NSグループ株式会社

上場日 (2025-12-16) 
ブランドなど:日本セーフティー
その他金融業金融サービスプライム

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E41149 

売上高

263.5億 円

前期

239.0億 円

前期比

110.2%

時価総額

772.9億 円

株価

1,482 (01/29)

発行済株式数

52,155,600

EPS(実績)

108.92 円

PER(実績)

13.61 倍

平均給与

498.2万 円

平均年齢(勤続年数)

35.6歳(5.8年)

従業員数

62人(連結:0.0人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社は、持株会社として当社グループの経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等を行っております。当社グループは当社と連結子会社1社で構成されております。

 当社グループは、連結子会社である日本セーフティー株式会社において、単一セグメントで家賃債務保証事業を展開しており、滞納報告型のサービスである家賃債務保証サービスと集金代行サービスがあります。

 

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準は連結ベースの数値に基づいて判断することになります。

 

(1)家賃債務保証サービス

① 家賃債務保証

 当社グループが展開する家賃債務保証サービスとは、日本セーフティー株式会社が入居者の連帯保証人になり、家賃等の保証を約束することです。入居者が賃借料を支払わなかった場合には日本セーフティー株式会社が代位弁済し、同社は後日、入居者から代位弁済した賃借料を回収する仕組みとなっております。一般的に不動産を賃貸借する場合には賃貸人から連帯保証人を求められますが、日本セーフティー株式会社が家賃債務保証サービスを提供することで、賃貸人に対して賃貸料収入を保証することになるため、家賃債務保証を実施することで、入居者はお部屋を借りやすく、物件の賃貸人はお部屋を貸しやすくなります。日本セーフティー株式会社はその対価として入居者から保証委託料(契約時に新規保証料、以後1年又は1か月ごとに更新保証料)を受領しております。家賃債務保証サービスの保証委託契約は、不動産会社(不動産仲介業者、不動産管理会社を含む総称)が仲介しております。

 

[事業系統図]

 

※画像省略しています。

 

 

[代位弁済時のフロー]

 

※画像省略しています。

 

 通常、不動産の賃貸においては不動産会社が入居者と賃貸人の各種契約の取次を実施し、入居者と賃貸人で賃貸借契約を締結します。当該賃貸契約を締結するには、通常「連帯保証人」が必要となります。この「連帯保証人」とは、家賃や賃貸中に発生した修繕費、退去時の原状回復費用など、賃貸人に対する入居者の債務について、入居者と同等に支払い責任を負いますが、2020年の民法改正により、連帯保証人が個人である場合、当該連帯保証人が負担する極度額の設定と、事業用物件に関して、賃借人から連帯保証人に対する情報開示が義務付けられました。

 また、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(平成19年法律第12号、その後の改正を含みます。)が改正され、2025年10月より、高齢者、障碍者、低所得者、ひとり親世帯などの住宅確保要配慮者が利用しやすい家賃債務保証業者として一定の要件を満たす者を国土交通大臣が認定する認定家賃保証制度が導入されました。これにより、連帯保証人を確保しづらい入居希望者の家賃債務保証サービスへの需要拡大のほか、自治体の補助による家賃債務保証サービスの利用促進や居住支援法人との連携による安定的な案件の流入が期待されると考えております。

 このような中で、入居者においては、物件を賃借したいが「連帯保証人」を頼みづらい、頼める人がいないという状況が想定されます。一方で、賃貸人においては、もっと幅広い入居者に物件を貸したいが、家賃滞納のリスクが心配、という状況がある中で、前述の民法改正に伴う負担増加を背景に、連帯保証人に対する手続きを簡略化したいというニーズが高まってきております。このように家賃債務保証自体の需要が高まる中、入居者の信用を補填し、家賃や原状回復費用の回収を保証することで、入居者のスムーズな手続きをサポートし、賃貸人に安心と安定をご提供することが家賃債務保証サービスの最も重要な目的です。このような中で、当社グループは健全な財務内容、担当者によるスピーディーな対応、迅速な審査対応などサービス面において高い評価を得ており、不動産会社及び不動産賃貸人に選ばれております。

 

 

