トーイン株式会社( )

上場廃止 (2026/03/27) 他社による買収(公開買付け、株式等売渡請求による取得) その他製品包装資材スタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E00713 Japan GAAP

売上高

145.8億 円

前期

135.1億 円

前期比

108.0%

時価総額

75.1億 円

株価

1,178 (03/26)

発行済株式数

6,377,500

EPS(実績)

93.71 円

PER(実績)

12.57 倍

平均給与

493.0万 円

前期

472.7万 円

前期比

104.3%

平均年齢(勤続年数)

42.0歳(16.5年)

従業員数

481人(連結:648人)

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と関係会社3社で構成されており、包装資材事業、精密塗工事業、その他事業の3事業を展開しております。その主たる事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係わる位置づけは、次の通りであります。

 

① 包装資材事業   当社は紙器、樹脂パッケージ、ラベル、説明書等を製造販売しております。また、連結子会社TOIN (THAILAND) CO., LTD.では包装資材、材料の輸出入及び販売を、連結子会社TOIN VIETNAM CO., LTD.及び関連会社Printing Solution Co., Ltd.では紙器、樹脂パッケージ等の製造販売をしております。

② 精密塗工事業   電子部材・記録媒体・建材等の精密塗工製品の製造を受託しております。

③ その他の事業   食品・化粧品・医薬部外品等の加工・セットを受託するほか、販促品等の商品を販売しております。

 

 事業系統図は、次のとおりであります。

※画像省略しています。

(注)Printing Solution Co., Ltd.は、関連会社で持分法適用会社であります。

 

25/06/27

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外国人によるインバウンド需要の拡大や輸出の増加、株価の堅調な推移など経済環境としては好材料が見られたものの、資源・エネルギー価格や消費者物価が高水準であったことを受け、個人消費は本格回復には至らず、低調に推移しました。

 このため、包装資材業界においても、消費者の節約志向が定着したことなどもあり、厳しい事業環境にて推移しました。

 当社グループは、このような状況の下、お客様に製品を安定的に供給することを最優先としつつ、業容の拡大を目指し、新規分野の開拓・拡大、差別化された商品・技術の開発等に注力してまいりました。また、諸資材・エネルギー価格や2024年問題を受けた物流コスト、人件費のアップに対処すべく、引き続き諸施策を継続してまいりました。

 

a.財政状態

 当連結会計年度末における資産は20,462百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,126百万円増加いたしました。

 当連結会計年度末における負債は9,482百万円となり、前連結会計年度末に比べ156百万円増加いたしました。

 当連結会計年度末における純資産は10,979百万円となり、前連結会計年度末に比べ969百万円増加いたしました。

 

b.経営成績

 当連結会計年度の経営成績は、売上高は14,582百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益891百万円(前年同期比116.7%増)、経常利益929百万円(前年同期比60.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益597百万円(前年同期比22.5%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

包装資材事業は、売上高12,956百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益1,253百万円(前年同期比42.5%増)となりました。

精密塗工事業は、売上高1,140百万円(前年同期比38.2%増)、セグメント利益384百万円(前年同期比77.3%増)となりました。

その他事業は、売上高は485百万円(前年同期比8.8%減)、セグメント利益48百万円(前年同期比45.3%減)となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ870百万円増加し、2,667百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,886百万円の収入(前年同期比245.3%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益808百万円、減価償却費808百万円等の収入があったことによるものであります。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、630百万円の支出(前年同期比64.0%減)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出589百万円によるものであります。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、423百万円の支出(前年同期は894百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の純減額334百万円によるものであります。

 

 

③生産、受注及び販売の実績

 a.生産実績

 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

包装資材(千円)

9,910,556

4.0

精密塗工(千円)

676,078

24.7

 報告セグメント計(千円)

10,586,635

5.1

その他(千円)

336,986

1.7

合計(千円)

10,923,621

5.0

 (注)金額は製造原価をもって表示しております。

b.受注実績

 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

包装資材

13,068,726

6.5

2,726,029

4.3

精密塗工

1,166,432

37.5

89,168

41.1

 報告セグメント計

14,235,159

8.5

2,815,198

5.2

その他

439,040

△25.3

53,503

△46.3

合計

14,674,200

7.0

2,868,702

3.3

 (注) 金額は販売価額をもって表示しております。

c.販売実績

 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

包装資材(千円)

12,956,613

6.6

精密塗工(千円)

1,140,453

38.2

 報告セグメント計(千円)

14,097,066

8.6

その他(千円)

485,161

△8.8

合計(千円)

