売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E30048 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間の売上高については、主に販売価格の低下によってガス事業の売上高が減少したことなどにより、11.9%減少の25,925百万円、営業利益については6.7%減少の2,493百万円、経常利益については10.9%減少の2,599百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益については、0.2%減少の1,691百万円となりました。

増減の比較については、全て「前年同期」との比較であります。また、当社グループの業績は、ガス事業の比重が高いことから、その性質上、気温などの影響により著しい季節的変動があります。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

<ガス事業>

大口工業用向けのガス販売量が増加したものの、輸入エネルギー価格の影響によりガス販売価格が低下したことなどにより、売上高については13.0%減少の21,625百万円となりました。一方、営業利益についてはガス仕入費用の減少等により、11.9%増加の1,975百万円となりました。

<ヨウ素事業>

為替相場が円安で推移したことなどにより、ヨウ素販売価格は上昇しましたが、出荷時期のズレによるヨウ素販売量の減少により、売上高については4.0%減少の2,459百万円、営業利益については9.5%減少の1,398百万円となりました。

<その他>

建設事業の売上高が減少したことなどにより、売上高については8.3%減少の1,840百万円、営業利益については49.8%減少の115百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の資産、負債及び純資産の状況は、次のとおりであります。

増減の比較については、全て「前連結会計年度末」との比較であります。

<資産の部>

流動資産は0.5%減少の44,137百万円となりました。また、固定資産は投資有価証券の増加などにより、1.2%増加の67,854百万円となりました。以上の結果、資産合計は0.5%増加の111,992百万円となりました。

<負債の部>

流動負債は未払法人税等の減少などにより、13.4%減少の10,940百万円となりました。また、固定負債は繰延税金負債の増加などにより、8.4%増加の6,380百万円となりました。以上の結果、負債合計は6.5%減少の17,321百万円となりました。

<純資産の部>

純資産合計は利益剰余金の増加などにより、1.9%増加の94,670百万円となりました。

 

(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループの主な資金需要は、営業活動における運転資金及び投資活動における設備投資資金であります。運転資金は自己資金により、設備投資資金は自己資金のほか金融機関からの借入により調達しております。また、当社グループはグループファイナンスを導入しており、グループファイナンスを通じてグループ各社との間で必要な資金の融通を行っております。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は45百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。