(家賃債務保証サービス相関図)

※画像省略しています。

 

 当社グループでは家賃債務保証事業を実施しておりますが、その対象は主として居住用・事業用(いわゆる事務所や店舗)・その他(駐車場や借地、工場など)に分かれます。下記にて、主要な家賃債務保証プラン及びその保証料を記載いたします。

 

(居住用)

※画像省略しています。

 

 

(事業用)

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(その他)

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 家賃債務保証サービスについて、主要な保証・サービスの内容は以下のとおりです(保証プランに応じて保証の範囲は異なります)。

・賃料……………………家賃及び共益費やその他費用

・残置物処理費用………行方不明者の残置物(動産)や本人との話し合いで確定した残置物(動産)の処分費用

・早期解約違約金………契約期間満了前に解約したことによる違約金

・死亡時原状回復費用…単身の方が死亡した場合に発生した原状回復費用(居住用のみの保証)

・原状回復費用…………退去時の原状回復費用(賃借人負担分。国土交通省のガイドラインに基づく当社グループ基準にて保証)

・明渡訴訟費用…………明渡訴訟(※)が必要となった場合の費用(弁護士費用も含む)

※明渡訴訟とは、賃借人を強制退去させるために賃貸人側が行う訴訟のことです。

 

 

② 集金代行サービス

 家賃債務保証サービスに付随して、集金代行サービスも実施しております。収納代行サービスを提供する金融機関と業務提携し、家賃等の集金業務を不動産会社や不動産賃貸人に代わって実施しております。

 また、当社グループが集金代行にて借主から預かった家賃等を送金する際に、家賃とその他の料金(管理料等)を分割して異なる送金先に直接送金ができるサービスを提供しております(分別送金サービス)。当該分別送金サービスは、競合他社での展開はほとんどないと考えており、当社グループが強みとするサービスです。細やかな対応を実施することで、信頼と実績を獲得しております。集金代行時のフローは下図のとおりです。

 

[集金代行時のフロー]

 

※画像省略しています。

 

(2)当社グループのビジネスモデルと強み

① 家賃債務保証に係る審査・回収業務

a.審査業務

 家賃債務保証サービスを提供するには、まずは入居者の入居審査を実施する必要があります。当社グループでは、「入居者が住まいを確保して安心した生活が送れるようサポートすること」を事業の主たる目的と考えており、「通過させるための審査」をコンセプトとしておりますので、むやみに厳しい審査を実施することはしておりません。しかしながら、幅広く入居者に家賃債務保証サービスを提供することは、家賃滞納や回収不能な債権(いわゆる貸倒)の発生のリスク(回収リスク)を高めることにつながります。当社グループでは創業以来、長期にわたって培ってきたノウハウやデータを適切に審査業務に落とし込み、体系的で詳細な審査フローを設けております。また、当該審査フローにおいては、債権管理業務を実施している管理統括部の意見も適時に取り入れ、より適切で入居者に寄り添った審査業務を実施しており、その結果、回収リスクを高めることなく、審査通過率を低下させない入居審査が可能となっております。

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 審査は契約管理部審査課にて当社グループ独自の基幹システム(SIONS)で、これまで培ってきた経験・ノウハウを判断基準に反映した審査フローに従って実施しております。審査の決裁においては、当該審査フローの状況を確認した上で、決裁者が承認若しくは否認(お断り)の判断を実施しております。結果としてリスクを低減しつつ幅広い受け入れを可能とするバランスの取れた適切な審査となるように対応しております。

 いずれの場合も、原則として当日の審査完了を目指しており、平均して2時間程度での審査完了が可能な体制を構築し、スピーディーな対応を実施しております。

 

b.回収業務

 家賃債務保証サービスを幅広い入居者に提供するためには、それを支える高い回収率を維持する必要があります。当社グループでは、蓄積した滞納実績データを活用して賃借人の滞納状況を複数に分類し、適材の人材・チームで回収対応にあたることで、高い回収率を実現しております。過去の実績から得た独自のノウハウを生かして、滞納状況を複数階層に分類し、入居者の事情に即した対応を実施することで、家賃滞納を解決に導く「滞納解決スキーム」を採用しております。

