売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

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最終更新:

E00952 Japan GAAP

売上高

955.8億 円

前期

914.8億 円

前期比

104.5%

時価総額

890.1億 円

株価

2,899 (03/12)

発行済株式数

30,705,100

EPS(実績)

305.75 円

PER(実績)

9.48 倍

平均給与

824.3万 円

前期

772.8万 円

前期比

106.7%

平均年齢(勤続年数)

39.4歳(15.6年)

従業員数

997人(連結:1,858人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社18社で構成されており、その主な事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

(1)国内食品事業

家庭用食品(一般家庭向け加工食品)、業務用食品(業務用市場向け加工食品など)及び加工食品用原料等(食品業界向け加工食品用原料・食品用改良剤・ビタミンなど)の製造、販売を行っており、以下の製品群を取り扱っております。

 海藻(わかめ)商品 … 理研食品㈱が製造し、当社が販売しております。

ドレッシング ………… 当社が製造、販売しております。

 エキス・調味料類 …… 当社及び理研食品㈱が製造し、また当社が製造する一部製品はサニー包装㈱が小分け包装し、当社が販売しております。

食品用改良剤 ………… 当社が製造、販売しており、栄研商事㈱も当社製品を含め販売しております。

ビタミン ……………… 当社が製造、販売しており、栄研商事㈱も当社製品を含め販売しております。

健康機能食品 ………… 当社が製造、販売しております。

 

(2)国内化成品その他事業

化成品用改良剤、飼料用添加物などの製造、販売を行っております。

化成品用改良剤 ……… 当社及び㈱健正堂が製造し、当社及び栄研商事㈱が販売しております。

飼料用添加物 ………… 栄研商事㈱が仕入、販売しております。

 

(3)海外事業

食品用改良剤、化成品用改良剤、エキス・調味料類などの製造、販売を行っております。

食品用改良剤及び

化成品用改良剤

当社、RIKEVITA(MALAYSIA)SDN.BHD.及び天津理研維他食品有限公司が製造し、海外5拠点の子会社等が販売しております。

各子会社とその主な販売地域は以下のとおりであります。

子会社名

販売地域

RIKEVITA(SINGAPORE)PTE LTD

東南アジア、南アジア、中近東、オセアニア

RIKEN VITAMIN EUROPE GmbH

ヨーロッパ、アフリカ

RIKEN VITAMIN USA, INC.

北米、中南米

理研維他精化食品工業(上海)有限公司

中国

理研維他亜細亜股份有限公司

台湾、韓国

 

エキス・調味料類

GUYMON EXTRACTS INC.が製造し、当社及びRIKEN VITAMIN USA, INC.が販売しております。

 

 

以上に述べた事項を事業系統図で示すと、次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

 

25/06/23

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の概況

 当社グループは、中長期ビジョン「持続可能な社会をスペシャリティな製品とサービスで支え、成長する会社になる」を掲げています。2022年4月より2025年3月までの3年間を対象とした中期経営計画において、①経営基盤(ガバナンス)の強化、②アジア・北米での展開を加速、③国内の深掘りと新領域への挑戦、④サステナブル経営の推進を基本方針として、持続的な企業価値の向上に取り組みました。

 

 当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)における当社グループの事業環境は、日本国内において旅行や外食およびインバウンド消費の伸びが継続した一方で、物価上昇によって消費者マインドの低下がみられました。海外の景気はおおむね堅調であったものの、金融資本市場の変動やアメリカの通商政策による影響など、不確実性の高い状況が続きました。

 このような中、当連結会計年度の売上高は、国内食品事業、国内化成品その他事業、海外事業のいずれも前期実績を上回り、955億82百万円(前期比40億98百万円、4.5%増)となりました。

 また、利益面では営業利益が87億24百万円(前期比6億46百万円、6.9%減)、経常利益が94億17百万円(前期比8億78百万円、8.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は93億88百万円(前期比6億32百万円、7.2%増)となりました。

 

セグメント毎の経営成績の概況

〔国内食品事業〕

『家庭用食品』は、前期比で増収となりました。

海藻商品は「わかめスープ」の販売数量が減少したものの、「ふえるわかめちゃん®」は2024年8月の価格改定の効果もあり販売金額が前期を上回りました。「ふりかけるザクザクわかめ®」シリーズは下期に米価格高騰の影響を受けたものの年間では伸長し、前期比で増収となりました。

