売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E03208 Japan GAAP

売上高

239.7億 円

前期

232.6億 円

前期比

103.0%

時価総額

109.6億 円

株価

812 (01/28)

発行済株式数

13,495,248

EPS(実績)

55.43 円

PER(実績)

14.65 倍

平均給与

483.8万 円

前期

478.5万 円

前期比

101.1%

平均年齢(勤続年数)

46.4歳(14.2年)

従業員数

25人(連結:751人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」
社名変更

3【事業の内容】

 当社グループは、アシードホールディングス㈱(当社)、連結子会社9社及び持分法適用関連会社1社により構成されており、自販機運営リテイル事業、飲料製造事業、不動産運用事業及びその他事業を主な事業としております。

 当社グループの事業内容及び当社と主な関係会社の各事業に係る位置付け、セグメントの関連は次のとおりであります。

セグメントの名称

事業内容

会社名

自販機運営リテイル事業

主に缶・ボトル飲料、カップ飲料、紙パック飲料、スナック食品等のスマートストア(自販機)による小売販売及び運営管理

アシード㈱
㈱いいじま

(国内2社)

飲料製造事業

清涼飲料、ソフトパウチ飲料、低アルコール飲料及び健康茶飲料の企画・製造・販売、自社ブランド商品の販売、茶葉の受託加工

アシードビバレッジプラス㈱

アシードブリュー㈱

㈱河村農園

静岡ローストシステム㈱

マルサン萩間茶㈱

HaLong Beer And Beverage Joint Stock Company(持分法適用)

(国内5社、海外1社)

不動産運用事業

オフィスビル、商業施設等の開発及び賃貸等、グループ所有の不動産の有効活用と効率管理

当社

アオンズエステート㈱

(国内2社)

その他事業

倉庫事業、物流事業、環境事業

ロジックイノベーション㈱

(国内1社)

 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

[事業系統図]

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

※画像省略しています。

25/06/24

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概況

①財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などを背景に個人消費が堅調に推移し、企業の設備投資に持ち直しの動きが見られたことなどにより、景気は緩やかな回復傾向にあります。一方で、アメリカの関税政策の世界経済への影響、収束の見えないウクライナ、ガザの情勢等先行きの不透明感は以前よりも増しており、不確実性は一層高まっています。

 この環境下において、当社グループは、「ASEEDING THE FUTURE 人、地球、未来 ― すべての笑顔と健康のために」の実践に向けて更新した「中期経営計画」に基づき、ブランド創造企業への挑戦、既存事業の構造改革、M&Aによるグループ強化、新規事業・海外事業の強化を中心とした成長の加速に取り組んでいます。

 この結果、当連結会計年度の資産合計は19,655百万円(前連結会計年度末比726百万円増)、負債合計は12,431百万円(同133百万円増)及び純資産は7,223百万円(同593百万円増)となりました。

 また、当連結会計年度の経営成績は、売上高23,969百万円(前期比3.0%増)、営業利益765百万円(同0.2%減)、経常利益1,093百万円(同5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益748百万円(同2.6%減)となりました。

 なお、当連結会計年度より、「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等の注記)」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、「自販機運営リテイル事業」に含まれていたアシードの飲料ウェルネス事業の区分を、「飲料製造事業」へ変更しております。前期の値については変更後の区分で組み替えた数値を記載しております。

 

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載しております。

(a) 自販機運営リテイル事業

 自販機運営リテイル事業におきましては、自販機での小売価格の値上げや設置条件の改定を実施し、利益率の改善を進めました。売価改定により販売数量が伸び悩む中、ルートの再編による業務の効率化を図り収益性の向上に努めております。また、消費者の求める利便性に応えるべく、新札対応のための機材の切替、キャッシュレス対応を進めました。

 この結果、自販機運営リテイル事業の売上高は13,614百万円(前年同期比1.4%増)、セグメント利益は240百万円(前年同期比23.1%増)となりました。

(b) 飲料製造事業

 飲料製造事業におきましては、上半期は再編に伴う製造の停止や低アルコール飲料の製造数量が伸び悩んだことにより業績は低調に推移いたしました。しかしながら例年閑散期となる冬季においてアシードブリュー㈱のソフトパウチ飲料の製造数量が大幅に増加した事や、静岡ローストシステム㈱の茶葉加工が堅調に推移した事により、セグメント損益は通期で減益となったものの、業績は改善傾向となっております。