 回収業務における各部署での作業は、明確に分業化されており、丁寧かつ効率的な回収業務を実施しております。また、当社グループ独自の基幹システム(SIONS)を回収業務にも活用しており、担当社員と本部間での情報連携を強化するとともに、行動結果を適切にフィードバックすることで、業務の適正性を担保しております。

 また、高リスク層の審査を通過させながらも高い回収率を維持するために、回収チームの1人あたりの債権数管理、事業用専任の回収チームの設営、スコアリングを基にした回収優先先の選定、長期・退去済債権に対する弁護士への回収業務委任を行っております。滞納防止のKPIを下記のとおり設定しており、日々モニタリングを実施することで、滞納の発生を未然に防止することにも注力しております。

 

(滞納防止に関するモニタリングKPI)

(a)送金額

・滞納時の家賃立替え金額

・下記(b)及び(c)のKPIのモニタリングを通じて、送金額が増加しないように管理

 

(b)正常化率

・「正常化要請した後に3か月滞納がない状態」を正常化と定義

・正常化率(正常化成功債権数÷滞納債権数)をモニタリングすることで、滞納者を正常入居者に戻す活動状況を把握

・返済能力のある滞納者に対し、翌月からの滞納をしないよう要請(正常化要請)

 

(c)複数月滞納率

・滞納者のうち、複数月にわたって滞納をしている者の割合(※)

・3~4か月の滞納者にリソースを割かれると、1か月滞納者へのアクション(例:正常化要請)が薄れてしまうため、複数月滞納率をモニタリングすることで長期債権の削減に取組む

※2か月以上の滞納を「複数月にわたっての滞納」と定義。複数月滞納のうち、2か月滞納、3か月滞納、4か月以上滞納、訴訟案件で区分してモニタリングを実施

 

 コンプライアンス対策としては、訪問時の姿勢・玄関前での対応・時間外訪問の注意点等に係る詳細な業務マニュアルを策定しております。また、訪問・架電・受電、接触・未接触問わず全案件を録音することで、回収オペレーションをモニタリングしております。

 

② 模倣困難な競争優位性

 当社グループは、競合他社には獲得困難な滞納情報や取扱店との連携情報等、豊富なデータを蓄積しております。これらのデータをインプットしたAIモデルを各種業務に活用することで、オペレーションを高度化し、模倣困難な競争優位性を築いていると当社は考えております。

 

※画像省略しています。

 

③ 独自のポジショニング

 物件管理戸数が相対的に少ない不動産管理会社(Small領域)と深い関係性を築いており、独自のポジショニングを築いています。その領域では、きめ細かい対応が求められる一方、競合他社との競争が相対的に穏やかであり、高い収益性の維持に繋がっていると当社は考えております。不動産管理会社は家賃債務保証会社の財務安定性、販売手数料、借主の信用リスクに応じて第一保証会社と第二保証会社を使い分けています。第一保証会社としては販売手数料が高い保証会社が利用される傾向にある一方で、財務安定性を優先して選定する不動産管理会社も一定数存在し、第二保証会社としては販売手数料は第一保証会社より低位な水準にあるものの高い信用リスクを許容できる保証会社が利用される傾向があると当社は考えております。取扱店及び家賃保証市場全体に関する当社独自の分析と検討に基づく推計によれば、管理戸数が1,250戸以下である不動産管理会社の市場領域(Small領域)において、当社グループは、第一保証については約10%、第二保証については約6%のシェアを占めています。

 

※画像省略しています。

 

25/11/12

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

a.経営成績の状況

第4期連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

(営業収益)

 営業収益は、新規保証料、更新保証料(年払更新料及び月払更新料)及びその他売上から構成されております。

 新規保証料は、フロー収益であり、家賃債務保証サービスを仲介している不動産会社の新規契約者から受領いたします。一方、更新保証料及びその他はストック収益であり、更新保証料は、家賃債務保証サービスを利用する契約者から年1回、又は毎月受領するものになります。新規保証料及び年払更新料は、契約期間で按分して計上しており、月払更新料は一括計上しております。

