回った結果、売上高は1億90百万円(前期比9.5%減)となりました。利益面は、拠点の集約等により経費を削減した結果、セグメント利益は6百万円(前期はセグメント損失10百万円)となりました。

 

② 財政状態の状況

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ4億15百万円減少し、103億17百万円となりました。これは、現金及び預金が3億9百万円、売掛金が1億28百万円減少したこと等によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ8億59百万円減少し、46億71百万円となりました。これは、土地が5億9百万円(減損損失5億9百万円)、建物及び構築物が2億36百万円(減損損失97百万円)、繰延税金資産が1億38百万円減少したこと等によるものであります。

この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ12億75百万円減少し、149億88百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ2億52百万円減少し、34億56百万円となりました。これは、その他の流動負債が1億99百万円、未払金が1億1百万円減少し、買掛金が1億3百万円増加したこと等によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ1億50百万円減少し、50億50百万円となりました。これは、長期借入金が1億40百万円減少したこと等によるものであります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億2百万円減少し、85億6百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ8億72百万円減少し、64億82百万円となりました。これは、利益剰余金が8億69百万円減少したこと等によるものであります。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.0ポイント低下し、43.2%となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」で得られた資金を、「投資活動によるキャッシュ・フロー」および「財務活動によるキャッシュ・フロー」で使用した結果、前連結会計年度末に比べ1億79百万円減少し、26億80百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、1億63百万円(前期比88.6%減)となりました。これは主に、減損損失6億7百万円、減価償却費2億91百万円、税金等調整前当期純損失6億7百万円の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、0百万円(前期比99.9%減)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入39億30百万円、定期預金の預入による支出38億円、有形固定資産の取得による支出1億28百万円、投資有価証券の取得による支出2百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、3億42百万円(前期比11.9%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出21億95百万円、長期借入れによる収入20億円によるものであります。

 

④ 生産、受注および販売の実績

当社グループは、自社で企画・開発し、主に海外に生産委託しておりますので、生産および受注の状況に替えて仕入実績を記載しております。

 

(仕入実績)

当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

仕入実績(千円)

前年同期比(%)

 通信販売事業

2,456,957

133.9

 店舗販売事業

4,529,519

104.4

 卸販売事業

102,096

87.3

合計

7,088,573

112.7

 

 

(販売実績)

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売実績(千円)

前年同期比(%)

 通信販売事業

6,138,584

91.8

 店舗販売事業

6,630,500

103.3

 卸販売事業

190,989

90.5

合計

12,960,074

97.3

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析、検討内容は次のとおりであります。なお、記載内容における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 

 

① 財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容

当社グループは、「2026中期経営計画(2024~2026年度)」において、資本効率の観点から自己資本利益率(ROE)5%以上、安全性の観点から自己資本比率47%を目標に掲げております。初年度にあたる当連結会計年度では、営業損益は前期と比べて42百万円改善したものの営業損失3百万円にとどまり、その影響で6億7百万円の特別損失(減損損失)を計上いたしました。その結果、ROEは△11.2%、自己資本比率は43.2%となり、前連結会計年度末に比べても低下いたしました。

2期連続で営業損失となりました主たる要因は、岩岡本店食品館の改装や靴専門店の出店が寄与した店舗販売事業が前期比3.3%増の増収となった一方、通信販売事業が前期比8.2%減という大幅な減収となった点にあります。このため、通信販売事業の早急な立て直しが急務と認識しております。特に、当社グループのオリジナル商品は、絶対的な低価格を強みとしてお客様の支持を得てまいりましたが、昨今の円安環境下における商品原価の上昇および滞留在庫の消化促進といった複合的な要因が影響し、価格政策の運用に混乱が生じた結果、オリジナル商品の価格に対するお客様の信頼が揺らいだものと判断しております。

業績回復に向けた取り組みとして、まずは経費削減により着実な利益確保を図ります。具体的には、役員報酬の減額、テレビCMや各種イベントの見直し、カタログ配布の効率化等により、前期より1億50百万円程度の経費削減を計画しております。次に、通信販売事業の受注回復策として、価格以上の価値を提供するオリジナル商品の開発が不可欠であると考えております。注力する開発強化に50百万円程度を投入し、海外生産委託先との協力関係を一層深化させるとともに、直接現場に出向き二人三脚で取り組むことで商品開発のスピードを加速させ、お客様のニーズに合致した商品をタイムリーに市場へ投入することにより、収益力の回復を目指してまいります。

なお、報告セグメントごとの経営成績等の詳細につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご参照ください。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報

資金の流動性については利益の確保および債権ならびに商品在庫を適正水準に維持することにより、必要運転資金の増加を抑えることで、キャッシュ・フローの安定的な確保に努めております。

また、資金調達は長期安定資金の導入を積極的に行いながら、短期的には当座借越枠を確保することにより、手許流動性資金は一定の水準を確保しております。

当社グループの資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用によるもの、およびシステム関連や建物設備への投資等によるものであります。これらの資金需要に対しては、営業活動から獲得する自己資金および金融機関からの長期借入金等による調達を基本としております。

 

③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。