売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00233 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態および経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症によるリスクが限定的となり、経済活動の正常化に向けた動きが加速されました。

建設業界におきましては、依然として建設需要が増加傾向にあるものの、従前の価格高騰や人材不足などに加え、建設業の時間外労働上限規制への検討対応が必要な状況にあります。

こうした状況のなか、当社グループは、中期経営計画「LIVZON DREAM 2030 1st half!」の3つの基本方針「①基盤事業の深耕」「②成長への投資」「③経営基盤の整備」を推進し、『コア事業の収益性改善』と『成長のための土台作り』を進めております。

その結果当社グループの当第3四半期連結累計期間の受注高は前年同四半期比1.2%増の500億48百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は前年同四半期比34.4%増の434億82百万円となり、営業利益は前年同四半期比106.7%増の16億43百万円、経常利益は前年同四半期比65.7%増の19億49百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比38.2%増の9億99百万円となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

① 日本

売上高につきましては前年同四半期比36.0%増の318億91百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比126.9%増の12億6百万円となりました。

② 米国

売上高につきましては前年同四半期比33.5%増の107億77百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比98.1%増の5億99百万円となりました。

③ 中国

売上高につきましては前年同四半期比8.4%減の7億38百万円となり、セグメント損失は2億17百万円(前年同四半期はセグメント損失36百万円)となりました。

④ オーストラリア

売上高につきましては前年同四半期比145.2%増の74百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比353.9%増の53百万円となりました。

 

また、財政状態の分析については次のとおりであります。

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は448億23百万円となり、前連結会計年度末に比べ36億47百万円の増加となりました。その主な要因といたしましては、のれんが18億51百万円、電子記録債権が5億91百万円、受取手形・完成工事未収入金等が4億69百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は180億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億76百万円の増加となりました。その主な要因といたしましては、電子記録債務が21億85百万円増加したこと等によるものです。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は267億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億71百万円の増加となりました。その主な要因といたしましては、為替換算調整勘定が5億73百万円、利益剰余金が5億16百万円、その他有価証券評価差額金が4億89百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

 

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において新たに発生した優先的に対処すべき事業上および財務上の課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費は9百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。