 新規保証料が12,708百万円(前期比7.8%増)、更新保証料が10,916百万円(同10.1%増)、集金代行手数料を含むその他売上が2,724百万円(同23.7%増)となった結果、営業収益は、26,348百万円(同10.2%増)となりました。

 

(営業費用)

 営業費用の内、主なものは、支払手数料、貸倒関連費用、従業員給付費用になります。

 貸倒関連費用が3,456百万円(同23.7%増)、また支払手数料が4,723百万円(同1.4%増)、人員増加により従業員給付費用が5,136百万円(同12.8%増)となり、営業費用は17,879百万円(同10.1%増)となりました。

 

(その他の収益・その他の費用、営業利益)

 主に償却債権取立益247百万円(同70.0%増)の計上により、その他の収益が356百万円(同71.1%増)、その他の費用が7百万円(同46.4%減)となった結果、営業利益は8,818百万円(同12.3%増)となりました。

 

(金融収益・金融費用、税引前利益)

 匿名組合投資利益が404百万円(同123.8%増)など金融収益が407百万円(同121.7%増)、支払利息が430百万円(同45.1%減)など金融費用が435百万円(同65.4%減)となった結果、税引前利益は8,790百万円(同29.7%増)となりました。

 

(親会社の所有者に帰属する当期利益)

 法人所得税費用が3,109百万円(同86.3%増)となった結果、当期利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は5,681百万円(11.2%増)となりました。

 

第5期中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)

(営業収益)

 新規保証料が6,946百万円(前年同期比12.5%増)、更新保証料が5,823百万円(前年同期比9.8%増)、集金代行手数料を含むその他売上が1,649百万円(前年同期比27.0%増)となった結果、営業収益は14,419百万円(前年同期比12.8%増)となりました。

 

(営業費用)

 貸倒関連費用が1,746百万円(前年同期比4.5%増)、また支払手数料が2,466百万円(前年同期比5.0%増)、人員増加により従業員給付費用が2,822百万円(前年同期比13.0%増)となり、営業費用は9,526百万円(前年同期比8.0%増)となりました。

 

(その他の収益・その他の費用、営業利益)

 主に償却債権取立益197百万円(前年同期比121.1%増)の計上により、その他の収益が270百万円(前年同期比178.5%増)、その他の費用が5百万円(前年同期比4.5%減)となった結果、営業利益は5,159百万円(前年同期比27.5%増)となりました。

(金融収益・金融費用、税引前利益)

 金融収益が6百万円(前年同期比622.3%増)、支払利息が256百万円(前年同期比26.3%増)など金融費用が261百万円(前年同期比26.9%増)となった結果、税引前中間利益は4,903百万円(前年同期比27.6%増)となりました。

 

(親会社の所有者に帰属する当期利益)

 法人所得税費用が1,720百万円(前年同期比18.3%増)となった結果、中間利益及び親会社の所有者に帰属する中間利益は3,183百万円(前年同期比33.3%増)となりました。

 

第5期第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)

(営業収益)

 新規保証料が10,571百万円(前年同期比12.6%増)、更新保証料が8,849百万円(前年同期比9.6%増)、集金代行手数料を含むその他売上が2,607百万円(前年同期比30.0%増)となった結果、営業収益は、22,026百万円(前年同期比13.1%増)となりました。

 

(営業費用)

 貸倒関連費用が2,650百万円(前年同期比1.7%増)、また支払手数料が3,716百万円(前年同期比5.0%増)、人員増加により従業員給付費用が4,246百万円(前年同期比12.2%増)となり、営業費用は14,258百万円(前年同期比7.4%増)となりました。

 

(その他の収益・その他の費用、営業利益)

 主に償却債権取立益265百万円(前年同期比91.6%増)の計上により、その他の収益が374百万円(前年同期比151.5%増)、その他の費用が2百万円(前年同期比56.7%減)となった結果、営業利益は8,140百万円(前年同期比28.4%増)となりました。

 

(金融収益・金融費用、税引前利益)

 金融収益が9百万円(前年同期比97.9%減)、支払利息が384百万円(前年同期比22.2%増)など金融費用が392百万円(前年同期比23.0%増)となった結果、税引前四半期利益は7,756百万円(前年同期比20.7%増)となりました。

