E02706 Japan GAAP
前期
3,107.0億 円
前期比
101.6%
株価
1,859 (01/13)
発行済株式数
64,733,372
EPS(実績)
156.43 円
PER(実績)
11.88 倍
前期
579.3万 円
前期比
99.0%
平均年齢(勤続年数)
40.5歳(13.3年)
従業員数
2,623人(連結:3,762人)
当社グループ(当社及び当社の関係会社)はアークランズ株式会社(当社)、子会社14社及び関連会社5社により構成されております。その事業内容は、「ホームセンタームサシ」、「スーパーセンタームサシ」、「ムサシプロ」、「NICO PET」、「スーパービバホーム」、「ビバホーム」、アート&クラフトの専門店「アークオアシス」、「ヴィシーズ」及び食品専門店「ムサシ食品館」等を通じて、一般消費者・プロ(業者)向けに住生活関連用品、家庭用品、食品等を販売する小売事業、DIY関連用品を主力に全国及びグループのホームセンターに販売する卸売事業及びとんかつ専門店「かつや」等の飲食店を経営する外食事業並びに不動産の賃貸を行う不動産事業であります。また、報告セグメントに含まれないその他の事業として、スポーツクラブ「JOYFIT」及びフィットネスジム「FIT365」を経営しております。
事業内容と当社及び子会社等の当該事業に係わる位置付けは、次のとおりであります。
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事業の区分 |
事業内容 |
主要な会社 |
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小売事業 |
「ホームセンタームサシ」、 「ムサシプロ」、 「NICO PET」の経営 |
DIY関連用品、園芸用品、ペット用品、各種資材・素材用品、事務用品、家庭用品等の販売 |
当社 |
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「スーパービバホーム」、 「ビバホーム」の経営 |
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「ジョイフルエーケー」の経営 |
(関連会社) 株式会社ジョイフルエーケー |
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「アークオアシス」の経営 |
アート&クラフト用品の販売及び各種カルチャー教室の開催 |
当社 |
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「ヴィシーズ」の経営 |
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「ムサシ食品館」の経営 |
食品、酒類等の販売 |
当社 |
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卸売事業 |
DIY関連用品・園芸用品等の販売 |
(子会社) アークランドサカモト株式会社 |
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外食事業 |
とんかつ専門店「かつや」、からあげ専門店「からやま」を主力とした飲食店の経営等 |
(子会社) アークランドサービスホールディングス株式会社 |
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不動産事業 |
不動産の賃貸 |
当社 |
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その他 |
スポーツクラブ及びフィットネスジムの経営 |
当社 |
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上記の事項を事業系統図により示すと、次のとおりであります。
※画像省略しています。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大に支えられ回復基調で推移するものの、物価上昇やエネルギー価格の高騰が消費者の生活防衛意識を高め、消費行動は慎重さを増しています。
また、原材料費・物流コスト・エネルギー価格の高止まりに加え、国内金利の上昇が企業のコスト負担を一層増大させており、今後の景気動向については依然として不透明な状況が続いています。
このような環境下、「くらし、満たす。こころ、満たす。」をスローガンに掲げる当社グループは、主力とする住関連(小売、卸売、不動産)と外食の両事業を深耕・発展させ、消費者の生活により近い形で網羅的な商品、サービスの提供に努めて参りました。
その結果、当社グループの当連結会計年度の売上高及び営業収入は330,964百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は16,231百万円(前年同期比0.7%増)、経常利益は19,169百万円(投資有価証券売却益による影響で前年同期比15.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,126百万円(前年同期比11.0%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(小売事業)
小売事業主力のホームセンター部門におきましては、品目別では、家庭用品、カー・レジャー用品が堅調に推移した一方、園芸用品が苦戦いたしました。また、2024年7月1日を効力発生日として行った株式会社フレッシュハウスの完全子会社化の影響によりリフォームサービスの売上高及び営業収入は前年同期比28.0%増となりました。
ホームセンターの2月末の店舗数は、7月にスーパーセンタームサシ長岡店(新潟県長岡市)の移転増床、10月にスーパービバホーム湘南平塚店(神奈川県平塚市)の出店と5店舗の閉店をした結果、4店舗減少し139店舗となりました。
この他、前年下期に行った価格改定により売上総利益率が改善したことに加えて、販売費及び一般管理費については宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化等により抑制を図り一定の効果があったものの、一方では新規出店コスト、人件費単価、エネルギー価格の上昇等が負担となりました。
