売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

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最終更新:

E05156 IFRS

売上高

383.1億 円

前期

378.5億 円

前期比

101.2%

時価総額

1,278.7億 円

株価

2,680 (01/09)

発行済株式数

47,714,332

EPS(実績)

-156.68 円

PER(実績)

--- 倍

平均給与

824.0万 円

前期

792.3万 円

前期比

104.0%

平均年齢(勤続年数)

39.2歳(5.0年)

従業員数

564人(連結:1,321人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

当社グループは、当社(㈱デジタルガレージ)、子会社27社及び持分法適用会社15社により構成されております。

当社グループの主要事業は、次のとおりであります。

プラットフォームソリューション

:クレジットカード決済をはじめ、QRコード決済、コンビニ決済などのあらゆる電子決済手段を提供する総合決済プラットフォームを展開する決済事業と、決済周辺サービス並びに金融事業者向けデジタルマーケティング事業

ロングタームインキュベーション

:当社グループ独自の事業基盤及び日本最大級のメディアを運営する㈱カカクコムの顧客資産等を活用し、決済プラットフォームの拡大を加速することを目的とした戦略事業

グローバル投資インキュベーション

:スタートアップ企業等への投資・育成を中心とした事業戦略支援型の投資インキュベーション事業

なお、上記の3事業は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等(1)連結財務諸表  連結財務諸表注記  6.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

また、当連結会計年度において、従来「プラットフォームソリューション」に含めていた一部の事業について、報告セグメントの区分を「ロングタームインキュベーション」へ変更しております。詳細は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等(1)連結財務諸表  連結財務諸表注記  6.セグメント情報」に記載のとおりであります。

 

(1)主な関係会社とセグメントの名称及び主な事業内容

セグメントの名称

会社名

当社との関係

主な事業内容

プラットフォーム

ソリューション

㈱デジタルガレージ

 フィナンシャルマーケティング本部

当社事業

事業本部

金融事業者向けデジタルマーケティング事業

㈱DGフィナンシャルテクノロジー

連結子会社

Eコマース及び対面店舗向け電子決済ソリューションの提供

DG FutureTech India Private Limited

連結子会社

マネージドサービス(システム運用支援、システム保守)、システムソリューションサービスの提供

㈱SCORE

連結子会社

後払い決済サービス及び決済データを活用した各種金融事業

ナビプラス㈱ ※

連結子会社

Eコマース向けマーケティングツール等の提供

㈱スクデット ※

連結子会社

不正検知・防止ソリューション及びマーケティングソリューションの提供

㈱DGコマース ※

連結子会社

ECサイト構築とシステム運用サポートを軸としたソリューションの開発及び提供

㈱イーコンテクスト

連結子会社

コンビニ決済・銀行決済等の決済手段及び送金サービスの提供

econtext Asia Limited

連結子会社

アジア向け決済プラットフォームの展開及びアジアEC関連企業への投資

ANA Digital Gate㈱

持分法

適用会社

店舗向けスマートフォン決済、決済端末、マイレージ加盟店開拓など、フィンテックを活用した法人向け決済ソリューションの提供

TDペイメント㈱

持分法

適用会社

POSシステム向けマルチ決済ソリューション

の提供

㈱サイバー・バズ

持分法

適用会社

インフルエンサーを主軸としたソーシャルメディアマーケティング事業

りそな決済サービス㈱

持分法

適用会社

代金回収代行・ファクタリング・決済事業

 

 

セグメントの名称

会社名

当社との関係

主な事業内容

ロングターム

インキュベーション

㈱デジタルガレージ

 コマースマーケティング本部

当社事業

事業本部

金融以外の事業者向けデジタルマーケティング事業

㈱BI.Garage

連結子会社

Web広告技術の開発と販売

㈱DGコミュニケーションズ

連結子会社

不動産広告代理事業

㈱アカデミー・デュ・ヴァン

連結子会社

ワインスクールの運営及び卸売事業

㈱Crypto Garage

連結子会社

ブロックチェーンを活用した金融サービス等の事業

㈱エンゲージメントゲートウェイ

連結子会社

スマートEC事業の企画・開発及び運営

㈱カカクコム

持分法

適用会社

「価格.com」、「食べログ」等のメディアの企画運営、各種プラットフォームの提供

㈱DOU

持分法

適用会社

キャリアパスポートを活用した人材開発及び採用支援事業、デジタル証明書の発行支援事業

㈱ポケットチェンジ

持分法

適用会社

オリジナル電子マネー発行プラットフォーム「Pokepay」の提供、外貨電子マネーチャージ機サービスの運営

グローバル投資

インキュベーション

㈱DGベンチャーズ

連結子会社

スタートアップ企業等への投資・育成

Digital Garage US, Inc.