 

(親会社の所有者に帰属する当期利益)

 法人所得税費用が2,727百万円(前年同期比20.7%増)となった結果、四半期利益及び親会社の所有者に帰属する四半期利益は5,029百万円(前年同期比20.7%増)となりました。

 

b.財政状態の状況

第4期連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して3,627百万円増加の74,199百万円となりました。

 流動資産は前連結会計年度末と比較して4,818百万円増加の27,313百万円となりました。主な変動要因は、現金及び現金同等物が3,180百万円、営業債権及びその他の債権が1,379百万円それぞれ増加したことによるものであります。非流動資産は前連結会計年度末と比較して1,191百万円減少の46,886百万円となりました。主な変動要因は、無形資産が1,055百万円減少したことによるものであります。

 流動負債は前連結会計年度末と比較して728百万円減少の16,619百万円となりました。主な変動要因は、未払法人所得税が2,158百万円減少した一方で、金融保証契約が822百万円、営業債務及びその他の債務が382百万円それぞれ増加したことによるものであります。非流動負債は前連結会計年度末と比較して1,310百万円減少の29,039百万円となりました。主な変動要因は、借入金が858百万円、繰延税金負債が363百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 資本合計は前連結会計年度末と比較して5,665百万円増加の28,541百万円となりました。

 この結果、親会社所有者帰属持分比率は38.5%、期末発行済株式総数に基づく1株当たり親会社所有者帰属持分は、544円16銭となりました。

 なお、2025年10月10日付の取締役会決議により、2025年10月11日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、1株当たり親会社所有者帰属持分は当該株式分割実施後の株数にて算出しております。

 

第5期中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)

 当中間連結会計期間末の総資産は、73,144百万円となりました。

 流動資産は26,859百万円となりました。主な内訳は、現金及び現金同等物が13,722百万円、営業債権及びその他の債権が11,426百万円であります。非流動資産は46,285百万円となりました。主な内訳は、のれんが36,039百万円、無形資産が8,186百万円、有形固定資産が1,215百万円であります。

 流動負債は19,048百万円となりました。主な内訳は、金融保証契約11,593百万円、営業債務及びその他の債務が3,325百万円であります。非流動負債は28,372百万円となりました。主な内訳は、借入金が25,386百万円、繰延税金負債が1,965百万円であります。

 資本合計は25,724百万円となりました。

 この結果、親会社所有者帰属持分比率は35.2%、期末発行済株式総数に基づく1株当たり親会社所有者帰属持分は、490円15銭となりました。

 なお、2025年10月10日付の取締役会決議により、2025年10月11日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、1株当たり親会社所有者帰属持分は当該株式分割実施後の株数にて算出しております。

 

第5期第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)

 当第3四半期連結会計年度末の総資産は、73,981百万円となりました。

 流動資産は27,985百万円となりました。主な内訳は、現金及び現金同等物が14,796百万円、営業債権及びその他の債権が11,531百万円であります。非流動資産は45,996百万円となりました。主な内訳は、のれんが36,039百万円、無形資産が7,947百万円、有形固定資産が1,162百万円であります。

 流動負債は18,124百万円となりました。主な内訳は、金融保証契約11,270百万円、営業債務及びその他の債務が3,193百万円であります。非流動負債は28,286百万円となりました。主な内訳は、借入金が25,386百万円、繰延税金負債が1,874百万円であります。

 資本合計は27,571百万円となりました。

 この結果、親会社所有者帰属持分比率は37.3%、期末発行済株式総数に基づく1株当たり親会社所有者帰属持分は、525円56銭となりました。

 なお、2025年10月10日付の取締役会決議により、2025年10月11日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、1株当たり親会社所有者帰属持分は当該株式分割実施後の株数にて算出しております。

 