 また、自社ブランド商品におきましては、㈱SEAMとのコラボレーションで開発された和食ペアリングの低アルコール飲料「食と茶の夢」、ストレート果汁を使用した創作カクテル「家バル」シリーズの新商品として「家バル ハニーレモネード」を発売するなど、当連結会計年度において新商品を7点、リニューアル商品を7点発売して自社商品のラインナップを充実させ、全国展開を目指した商品力強化に注力しました。

 この結果、飲料製造事業の売上高は9,961百万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益は809百万円(同3.0%減)となりました。

(c) 不動産運用事業

 不動産運用事業におきましては、当社及びアオンズエステート㈱を中心に所有不動産の運用を行っており、不動産運用事業による売上高は140百万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益は218百万円(同4.8%増)となりました。

 なお、売上高はセグメント間の内部売上高231百万円を含めると371百万円となります。

(d) その他事業

 その他事業におきましては、ロジックイノベーション㈱が東西の物流部門を強化すると共に、グループ内物流の内製化を行っており、その他事業の売上高は252百万円(前期比3.4%増)、セグメント利益は35百万円(同58.5%増)となりました。一方で業績改善が不十分であったロジックイノベーション㈱の環境事業に係る設備の減損を行い、102百万円の特別損失を計上いたしました。

 

 

②キャッシュ・フローの状況

(a) 営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動の結果得られた資金は、838百万円(前期は1,690百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益968百万円及び減価償却費795百万円等により資金を獲得する一方、持分法による投資利益248百万円及びその他負債の純減額216百万円等により資金を使用したことによるものであります。

(b) 投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動の結果使用した資金は、828百万円(前期は988百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出898百万円等により資金を使用する一方、投資有価証券の売却による収入106百万円等により資金を獲得したことによるものであります。

(c) 財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動の結果得られた資金は、192百万円(前期は206百万円の使用)となりました。これは主に短期借入金の純増額250百万円、長期借入れによる収入1,700百万円により資金を獲得する一方、長期借入金の返済による支出1,374百万円及び配当金の支払額221百万円により資金を使用したことによるものであります。

 

 この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ201百万円増加し、当連結会計年度末には1,772百万円となりました。

③生産、受注及び販売の状況

(a) 生産実績

 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

前期比(%)

飲料製造事業

 

 

 

清涼飲料(百万円)

3,219

 

低アルコール飲料(百万円)

4,202

 

ソフトパウチ飲料(百万円)

1,080

 

茶葉(百万円)

1,405

合計(百万円)

9,907

(注)1.自販機運営リテイル事業・不動産運用事業・その他事業において生産活動は行っておりません。

2.2024年10月1日付の組織再編に伴い、集計方法及び集計区分を変更しているため、前期比を記載しておりません。

 

(b) 受注状況

 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前期比(%)

受注残高(百万円)

前期比(%)

飲料製造事業

 

 

 

 

 

清涼飲料

3,403

291

 

低アルコール飲料

4,345

329

 

ソフトパウチ飲料

1,081

137

 

茶葉

1,425

120

合計

10,256

879

(注)2024年10月1日付の組織再編に伴い、集計方法及び集計区分を変更しているため、前期比を記載しておりません。

 

(c) 商品仕入実績

 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

自販機運営リテイル事業(百万円)

6,872

101.6

合計(百万円)

6,872

101.6

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

2.飲料製造事業において商品仕入活動を行っておりますが、金額に重要性がないため記載しておりません。また不動産運用事業・その他事業においては商品仕入活動を行っておりません。

(d) 販売実績

 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

自販機運営リテイル事業(百万円)

13,614

101.4

飲料製造事業(百万円)

9,961

105.4

不動産運用事業(百万円)

140

99.7

その他事業(百万円)

252

103.4

合計(百万円)

23,969

103.0

(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年6月24日)現在において判断したものであります。

①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に、検証等を行っております。

(事業用固定資産の減損処理)

 当社グループでは、減損の兆候がある資産グループのうち、収益性の低下により割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることとなった資産グループについては、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。割引前将来キャッシュ・フローにつきましては事業計画を基礎としており、事業計画策定においては販売予測や経費削減策等の仮定を用いております。減損の兆候の把握、減損損失の認識並びに測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合減損処理が必要となる可能性があります。

②財政状態の分析

(a) 流動資産

 当連結会計年度末における流動資産は、7,505百万円となり、前連結会計年度末に比べ443百万円増加しました。これは現金及び預金の増加201百万円及び商品及び製品の増加60百万円等によるものであります。