ドレッシングは「インドカレー屋さんの謎ドレッシング®」、2024年8月発売の「洋食屋さんのただただおいしいドレッシング」が実績に貢献しましたが、主力の「リケンのノンオイル」シリーズの販売金額が減少し、前期比で若干の減収となりました。

食塩無添加のだしの素「素材力だし®」は、最大の提供価値である食塩無添加を強調したテレビCMを実施するなどのコミュニケーション施策に注力した結果、販売数量、販売金額とも前期を上回りました。

また、2024年8月に発売した時短・簡便のニーズに対応したスープカテゴリーの新商品「割るだけスープ」シリーズも実績に寄与しました。

『業務用食品』は、前期比で増収となりました。

品目整理を進めた一部の商品群や海藻類、ドレッシングの実績が減少しましたが、外食産業での新規提案品の採用などにより、調味料類を中心に販売が伸長しました。また、コスト上昇に対応した価格改定が増収に寄与しました。なお、事業の見直しにより、2025年2月末に自社運営の通販事業「リケンダイレクト」を終了しました。

『加工食品用原料等』は、前期比で増収となりました。

フードロス問題への対応など多様化する顧客ニーズに合わせた食品用改良剤の提案強化により、販売数量は堅調に推移しました。また、機能性食品用原料の販売が伸長しました。

 

利益面では、増収による売上総利益の増加があったものの、広告宣伝費や人件費、物流費などの増加により前期比で減益となりました。

 

〔国内化成品その他事業〕

 『化成品(改良剤)』では、化学工業用分野(プラスチック・食品用包材・農業用フィルム・ゴム製品・化粧品など)において、顧客ニーズをとらえたソリューションビジネスを展開しています。一部の業界での需要回復により販売数量が増加し、前期比で増収増益となりました。

 『その他』の事業では、飼料用油脂の販売が減少し、前期比で減収となりました。

 

 

〔海外事業〕

 海外事業では、主に食品用改良剤、化成品用改良剤を世界各地に販売しています。販売数量を意識した販売戦略を実行したことにより、東南アジア、ヨーロッパ、中国で販売数量が伸長しました。さらに為替の影響もあり、前期比で増収となりました。なお、北米で2024年春にアプリケーションセンターを設立したほか、2025年にはタイとベトナムで新たな販売子会社を設立しました。

 利益面では、販売数量を意識した販売戦略を進めたことや、人件費や物流費が増加したことにより、減益となりました。

 

中期経営計画との比較分析

当社グループは2022年4月より2025年3月までの3年間を対象として中期経営計画を策定しており、当連結会計年度は最終年度にあたります。

中期経営計画最終年度の目標は、売上高940億円、営業利益80億円、経常利益82億円、親会社株主に帰属する当期純利益65億円としておりましたが、当連結会計年度の実績は売上高および各段階利益で目標を上回りました。

売上高について、国内食品事業では家庭用食品は一部既存品が苦戦も「素材力だし®」が好調に推移し新商品も実績に貢献しました。業務用食品では価格改定の浸透に加え外食ユーザー向け販売が伸長しました。加工食品用原料等では価格改定や食品用改良剤の提案強化に加え、機能性食品用原料の販売が好調に推移しました。その結果、国内食品事業は、目標を上回る実績となりました。一方、国内化成品その他事業では、価格改定の浸透も需要回復が一部の関連業界に留まり、目標を下回る実績となりました。各国経済状況の先行き不透明感が強まっている海外事業では、為替変動に伴う増収効果も、原材料価格が中計開始時期より落ち着いたことによる価格対応もあり、目標を下回る実績となりました。その結果、連結全体では、955億82百万円と目標を上回りました。

営業利益は、原材料価格および人件費をはじめ各種コストの上昇に対応した価格改定および費用の効率的使用を推進した結果、連結全体で87億24百万円と目標を上回りました。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は93億88百万円と目標値を大幅に上回りましたが、中計目標の一つである政策保有株式の連結純資産比率20%未満の達成に向け投資有価証券を売却し、売却益41億12百万円を計上したことによるものです。