連結子会社

米国インキュベーションセンターの運営、グローバル戦略のヘッドクォーター

Digital Garage Development LLC

連結子会社

投資不動産の所有・賃貸等

㈱DK Gate

連結子会社

コンテンツビジネスへの戦略投資等

㈱DG Strategic Investment

連結子会社

Fintech・決済事業を中心とした戦略投資等

㈱D2 Garage

連結子会社

北海道地域での有望なスタートアップ企業への投資育成事業等

㈱DGインキュベーション

連結子会社

投資事業有限責任組合の管理運営

Open Network Lab・ESG1号

投資事業有限責任組合

連結子会社

ESG分野に関連するスタートアップ企業への

投資

㈱DG Daiwa Ventures

持分法

適用会社

投資事業有限責任組合の管理運営

DG Lab 1号投資事業有限責任組合

持分法

適用会社

次世代技術を有するスタートアップ企業への投資

DG Lab FundⅡ E.L.P.Cayman

持分法

適用会社

㈱DG Daiwa Ventures 3号

持分法

適用会社

投資事業有限責任組合の管理運営

DGDV Fund Ⅲ E.L.P.Cayman

持分法

適用会社

次世代技術を有するベンチャー企業やジョイントベンチャー等への投資

DGりそなベンチャーズ1号

投資事業有限責任組合

持分法

適用会社

次世代金融等のスタートアップ企業への投資

※ ナビプラス㈱は、2025年4月1日付で同社を存続会社、㈱スクデット及び㈱DGコマースを消滅会社とする吸収合併を行い、同日付で㈱DGビジネステクノロジーへ名称変更しております。

 

(2)企業集団の事業系統図

※画像省略しています。

※1  当社は事業持ち株会社として、当社グループ全体の戦略策定・実行の他、各関係会社に対し、業務受託契約に基づく経営管理業務及びフィナンシャルマーケティング本部、コマースマーケティング本部においてマーケティング事業を行っております。

※2  ㈱カカクコムは、東京証券取引所プライム市場に株式を上場しております。

※3  ㈱サイバー・バズは、東京証券取引所グロース市場に株式を上場しております。

※4  ㈱DOUは、2024年4月に㈱PitPaから名称変更しております。

※5  りそな決済サービス㈱は、2024年4月に株式取得により持分法適用会社となっております。

※6  ㈱SCOREは、2024年7月の株式追加取得に伴い、持分法適用会社から連結子会社となっております。

※7  ㈱ポケットチェンジは、2024年12月に株式取得により持分法適用会社となっております。

 

25/06/26

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

①  財政状態及び経営成績の状況

ⅰ.財政状態

当連結会計年度末におきましては、主に現金及び現金同等物、持分法で会計処理されている投資が増加した一方、営業投資有価証券が減少した結果、資産合計は226,344百万円となり、社債及び借入金(流動負債及び非流動負債)、金融資産の公正価値の減少等により繰延税金負債が減少した一方、決済事業等に係る営業債務及びその他の債務が増加した結果、負債合計は148,649百万円となりました。

また、利益剰余金が親会社の所有者に帰属する当期損失、配当金により減少したほか、自己株式が取得により増加した結果、資本合計は77,695百万円となりました。

ⅱ.経営成績

当連結会計年度において、プラットフォームソリューション・セグメントでは、対面決済領域におけるアライアンス戦略が奏功したほか、非対面決済領域ではサービス分野が牽引したこと等から、決済取扱高は前期比21%増の7.5兆円に拡大するなど、安定的に事業が拡大しました。ロングタームインキュベーション・セグメントでは、㈱カカクコムの業績が堅調に推移し、持分法による投資利益が前期を上回りました。一方で、当社の投資先であるBlockstream Corporation Inc.の公正価値評価額が大幅に減少したことにより「営業投資有価証券に関する損失」及び「金融費用」として評価損を計上しました。これらの結果、収益は38,306百万円、税引前損失は10,216百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失は7,190百万円と増収減益となりました。