(b) 固定資産

 当連結会計年度末の固定資産は12,149百万円となり、前連結会計年度末に比べ、283百万円増加しました。これは建設仮勘定の増加268百万円及び投資有価証券の増加219百万円等によるものであります。

(c) 流動負債

 流動負債は8,575百万円となり、前連結会計年度末に比べ304百万円減少しました。これは買掛金の減少61百万円及び未払法人税等の減少125百万円等によるものであります。

(d) 固定負債

 固定負債は3,856百万円となり、前連結会計年度末に比べ438百万円増加しました。これは長期借入金の増加427百万円等によるものであります。

(e) 純資産

 当連結会計年度末における純資産合計は7,223百万円となり、前連結会計年度末に比べ593百万円増加しました。これは親会社株主に帰属する当期純利益による増加748百万円等によるものであります。

③経営成績の分析

(a) 売上高

 自販機運営リテイル事業は夏季の気温上昇の恩恵を受け、13,614百万円の売上高となりました。飲料製造事業は大手ブランドメーカーの厚い信頼を得てソフトパウチ飲料等のOEMが着実に伸長するとともに、静岡ローストシステム㈱の茶葉加工の売上増などにより9,961百万円の売上高となりました。不動産運用事業は、グループ物流施設稼働による賃料収入の微減などにより140百万円、その他事業はロジックイノベーション㈱の物流事業の増加などにより252百万円の売上高となりました。

(b) 売上原価、販売費及び一般管理費

 売上原価につきましては、380百万円の増加となりました。

 販売費及び一般管理費が売上高に占める比率は、前連結会計年度と比較して0.4%増加いたしました。

(c) 営業外収益、営業外費用

 営業外収益は、前連結会計年度に比べ88百万円増加し、419百万円となりました。その主な要因は、持分法による投資利益の増加48百万円等によるものであります。

 営業外費用は、前連結会計年度に比べ31百万円増加し、91百万円となりました。その主な要因は、その他の増加30百万円等によるものであります。

(d) 特別利益、特別損失

 特別利益として、投資有価証券売却益54百万円を計上いたしました。

 特別損失として、固定資産除却損52百万円、投資有価証券評価損7百万円及び減損損失119百万円を計上いたしました。

 

④経営戦略の現状と見通し

 飲料関連事業を取り巻く国内の事業環境は、今後も厳しさが増していくと予想されます。引き続き、自販機運営及び飲料製造の基盤強化を図るとともに、食品・飲料企業とアライアンスを組み、事業再編・構築を積極的に進めてまいります。

 自販機オペレーター業界内では後継者難から事業譲渡を検討している案件も増えていることから、M&Aや業務提携を通じて効率化を伴った事業規模の拡大を経営戦略として掲げております。飲料製造事業については当社グループの中核事業に成長しており、より一層戦略的な設備投資を実施しながら、需要の拡大に応えてまいります。また、静岡ローストシステム㈱及びマルサン萩間茶㈱の子会社化により健康茶など新商品の共同開発を行うとともに、既存の飲料部門と相乗効果が見込める分野で新たな取り組みを進めてまいります。

 海外ではASEAN諸国を中心に投資を積極的に推進するとともに、投資先であるハロンビールとのアライアンスも視野に入れながら低アルコール飲料及び清涼飲料市場を開拓してまいります。また、国内においてはチューハイブランド「アスター」を軸に販売拡大に努め、アシードブランドの品質の高さを多くのお客様に認知いただくとともに、総合的なブランド力向上を推進いたします。

⑤キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度と比較して、851百万円減少の838百万円のキャッシュを得ております。その主な要因は、税金等調整前当期純利益、減価償却費等による収入によるものであります。支出については、その他負債の減少等によるものであります。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比較して、159百万円支出が減少し828百万円を支出しております。その主な要因は、投資有価証券の売却による収入の増加等によるものであります。
 財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度の206百万円の支出に対し、192百万円の収入となりました。その主な要因は、短期借入金の純増額及び長期借入金の純増による収入等によるものであります。

 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、経営環境や金利動向を考慮しながら、「必要な資金を、安定的に調達すること」を基本方針とし、事業運営上必要な資金の確保及び経済環境の急激な変化に耐えうる流動性維持に努めております。

 調達手段として、長期運転資金及び設備投資資金については、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの長期借入を基本とし、短期資金需要については、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの短期借入を基本としております。借入については、グループ会社で一元化することにより有利子負債の削減、安定的かつ効率的な資金調達を心掛けております。

 


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