② キャッシュ・フローの状況

第4期連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,180百万円増加し、15,367百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは4,274百万円の収入となりました。これは主に、税引前利益8,790百万円、減価償却費及び償却費1,715百万円を計上したこと、営業債権及びその他の債権が1,379百万円増加したこと、利息を417百万円支払ったこと、及び法人所得税を5,520百万円支払ったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは1百万円の収入となりました。これは主に、投資の売却及び償還による収入447百万円、有形固定資産の取得による支出245百万円、及び無形資産の取得による支出182百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは1,094百万円の支出となりました。これは長期借入金の返済による支出758百万円、リース負債の返済による支出336百万円によるものです。

 

第5期中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)

 当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,644百万円減少し、13,722百万円となりました。

 当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは5,111百万円の収入となりました。これは主に、税引前中間利益4,903百万円、減価償却費及び償却費883百万円を計上したこと、営業債権及びその他の債権が931百万円増加したこと、金融保証契約が1,349百万円増加したこと、利息を257百万円支払ったこと、及び法人所得税を1,414百万円支払ったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは214百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出38百万円、無形資産の取得による支出165百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは6,541百万円の支出となりました。これは主に長期借入金の返済による支出382百万円、配当金の支払い6,000百万円によるものです。

 

第5期第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)

 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ571百万円減少し、14,796百万円となりました。

 当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは6,455百万円の収入となりました。これは主に、税引前四半期利益7,756百万円、減価償却費及び償却費1,332百万円を計上したこと、営業債権及びその他の債権が1,035百万円増加したこと、金融保証契約が1,025百万円増加したこと、利息を382百万円支払ったこと、及び法人所得税を3,086百万円支払ったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは404百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出153百万円、無形資産の取得による支出239百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは6,621百万円の支出となりました。これは主に長期借入金の返済による支出382百万円、配当金の支払い6,000百万円によるものです。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

 当社グループは、生産活動を実施していないため、該当事項はありません。

 

b.受注実績

 当社グループは、受注活動を実施していないため、該当事項はありません。

 

c.販売実績

 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。

セグメントの

名称

当連結会計年度

(自2024年1月1日

至2024年12月31日)

当中間連結会計期間

(自2025年1月1日

至2025年6月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自2025年1月1日

至2025年9月30日)

金額

(百万円)

前年同期比

(%)

金額

(百万円)

前年同期比

(%)

金額

(百万円)

前年同期比

(%)

家賃債務保証

事業

26,348

110.2

14,419

112.8

22,026

113.1

 (注)1.当社グループは、家賃債務保証事業の単一セグメントであります。

2.総販売実績に対する割合が10%以上の主要な相手先がないため、相手先別の販売実績の記載を省略しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は下記のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

 当社グループの経営に影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容

 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当社グループは、家賃債務保証事業を営んでおり、代位弁済を行っておりますが、代位弁済を含む運転資金や季節資金は、手元資金で賄っております。当社グループの営む事業の特性上、多額の設備資金が必要となる可能性は低いですが、設備資金が必要となる場合は、手元資金で賄う予定であります。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、見積り及び判断を行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果がこれら見積りと異なる場合があります。

 当社グループにおける会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。

 

(参考情報)

 当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算出された調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益を重要な経営指標として位置づけております。旧日本セーフティー株式会社及び日本セーフティー株式会社並びに当社グループの調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益の推移は以下のとおりであります。

 

(1)調整後営業利益、調整後EBITDA

(単位:百万円)

回次

日本基準

第24期

第25期

第6期

旧日本セーフティー㈱

日本セーフティー㈱

決算期

2020年12月

2021年12月

2022年12月

営業利益

6,524

8,077

8,332

(調整額)

+のれん償却費

+マネジメントフィー(注)5

+上場関連費用(注)6

+生命保険料(注)7

 

660

753

 

660

192

 

732

96

調整額小計

1,413

852

828

調整後営業利益(注)1

7,938

8,929

9,162

(調整額)

+減価償却費

 

259

 

176

 

195

調整後EBITDA

8,197

9,105

9,357

 

(単位:百万円)

回次

国際会計基準

当社グループ

第3期

第4期

第4期

第5期

決算期

2023年12月

2024年12月

2024年12月

第3四半期

2025年12月

第3四半期

営業利益

7,850

8,818

6,341

8,140

(調整額)

+マネジメントフィー(注)5

+上場関連費用(注)6

+生命保険料(注)7

 