 

②  キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におきましては、主に税引前損失を計上した一方、営業債務及びその他の債務が増加し、営業投資有価証券、営業債権及びその他の債権が減少した結果、営業活動によるキャッシュ・フローは31,726百万円の獲得となりました。

投資活動としましては、主に無形資産の取得、投資有価証券の取得、持分法で会計処理されている投資の取得、子会社の取得による支出の結果、投資活動によるキャッシュ・フローは10,003百万円の使用となりました。

財務活動としましては、主に長期借入れによる収入があった一方、長期借入金の返済、短期借入金の純減、自己株式の取得、配当金の支払の結果、財務活動によるキャッシュ・フローは14,914百万円の使用となりました。

これらにより当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、56,354百万円となりました。

 

③  生産、受注及び販売の実績

ⅰ.生産実績

当社グループの事業は、提供する主要なサービスの性格上、当該記載が馴染まないことから、記載を省略しております。

ⅱ.受注実績

当社グループの提供する主要なサービスは、受注から売上までの期間が短期間であり、期中の受注高と販売実績がほぼ対応するため、記載を省略しております。

ⅲ.販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

前期比(%)

プラットフォームソリューション

(百万円)

22,644

128.7

ロングタームインキュベーション

(百万円)

13,570

106.2

グローバル投資インキュベーション

(百万円)

582

9.9

調整額

(百万円)

1,510

94.0

合計

(百万円)

38,306

101.2

※1  セグメント間取引については、相殺消去しております。

※2  調整額は、セグメントに配分していない主に本社機能から生ずる金融収益等の全社収益であります。

※3  前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

①  財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

ⅰ.財政状態

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

前期比

増減額

増減率

(%)

 

流動資産

152,094

144,446

△7,649

△5.0

非流動資産

79,337

81,899

2,562

3.2

資産合計

231,431

226,344

△5,087

△2.2

 

流動負債

104,401

97,558

△6,843

△6.6

非流動負債

34,892

51,091

16,199

46.4

負債合計

139,293

148,649

9,356

6.7

資本合計

92,138

77,695

△14,443

△15.7

(資産)

当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて5,087百万円減少し、226,344百万円となりました。この主な要因は、現金及び現金同等物が6,783百万円、持分法で会計処理されている投資が3,678百万円増加した一方、営業投資有価証券が14,629百万円減少したことによるものであります。

(負債)

当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて9,356百万円増加し、148,649百万円となりました。この主な要因は、社債及び借入金(流動負債及び非流動負債)が5,707百万円、金融資産の公正価値の減少等により繰延税金負債が4,576百万円減少した一方、決済事業等に係る営業債務及びその他の債務が19,963百万円増加したことによるものであります。

(資本)

当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べて14,443百万円減少し、77,695百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が親会社の所有者に帰属する当期損失の計上により7,190百万円、配当金により1,895百万円減少したほか、自己株式が取得により4,500百万円増加したことによるものであります。

なお、セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっておりません。

 

ⅱ.経営成績

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前期比

増減額

増減率

(%)

収益

37,853

38,306

453

1.2

税引前利益(△損失)

6,298

△10,216

△16,515

当期利益(△損失)

5,551

△7,476

△13,027

親会社の所有者に帰属する

当期利益(△損失)

5,806

△7,190

△12,996

当期包括利益

6,187

△7,981

△14,167

当連結会計年度の経営成績につきましては、収益は38,306百万円(前期比453百万円増、同1.2%増)、税引前損失は10,216百万円(前期は6,298百万円の利益)、親会社の所有者に帰属する当期利益は7,190百万円(前期は5,806百万円の利益)となりました。