なお、2025年4月より2028年3月までの3年間を対象とした新中期経営計画の最終年度である第92期の目標数値は、売上高1,100億円、営業利益100億円、経常利益105億円、親会社株主に帰属する当期純利益92億円としております。

 

目標とする経営指標との比較分析

当社グループは、持続的成長と資本効率向上の尺度として自己資本利益率(ROE)の向上を追求しております。中期経営計画最終年度である当連結会計年度はROE8.0%以上を目指し取組みを推進しました。

当連結会計年度のROEは12.1%と目標を上回りました。営業利益が目標を上回ったこと、多額の投資有価証券売却益を計上したこと等が寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益が目標を大幅に上回ったことによるものです。

なお、新中期経営計画最終年度の目標ROEは10%以上を目指してまいります。

 

(2)財政状態の概況

 当連結会計年度末の総資産は1,129億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ57億76百万円減少しました。主な増加は、建設仮勘定19億96百万円、棚卸資産10億29百万円であり、主な減少は、投資有価証券64億41百万円、受取手形及び売掛金11億51百万円、現金及び預金10億85百万円であります。

 

 負債は337億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ83億33百万円減少しました。主な増加は、長期借入金24億26百万円であり、主な減少は、短期借入金85億65百万円、支払手形及び買掛金17億12百万円、繰延税金負債8億18百万円であります。

 

 純資産は792億円となり、前連結会計年度末に比べ25億56百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益の計上で93億88百万円増加し、剰余金の配当で27億79百万円減少したことによるものであります。また、自己株式の消却により、資本剰余金が4百万円、利益剰余金が71億25百万円、自己株式が71億30百万円それぞれ減少しております。

 

(3)キャッシュ・フローの概況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は188億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億6百万円減少しました。

 

 営業活動によるキャッシュ・フローは78億92百万円の収入となりました。主な増加は、税金等調整前当期純利益127億6百万円、減価償却費32億4百万円、売上債権の減少額14億82百万円であり、主な減少は、投資有価証券売却益40億55百万円、法人税等の支払額21億13百万円、仕入債務の減少額19億82百万円であります。

 

 投資活動におけるキャッシュ・フローは3億53百万円の収入となりました。主な増加は、投資有価証券の売却による収入49億90百万円であり、主な減少は、有形固定資産の取得による支出46億78百万円であります。

 

営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは82億45百万円の純収入となっております。

 

 財務活動によるキャッシュ・フローは99億65百万円の支出となりました。主な増加は、長期借入れによる収入50億円であり、主な減少は、長期借入金の返済による支出71億38百万円、短期借入金の純減少額40億円、配当金の支払額27億76百万円、自己株式の取得による支出11億33百万円であります。

 

 当社グループの資金需要は、製品の製造販売に関わる原材料費やエネルギー費、営業費用などの運転資金、設備投資資金及び研究開発などであります。資金調達は主としてフリー・キャッシュ・フロー及び銀行借入により十分な資金を確保しております。これらに加えて、国内金融機関と借入枠60億円の貸出コミットメントライン契約を締結することにより財務の安定性及び流動性を補完しております。

 

(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前期比(%)

国内食品事業

62,111

101.9

国内化成品その他事業

6,682

104.3

海外事業

22,951

110.5

合計

91,745

104.1

 (注)金額は生産者販売価格で算出しており、セグメント間取引については相殺消去しております。

 

b.受注実績

当社グループは一部の製品について受注生産を行っておりますがウエイトも小さく、大部分の製品は販売計画に基づく生産計画に従った見込生産を主体としております。

 

c.販売実績

 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前期比(%)

国内食品事業

64,821

102.6

国内化成品その他事業

7,959

102.7

海外事業

22,801

110.8

合計

95,582

104.5

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引については相殺消去しております。

2.セグメントの各事業内容は次のとおりであります。

国内食品事業 …………… 一般家庭向け加工食品、業務用市場向け加工食品、食品業界向け加工食品用原料・食品用改良剤・ビタミンなどの製造、販売

国内化成品その他事業 … 化成品用改良剤、飼料用添加物などの製造、販売

海外事業 ………………… 食品用改良剤、化成品用改良剤、エキス・調味料類などの製造、販売

3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。