その結果、小売事業の売上高及び営業収入は255,270百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は5,559百万円(前年同期比7.0%減)となりました。
(卸売事業)
卸売事業におきましては、前年下期に行った価格改定と取扱い商品の見直しにより売上総利益率が改善した結果、売上高及び営業収入は4,426百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益は589百万円(前年同期比87.2%増)となりました。
(外食事業)
外食事業における主力のとんかつ専門店「かつや」(国内)におきましては、店舗のDX化の推進に加え、14回のフェアメニューと2回のキャンペーンを実施いたしました。 その結果、1~12月における直営店の既存店売上高前年比は103.7%と好調に推移いたしました。出退店につきましては、直営店6店舗、FC店16店舗の出店、直営店1店舗、FC店2店舗の閉店により、12月末の店舗数は純増19店舗の491店舗となりました。
からやま・からあげ縁(国内)につきましては、グランドメニューの改定に加え、11回のフェアメニューと3回のキャンペーンを実施いたしました。 出退店につきましては、「からやま」直営店4店舗、FC店1店舗の出店、FC店8店舗の閉店、「からあげ縁」FC店2店舗の出店、FC店5店舗の閉店により、12月末の店舗数は純減6店舗の155店舗となりました。
以上の結果、売上高及び営業収入は56,145百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は5,968百万円(前年同期比4.6%増)となりました。
(不動産事業)
当社の不動産事業は、主に当社が開発した店舗のテナント賃料を収入源としています。
これらの店舗には、核として当社が運営するホームセンターが出店しており、家電量販店、スーパーマーケット等のテナントを誘致し併設することで、相互送客の効果が生まれ、安定した収益を確保しつつ、店舗の集客力を向上させています。
当連結会計年度においては前年6月に開業したアークスクエア御経塚、昨年10月に開業したアークスクエア湘南平塚の影響により営業収益が増加したものの新規出店による初期費用等の影響があり、売上高及び営業収入は14,104百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は3,695百万円(前年同期比6.0%減)となりました。
(その他)
その他にはフィットネス事業「JOYFIT」5店舗及び「FIT365」6店舗を含んでおります。
昨年5月にFIT365ムサシ金沢店、10月にFIT365柏崎柳田店、今年1月にFIT365ムサシ金沢南店を出店した影響により、売上高及び営業収入は1,018百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は38百万円(前年同期比49.1%減)となりました。
財政状態については次のとおりであります。
(総資産)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比較して16,076百万円減少し、334,645百万円となりました。これは主に土地の売却等により有形固定資産が9,429百万円、投資有価証券が9,266百万円減少したことによるものです。
(負債)
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比較して20,733百万円減少し、213,178百万円となりました。これは主に買掛金及び電子記録債務が11,670百万円増加し、長短借入金が32,131百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比較して4,656百万円増加し、121,467百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益等により利益剰余金が7,767百万円増加し、その他有価証券評価差額金が3,102百万円減少したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、18,044百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、31,011百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益16,201百万円、減価償却費10,993百万円、仕入債務の増加額11,263百万円、法人税等の支払額7,649百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、5,093百万円となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入7,441百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、36,390百万円となりました。これは長短借入金の純減額32,131百万円によるものです。
③仕入及び販売の実績
a.商品等仕入実績
当連結会計年度の商品等仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) |
構成比(%) |
前年同期比(%) |
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小売事業(百万円) |
166,191 |
84.9 |
100.5 |
|
卸売事業(百万円) |
7,046 |
3.6 |
77.0 |
|
外食事業(百万円) |
28,704 |
14.7 |
151.3 |
|
不動産事業(百万円) |
- |
- |
- |
|
その他(百万円) |
3 |
0.0 |
87.2 |
|
消去(百万円) |
△6,171 |
△3.2 |
- |
|
合計(百万円) |
195,774 |