当連結会計年度において、プラットフォームソリューション・セグメントでは、対面決済領域におけるアライアンス戦略が奏功したほか、非対面決済領域ではサービス分野が牽引したこと等から、決済取扱高は前期比21%増の7.5兆円に拡大し、税引前利益も前期比22%増となりました。ロングタームインキュベーション・セグメントでは、㈱カカクコムの業績が堅調に推移し、持分法による投資利益が前期を上回りました。グローバル投資インキュベーション・セグメントでは、当社の投資先であるBlockstream Corporation Inc.の公正価値評価額が大幅に減少し「営業投資有価証券に関する損失」及び「金融費用」として評価損を計上しました。一方で、保有する営業投資有価証券の売却が着実に進捗しました。

セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

なお、当連結会計年度において、グループ戦略に即した経営資源の効率的な分配及び事業構造の最適化を通じて、決済プラットフォームを軸とした事業の成長加速を図るため、当社の事業カンパニーであるマーケティングテクノロジーカンパニーを2つの事業本部へ再編しました。あわせて、マーケティング機能の役割を再定義するとともに、経営管理体制を整理しました。

これに伴い、従来は、プラットフォームソリューション・セグメントに含めていた一部の事業について、報告セグメントの区分をロングタームインキュベーション・セグメントへ変更しております。前連結会計年度の数値につきましても、新たな報告セグメント区分に組み替えた数値を記載しております。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前期比

増減額

増減率

(%)

プラットフォーム

ソリューション

収益

17,596

22,644

5,049

28.7

税引前利益

7,168

8,757

1,589

22.2

ロングターム

インキュベーション

収益

12,774

13,570

796

6.2

税引前利益

1,437

969

△468

△32.5

グローバル投資

インキュベーション

収益

5,877

582

△5,294

△90.1

税引前利益

1,372

△8,946

△10,318

調整額

収益

1,607

1,510

△97

△6.0

税引前利益

△3,679

△10,997

△7,318

合計

収益

37,853

38,306

453

1.2

税引前利益

6,298

△10,216

△16,515

 

〔プラットフォームソリューション〕

プラットフォームソリューション・セグメントでは、当社グループの事業基盤である決済プラットフォームを軸とした事業を展開しております。Eコマース(EC)及び対面店舗等のBtoC商取引に必要不可欠なクレジットカード決済をはじめ、QRコード決済、コンビニ決済等のあらゆる電子決済手段を提供する決済代行サービスのほか、決済に関連する周辺サービス及びEC事業者向け機能の拡充等を通じて、決済プラットフォームの持続的な拡大に取り組んでおります。また、決済領域の事業パートナーであるクレジットカード会社をはじめとした金融事業者向けデジタルマーケティング及びCRMソリューションとの連携を強化し、金融フィンテック領域に特化したエコシステムの構築に注力しております。

当連結会計年度は、対面決済領域においてアライアンス戦略が奏功し、決済の新規加盟店獲得が進捗したほか、訪日外国人数の増加に伴い、百貨店をはじめとした総合小売業において決済取扱高が伸長しました。加えて、サービス、公金等の非物販分野を中心に非対面決済領域が堅調に推移したこと等から、決済取扱高は前期比21%増の7.5兆円となりました。また、マーケティング事業では、決済事業との連携を企図した事業の最適化やサービス開発等を推進しました。

これらの結果、収益は22,644百万円(前期比5,049百万円増、同28.7%増)、税引前利益は8,757百万円(前期比1,589百万円増、同22.2%増)となりました。

〔ロングタームインキュベーション〕

ロングタームインキュベーション・セグメントでは、当社グループ独自の事業基盤及び日本最大級のメディアを運営する㈱カカクコムの顧客資産等を活用し、決済プラットフォームの拡大を加速することを目的とした戦略事業を展開しております。企業間取引(BtoB)決済領域におけるサービスのほか、各産業のDX化を支援するプロダクト開発による事業者の業務効率化及びキャッシュレス化の促進、データマーケティングによる小売事業者等への集客による決済機会の拡大、新たなテクノロジーの社会実装を目指した事業開発等を行うことにより、プラットフォームソリューション・セグメントの更なる高付加価値化及び成長加速を図るとともに、中長期的に企業価値を牽引する次世代の事業創出に取り組んでおります。