14,582,228

8.0

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

1)財政状態

 当連結会計年度末における資産は20,462百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,126百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が222百万円減少しましたが、現金及び預金が873百万円、投資有価証券が691百万円増加したことによるものであります。

 負債は9,482百万円となり、前連結会計年度末に比べ156百万円増加いたしました。これは主に、借入金が334百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金並びに電子記録債務が108百万円、繰延税金負債が229百万円増加したことによるものであります。

 純資産は10,979百万円となり、前連結会計年度末に比べ969百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が509百万円、その他有価証券評価差額金が395百万円増加したことによるものであります。

 

2)経営成績

 売上高は、前連結会計年度に比べ1,074百万円増収の14,582百万円となりました。

 売上原価は、前連結会計年度に比べ534百万円増加の11,621百万円となりました。売上原価率は、前連結会計年度に比べ2.4ポイント下がり79.7%となりました。

 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ59百万円増加の2,068百万円となりました。

 この結果、営業利益は、前連結会計年度に比べ480百万円増益の891百万円となりました。

 営業外損益は、営業外収益が前連結会計年度に比べ62百万円減少の151百万円、営業外費用が前連結会計年度に比べ68百万円増加の113百万円となりました。

 この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ349百万円増益の929百万円となりました。

 親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損益が減損損失の計上などにより121百万円のマイナスとなり、また、税金費用が64百万円増加したことなどにより、前連結会計年度に比べ109百万円増益の597百万円となりました。

 

3)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

 当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、景気や消費動向による受注の動向、価格競争による製品価格の動向、資材価格、エネルギー価格、物流コストや人件費等の上昇、精密塗工分野における急速な技術革新による受注の動向などがあります。

 これらに対し、企画提案型の営業活動を継続し、新規分野・新規客先の開拓に積極的に取り組むとともに、採算性を一層重視した受注活動に注力してまいります。また、環境や衛生面に配慮した材料・製品の企画提案、差別化された商品・技術の開発などで競争優位性の確保・拡大に注力するとともに、工場運営の効率化、省人化・省力化・省エネルギー化の推進、品質管理体制の一層の強化、工場のスマートファクトリー化・DX化推進やBPOによる業務プロセスの改革と品質・生産性向上等を推進してまいります。

 

4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成

 当社は、自己資本利益率(ROE)を会社の総合力を判断する重要な指標として位置付けており、2026年度を最終年度とする中期経営計画において4%を目標としております。当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)は5.7%(前年同期は5.1%)で目標は達成しておりますが、引き続き指標向上に努めてまいります。

 

5)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

(包装資材事業)

引き続き当社固有の加飾技術や環境対応資材を中心に当社製品の優位性のアピールを軸とする企画提案型の営業活動を継続的に実施するとともに、採算性を一層重視した受注活動に注力してまいりました。

その結果、国内の売上高は、食品、化粧品分野がそれぞれ底堅く推移し、増収となりました。海外においても、ベトナム現地法人(TOIN VIETNAM CO., LTD.)、タイ現地法人(TOIN(THAILAND)CO., LTD.)とも増収となり、売上高は12,956百万円(前年同期比6.6%増)となりました。

 利益面については、諸資材・エネルギー価格、物流コストや人件費のアップに対して、採算性を重視した営業活動や工場運営の効率化等による製造コストの低減を推進した結果、前年同期比で増益となりました。

 セグメント資産は、有形固定資産が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ421百万円減少の11,301百万円となりました

(精密塗工事業)

 先端半導体の市場牽引により関連する精密塗工製品の需要が増加、売上高は1,140百万円(前年同期比38.2%増)となりました。

 利益面については、受注増及びそれに伴う生産体制の強化等により、前年同期比で増益となりました。

 セグメント資産は、前連結会計年度末とほぼ横ばいの479百万円となりました。

(その他事業)

 きめ細かな営業活動を進め化粧品関連の販促品の受注が伸びたものの、アッセンブル事業が伸び悩み、売上高は485百万円(前年同期比8.8%減)となりました。

 利益面については、売上の伸び悩みを受け、前年同期比で減益となりました。

 セグメント資産は、売上債権が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ96百万円減少の716百万円となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

1)キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

2)資本の財源及び資金の流動性

 当社グループの運転資金需要の主なものは、製品を製造するための材料費及び製造費、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用でございます。また、設備資金需要としましては、工場の建物や生産設備等の固定資産投資等でございます。

 運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金でまかなっており、海外子会社のものを含め当社において一元管理しております。借入金の調達については、設備計画等に基づく資金需要、既存借入金の返済等を考慮して、調達規模等を適宜判断して実施しております。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。