818

233

 

315

270

 

236

226

 

158

228

調整額小計

1,051

585

463

386

調整後営業利益(注)2

8,901

9,404

6,803

8,525

(調整額)

+減価償却費及び償却費

 

1,688

 

1,715

 

1,277

 

1,332

調整後EBITDA

10,589

11,119

8,081

9,858

 

 

(2)調整後当期(四半期)利益

 

(単位:百万円)

回次

日本基準

第24期

第25期

第6期

旧日本セーフティー㈱

日本セーフティー㈱

決算期

2020年12月

2021年12月

2022年12月

当期純利益

4,309

5,520

5,899

(調整額)

+のれん償却費

+マネジメントフィー(注)5

+上場関連費用(注)6

+生命保険料(注)7

 

660

753

 

660

192

 

733

96

調整額小計(税金調整前)

1,413

852

829

調整項目の税金調整額

(適用税率)

△488

(34.55%)

△294

(34.55%)

△286

(34.55%)

調整額小計(税金調整後)

925

558

543

調整後当期純利益(注)3

5,234

6,078

6,442

 

(単位:百万円)

回次

国際会計基準

当社グループ

第3期

第4期

第4期

第5期

決算期

2023年12月

2024年12月

2024年12月

第3四半期

2025年12月

第3四半期

当期(四半期)純利益

5,106

5,681

4,168

5,029

(調整額)

+マネジメントフィー(注)5

+上場関連費用(注)6

+生命保険料(注)7

 

818

233

 

315

270

 

236

226

 

158

228

調整額小計(税金調整前)

1,051

585

463

386

調整項目の税金調整額

(適用税率)

△363

(34.55%)

△202

(34.55%)

△160

(34.55%)

△133

(34.55%)

調整額小計(税金調整後)

688

383

303

253

調整後当期(四半期)利益(注)4

5,794

6,064

4,471

5,282

1株当たり調整後当期(四半期)利益(円)(注)9、10

111.09

116.26

85.73

101.27

 (注)1.調整後営業利益(日本基準)=営業利益 + のれん償却費 + マネジメントフィー + 上場関連費用 +生命保険料

2.調整後営業利益(国際会計基準)=営業利益 + マネジメントフィー + 上場関連費用 +生命保険料

3.調整後当期純利益(日本基準)=当期純利益 + のれん償却費 + マネジメントフィー + 上場関連費用 +生命保険料 + 調整項目の税金調整額

4.調整後当期(四半期)利益(国際会計基準)=当期(四半期)利益+ マネジメントフィー + 上場関連費用+ 生命保険料 + 調整項目の税金調整額

5.Bain Capital Private Equity, LP及び株式会社BiVaホールディングスのマネジメント契約に基づく報酬であります。マネジメント契約の内容については「第2 事業の状況 5 重要な契約等」をご参照ください。

6.上場準備アドバイザリー費用、上場のための組織体制構築に関する費用、上場のための国際会計基準導入及び適時開示体制構築に関する費用等の上場関連の一時的な費用であります。

7.役員に係る生命保険料であります。

 

8.調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益は国際会計基準により規定された指標ではなく、投資家が当社の業績を評価する上で、当社が有用と考える財務指標であります。調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益は、上場後には発生しないと見込まれるマネジメントフィー、上場関連費用及び生命保険料等の非経常的損益項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項目、あるいは競合他社に対する当社の業績を適切に示さない項目)の影響を除外しております。なお、調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益に影響を及ぼす項目の一部を除外しており、分析手段としては重要な制限があることから、国際会計基準に準拠して表示された他の指標の代替的指標として考慮されるべきではありません。当社における調整後営業利益、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益は、同業他社の同指標あるいは類似の指標とは算定方法が異なるために、他社における指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が減少する可能性があります。

9.1株当たり調整後当期(四半期)利益=調整後当期(四半期)利益÷加重平均普通株式数

10.2025年10月11日付で、普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。上記は、2023年12月期の期首に株式分割が行われたと仮定し、基本的1株当たり当期(四半期)利益及び調整後基本的1株当たり当期(四半期)利益を算出しております。

 


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