当連結会計年度は、グループ会社である㈱カカクコムの業績が堅調に推移したこと等により、持分法による投資利益が増加しました。また、一部の新規事業において固定資産に係る減損損失を計上したものの、先行投資を継続する戦略事業は事業規模の拡大に伴い収益が増加しました。

これらの結果、収益は13,570百万円(前期比796百万円増、同6.2%増)、税引前利益は969百万円(前期比468百万円減、同32.5%減)となりました。

〔グローバル投資インキュベーション〕

グローバル投資インキュベーション・セグメントでは、国内外のスタートアップ企業等への投資及び当社グループ内の事業との連携による投資先の育成等を行っております。創業以来、北米・日本・アジア・欧州を中心に築き上げてきた独自のディールソースである「グローバルインキュベーションストリーム」や、当社グループが運営する日本初のシードアクセラレータープログラム「Open Network Lab」等を通じて、世界中の有望なスタートアップ企業へリーチするとともに、当社グループの事業との連携を一層深めることにより、当社グループ及び投資先の企業価値の最大化を目指しております。

当連結会計年度は、投資先の1社であるBlockstream Corporation Inc.の評価額が大幅に減少したこと等により、営業投資有価証券の公正価値が減少しました。一方で、営業投資有価証券の売却が着実に進捗したことにより、投資事業収入は81億円となりました。

これらの結果、収益は582百万円(前期比5,294百万円減、同90.1%減)、税引前損失は8,946百万円(前期は1,372百万円の利益)となりました。

 

②  キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前期比

増減額

営業活動によるキャッシュ・フロー

△11,032

31,726

42,758

投資活動によるキャッシュ・フロー

△8,763

△10,003

△1,240

財務活動によるキャッシュ・フロー

15,931

△14,914

△30,845

現金及び現金同等物の期末残高

49,571

56,354

6,783

有利子負債(リース負債除く)

67,339

61,633

△5,707

 

短期

(1年内に償還または返済予定の

長期有利子負債は除く)

27,270

21,170

△6,100

長期

40,069

40,463

393

 

ⅰ.キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、56,354百万円(前期比6,783百万円増、同13.7%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は31,726百万円となりました。収入の主な内訳は、営業債務及びその他の債務の増加額16,790百万円、営業投資有価証券の減少額14,384百万円、営業債権及びその他の債権の減少額4,168百万円であり、支出の主な内訳は、税引前損失10,216百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は10,003百万円となりました。支出の主な内訳は、無形資産の取得による支出4,008百万円、投資有価証券の取得による支出2,421百万円、持分法で会計処理されている投資の取得による支出2,316百万円、子会社の取得による支出1,008百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動の結果、使用した資金は14,914百万円となりました。支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出29,193百万円、短期借入金の純減額6,175百万円、自己株式の取得による支出4,512百万円、配当金の支払額1,894百万円であり、収入の主な内訳は、長期借入れによる収入29,300百万円であります。

 

ⅱ.資本の財源及び資金の流動性に係る情報

(資金調達)

当社グループは、財務の健全性・安全性の維持と、事業の維持拡大に必要な資金の流動性の確保を意識した資金調達を基本方針としております。資金調達手段の多様化・安定化と、資本効率の向上を企図し、金融機関からの借入等、一部有利子負債を活用しております。また、安定的かつ機動的な資金調達を実現するために複数の金融機関との間で総額170億円のコミットメントライン契約を締結しております。なお、当連結会計年度末における有利子負債(リース負債除く)の残高は、61,633百万円であります。

(資金需要の主な内容)

当社グループの資金需要の主なものは、各事業セグメントにおける事業資金、販売費及び一般管理費等の営業費用等のほか、決済事業における収納代行業務の一時的な立替資金によるものであります。また、投資資金需要の主なものは、決済事業のシステム機能拡充・強化等によるもののほか、新規事業に係るシステム開発等の投資によるものであります。将来の成長に向けた戦略的な資金需要に対しては、財務の健全性と資本効率の向上を両立させながら対応していく方針であります。

 

③  重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。

なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等(1)連結財務諸表  連結財務諸表注記  3.重要性がある会計方針  4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定」に記載しております。