100.0 |
104.7 |
b.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) |
構成比(%) |
前年同期比(%) |
|
小売事業(百万円) |
255,276 |
77.1 |
100.6 |
|
卸売事業(百万円) |
10,595 |
3.2 |
92.8 |
|
外食事業(百万円) |
56,145 |
17.0 |
108.4 |
|
不動産事業(百万円) |
15,992 |
4.8 |
105.6 |
|
その他(百万円) |
1,018 |
0.3 |
105.7 |
|
消去(百万円) |
△8,062 |
△2.4 |
- |
|
合計(百万円) |
330,964 |
100.0 |
101.9 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検証内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを行わなければなりません。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績
当社グループの当連結会計年度における売上高及び営業収入は330,964百万円(前年比1.9%増)、営業利益は16,231百万円(前年比0.7%増)、経常利益は19,169百万円(前年比15.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,126百万円(前年比11.0%増)となりました。
以下、連結財務諸表に重要な影響を与えた要因について分析いたします。
ⅰ)売上高、営業収入
売上高315,727百万円(前年比1.6%増)、営業収入15,237百万円(前年比7.1%増)となりました。
「(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ⅱ)営業総利益、販売費及び一般管理費、営業利益
営業総利益は、133,669百万円(前年比3.0%増)となりました。小売事業が前年に比べ売上総利益率が上回ったことが要因となっております。
販売費及び一般管理費については、117,437百万円(前年比3.4%増)となりました。外食事業の人件費及び株式会社フレッシュハウス連結子会社化による増加であります。
営業利益につきましては、前年に比べ営業総利益が増加しましたが、販売費及び一般管理費の増加もあり、前期比0.7%増の16,231百万円となりました。
ⅲ)営業外損益、経常利益
営業外収益は、4,159百万円(前期比156.8%増)となりました。主な要因は投資有価証券売却によるものです。
営業外費用は、1,222百万円(前期比7.3%増)となりました。主な要因は支払利息の増加によるものです。
以上の結果、経常利益は19,169百万円となりました。
ⅳ)特別損益、税金等調整前当期純利益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別利益は、29百万円(前期比99.3%減)となりました。主な要因は前期の土地売却によるものです。
特別損失は、2,997百万円(前期比42.4%減)となりました。主な要因は前期の商品廃棄損によるものです。
以上により、税金等調整前当期純利益は16,201百万円(前期比3.6%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益については10,126百万円(前期比11.0%増)となりました。
b.戦略的現状と見通し
当社グループは、主力のホームセンター部門において、変化対応型店舗戦略を推し進め、「住」関連の専門性を追求すると共に、全国規模の展開を目指して、確固たる事業基盤を構築すべく注力しております。
店舗規模及び地域特性を生かした品揃えとより一層の顧客サービスにより、「お客様に圧倒的に支持される店舗づくり」を第一として取組んでまいります。そして同時に、「楽しくなければ売場ではない」という考えのもとに、お客様が「わくわく」される店舗づくりに取組んでまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析
ⅰ)キャッシュ・フローの状況
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
ⅱ)資金需要について
当連結会計年度においては、ホームセンター及び外食事業の新規出店等に18,254百万円の設備投資を行いました。
次期の当社グループの資金需要については、ホームセンター及び外食事業の新規出店・改装・開発を中心に14,541百万円の設備投資を予定しております。
なお、この設備資金につきましては主に自己資金及び借入金によって賄う予定であります。
③経営上の目標の達成状況
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおり、連結売上高500,000百万円、経常利益40,000百万円の達成に向けて取組んでおります。
各指標の推移は次のとおりであります。
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第53期 (自 2021年2月21日 至 2022年2月28日) |
第54期 (自 2022年2月21日 至 2023年2月28日) |
第55期 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) |
第56期 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) |
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売上高(百万円) |
357,190 |
313,487 |
310,697 |
315,727 |
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経常利益(百万円) |
23,281 |
19,176 |
16,594 |
19,169 |
|
経常利益率(%) |
6.5 |
6.1 |
5.3 |
6.1 |