ウェルネオシュガー株式会社( )

ブランドなど:日新製糖伊藤忠製糖クルルマークカップ印
食料品食品製造プライムTOPIX Small 2

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E25648 IFRS


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

当中間連結会計期間におけるわが国の経済につきましては、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要に支えられ、景気は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、物価上昇の継続や米国の通商政策の影響による景気の下振れリスク等を受け、依然として先行きは不透明な状況にあります。

 

当中間連結会計期間の業績は、前連結会計年度末より東洋精糖株式会社を連結子会社としたこと等から、売上収益は57,772百万円(前年同期比19.8%増)、営業利益は5,190百万円(同7.5%増)となりました。税引前中間利益は5,224百万円(同5.2%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は3,573百万円(同3.2%増)となりました。

 

セグメントの概況は以下のとおりです。なお、各セグメント利益は全社費用等516百万円を含んでいません。

 

[Sugarセグメント]

海外原糖市況につきましては、1ポンド当たり18セント台後半で始まり、今期最高値となる19セント台半ばまで上昇しました。その後、米国の相互関税政策の発表による世界景気に対する不透明感や、主要生産国の増産見込み等から今期最安値となる14セント台半ばまで下落したものの、実需の買い等から値を戻し16セント台前半で当中間連結会計期間を終了しました。

 

海外原糖市況(ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限))

 

日付

セント/ポンド

円/kg

為替(円/ドル)

始値

2025年4月1日

18.89

62.81

150.82

高値

2025年4月2日

19.63

65.28

150.84

安値

2025年6月30日

14.68

47.19

145.81

終値

2025年9月30日

16.10

53.20

149.88

  (注)1ポンドは約0.4536㎏として換算し、為替は当日の三菱UFJ銀行直物為替公表TTSによっています。

 

国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、前期末から変わらず上白糖1kg当たり249円~251円で当中間連結会計期間を終了しました。

このような状況のもと、業務用製品の販売量は、8月以降の酷暑の影響等から加工食品向けの減少があったものの、人流の増加等による外食関係及び製パン向けの回復、東洋精糖株式会社の新規連結により前年同期を上回りました。家庭用製品の販売量は、当社独自製品の「きび砂糖」の出荷が好調に推移したことや、氷砂糖の出荷において前期の青梅不作による落ち込みの反動があったことにより前年同期を上回りました。利益面においては、東洋精糖株式会社を新規連結したこと等から増益となりました。

以上の結果、Sugarセグメント合計の売上収益は49,563百万円(前年同期比19.6%増)、セグメント利益は5,377百万円(同7.4%増)となりました。

 

[Food&Wellnessセグメント]

Food&Wellnessセグメントは、主にフードサイエンス事業とフィットネス事業により、幅広い場面で活用される多種多様な機能性素材・サービスを提供しています。

フードサイエンス事業につきましては、当社独自製品の「沖縄・奄美のきびオリゴ」は、腸内環境改善効果への関心の高まりに加え、各種販促施策、採用店舗拡大に向けた営業活動等により好調な出荷を継続しました。また、美浜バイオプラントにおいて「カップオリゴ」と「CI(サイクロデキストラン)」の増産体制の整備を進めました。ツキオカフィルム製薬株式会社では、コスト上昇に対する売価への反映を進めたこと等から増収増益となりました。

フィットネス事業につきましては、前期に不採算店舗を閉店し、当期は主力の総合型店舗の広告宣伝手法の改善・拡充による会員獲得に注力しました。また、子ども向けスクール事業も広告宣伝活動に加え受入態勢の拡充に取り組んでいます。全業態において会員数は増加したものの、前期の閉店の影響等から減収減益となりました。

倉庫事業につきましては、冷凍倉庫において畜産品の取扱量が増加したことや、港湾運送において輸入合板の取扱量が増加したこと等から増収増益となりました。

以上の結果、Food&Wellnessセグメント合計の売上収益は8,208百万円(前年同期比21.1%増)、セグメント利益は329百万円(同5.5%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当中間連結会計期間末における流動資産は39,900百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,150百万円減少しました。これは主に現金及び現金同等物が4,122百万円、棚卸資産が3,603百万円、それぞれ減少したことによるものです。非流動資産は64,971百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,438百万円増加しました。これは主に使用権資産が287百万円減少した一方で、有形固定資産が1,151百万円、その他の金融資産が453百万円、それぞれ増加したことによるものです。

 この結果、資産合計は104,872百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,712百万円減少しました。

 

(負債)

 当中間連結会計期間末における流動負債は25,283百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,725百万円減少しました。これは主に営業債務及びその他の債務が3,759百万円、借入金が2,930百万円、それぞれ減少したことによるものです。非流動負債は3,830百万円となり、前連結会計年度末に比べ158百万円減少しました。これは主にリース負債が228百万円減少したことによるものです。

 この結果、負債合計は29,114百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,884百万円減少しました。

 

(資本)

 当中間連結会計期間末における資本合計は75,758百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,172百万円増加しました。これは主に親会社の所有者に帰属する中間利益3,573百万円、剰余金の配当による減少1,819百万円、株式需給緩衝信託®における自己株式の処分による増加662百万円および東洋精糖株式を追加取得したことによる非支配持分の減少1,512百万円によるものです。

 この結果、親会社所有者帰属持分比率は72.2%(前連結会計年度末比6.1ポイント増)となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より4,122百万円減少し、11,322百万円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、4,501百万円の収入(前年同期は3,980百万円の収入)となりました。

主なものは、税引前中間利益5,224百万円、減価償却費及び償却費1,262百万円、法人所得税の支払額△1,531百万円、ならびに棚卸資産の減少、営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務の減少による△168百万円です。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、2,767百万円の支出(前年同期は1,300百万円の支出)となりました。

主なものは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出△2,655百万円です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、5,857百万円の支出(前年同期は3,357百万円の支出)となりました。

これは、短期借入金の純減額△2,930百万円、自己株式の取得による支出△157百万円、自己株式の処分による収入664百万円、リース負債の返済による支出△365百万円、非支配持分からの子会社持分取得による支出△1,246百万円、ならびに配当金の支払額△1,822百万円です。

 

(4)重要性がある会計方針および見積り

要約中間連結財務諸表の作成に当たって採用している重要性がある会計方針および見積りについての詳細は、「第4 経理の状況 1 要約中間連結財務諸表 要約中間連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」および同「4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりです。

 

(5)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、102百万円です。

当中間連結会計期間より、前連結会計年度末より連結子会社化した、東洋精糖株式会社の研究開発活動の金額を含めています。

上記以外に当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(8)生産、受注及び販売の実績

当中間連結会計期間において、SugarセグメントおよびFood&Wellnessセグメントの生産および販売実績が著しく増加しました。これは主に前連結会計年度末に東洋精糖株式会社を新規連結したことによるものです。