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利益

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最終更新:

E03331 Japan GAAP

売上高

308.7億 円

前期

308.6億 円

前期比

100.0%

時価総額

138.0億 円

株価

951 (04/26)

発行済株式数

14,509,800

EPS(実績)

82.70 円

PER(実績)

11.50 倍

平均給与

554.8万 円

前期

540.7万 円

前期比

102.6%

平均年齢(勤続年数)

47.2歳(17.1年)

従業員数

176人

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社はDIY用品、家庭用品、カー・レジャー用品の販売を行うホームセンター事業に従事しており、事業の系統図は次のとおりであります。なお、当社は単一セグメントであるため、商品区分別により記載しております。

※画像省略しています。

 

23/09/28

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

  なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。

 

①経営成績の状況

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が徐々に緩和され、社会経済活動の正常化へ向けた動きが進みましたが、一方でエネルギー価格や原材料価格の高騰、円安の進行による物価上昇が続いており、個人消費は節約志向が強まるなど景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。

このような環境の中、当社はこれまで同様「お客様の声」をもとにした品揃えの拡充と売場改装を推進するとともに、売場スタッフのコンサルティング販売能力の向上を目的とした商品取扱実技研修会を積極的に開催するなど、より多くのお客様に喜ばれ、お役に立てる施策を継続的に実践しております。また、2023年10月にオープン予定の松原店(大阪府)につきましても、売場作りや人材確保等、開店へ向けた準備を計画通り順調に進めております。

当事業年度は、度重なる台風の発生により一部店舗で臨時休業するなど、天候不順の影響を大きく受けたことに加え、資源高や円安等を背景とする商品価格の上昇が消費者の買い控えにつながり、全店ベースの来店客数が前期比96.6%に低下しました。一方で客単価は前期比103.6%に上昇し、売上高は前期比100.0%の308億65百万円となりました。

利益につきましては、売上総利益率が前期比0.4ポイント伸長の32.4%となりましたが、松原店のオープン準備費用や人件費の増加等により販売費及び一般管理費が前期比107.7%の84億60百万円となり、その結果、営業利益は前期比77.0%の15億47百万円、経常利益は前期比79.3%の17億65百万円、当期純利益は前期比78.8%の12億円となりました。

 

②財政状態の状況

 当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ55億86百万円増加の263億24百万円となりました。これは主に現金及び預金が14億65百万円減少した一方、松原店のオープンに備えた商品導入や価格上昇の影響により商品が12億40百万円増加したこと、松原店の店舗設備の取得等により有形固定資産が52億49百万円増加したことによるものであります。

負債合計は、前事業年度末に比べ45億98百万円増加の88億43百万円となりました。これは主に松原店の出店へ向けた資産の増加に伴い、買掛金が5億68百万円、未払金が13億85百万円、長期借入金が27億75百万円増加したことによるものであります。 

純資産合計は、前事業年度末に比べ9億87百万円増加の174億80百万円となりました。これは主に剰余金の配当が4億26百万円あった一方、自己株式が2億10百万円減少したことと、当期純利益を12億円計上したことによるものであります。

 

③キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ14億65百万円減少の18億92百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、4億8百万円(前期は15億67百万円の取得)となりました。これは主に法人税等の支払額が5億92百万円、棚卸資産の増加額が12億68百万円となったのに対し、税引前当期純利益が17億65百万円、減価償却費が5億28百万円となったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、43億41百万円(前期は12億24百万円の使用)となりました。これは主に松原店の出店へ向けた設備投資等により有形固定資産の取得による支出が44億17百万円となったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は、24億67百万円(前期は8億87百万円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額が4億26百万円となったのに対し、長期借入れによる収入が30億円、自己株式の処分による収入が1億50百万円となったことによるものであります。

 

④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。当社の採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しております。財務諸表の作成に当たっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

 

⑤経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社の目標とする経営指標は「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。当事業年度は自己資本比率66.4%、ROA7.5%、ROE7.1%となっており、これらの目標数値の一部は達成しておりますが、今後も新規出店等、大型の設備投資を実施しても目標数値を達成できるよう財務体質及び収益力の強化に努めてまいります。

 

 

(2) 仕入及び販売の実績

 ①仕入実績

部門別

仕入高(百万円)

構成比(%)

前期比(%)

DIY用品

12,556

56.7

104.2

家庭用品

6,603

29.8

103.2

カー・レジャー用品

2,988

13.5

108.5

合計

22,148

100.0

104.5

 

(注) 1.部門別の用品明細は次のとおりであります。

(1) DIY用品……………ホビー・木製品、建材、手工具、電動工具、金物、塗料、接着剤、園芸資材、薬剤肥料・用土、植物、エクステリア用品、石材

(2) 家庭用品………………家庭用品、日用品、インテリア用品、電気資材用品、収納用品、住宅設備用品、季節用品

(3) カー・レジャー用品…カー用品、アウトドア用品、ペット用品、文具

2.当社は単一セグメントであるため、商品区分別により記載しております。

 

 ②販売実績

部門別

売上高(百万円)

構成比(%)

前期比(%)

DIY用品

17,893

58.0

100.1

家庭用品

8,944

29.0

98.6

カー・レジャー用品

4,026

13.0

103.0

合計

30,865

100.0

100.0

 

(注) 1.部門別の用品明細は次のとおりであります。

(1) DIY用品……………ホビー・木製品、建材、手工具、電動工具、金物、塗料、接着剤、園芸資材、薬剤肥料・用土、植物、エクステリア用品、石材

(2) 家庭用品………………家庭用品、日用品、インテリア用品、電気資材用品、収納用品、住宅設備用品、季節用品

(3) カー・レジャー用品…カー用品、アウトドア用品、ペット用品、文具

2.当社は単一セグメントであるため、商品区分別により記載しております。

 

 ③単位当たり売上高

項目

 

前期比(%)

売上高

(百万円)

30,865

100.0

売場面積(平均)

( ㎡ )

82,271

100.0

1㎡当たり売上高

(千円)

374

100.0

従業員数(平均)

( 人 )

1,209

102.7

1人当たり売上高

(千円)

25,529

97.4

 

(注) 1.従業員数には、地域限定正社員、嘱託社員及びパート・アルバイト(1日8時間換算)を含んでおります。

2.1㎡当たり売上高にはネット販売は含んでおりません。