E05562 Japan GAAP
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善により緩やかに回復している一方、物価の上昇が続いていることや、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスク、物価上昇の継続による個人消費に及ぼす影響、金融資本市場の変動等の影響、中東・ウクライナ等の情勢など、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループは、パーパス「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」に基づき、投資事業、教育事業及び人材マッチング事業を、今後の成長をけん引するコア事業として設定しております。そして、コア事業間での連携を強化し、シナジーを創出することで、独自性のある強みを築き、企業価値の最大化を目指してまいります。具体的なコア事業間の取り組みとして、教育事業でデジタル人材を育成し、人材マッチング事業において、育成したデジタル人材と投資事業における投資先スタートアップのマッチングを行うことで、投資先のバリューアップを図ってまいります。
① 財政状態
(資産の部)
当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,807,849千円減少し、21,034,601千円となりました。
主な増減理由は以下のとおりです。
・現金及び預金は、剰余金の配当、法人税等の納付、投資事業における新規出資等により、前連結会計年度末に比べ4,027,147千円減少しております。
・営業投資有価証券は、投資事業における新規出資及び投資先株式の時価評価等により、前連結会計年度末に比べ235,273千円増加しております。
(負債の部)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,100,850千円減少し、1,971,341千円となりました。
主な増減理由は以下のとおりです。
・その他流動負債は、事業上の預り金の減少等により、前連結会計年度末に比べ469,796千円減少しております。
・未払法人税等は、法人税等の納付等により、前連結会計年度末に比べ384,329千円減少しております。
(純資産の部)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,706,999千円減少し、19,063,260千円となりました。
主な増減理由は以下のとおりです。
・利益剰余金は、主に次の要因により、前連結会計年度末に比べ1,569,282千円減少しております。
・親会社株主に帰属する中間純損失626,459千円の計上
・剰余金の配当による942,822千円減少
・自己株式は、㈱博報堂DYホールディングスとの間の親子上場関係の解消を目的として取得したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,067,879千円増加しております。
② 経営成績
当中間連結会計期間の経営成績は、教育事業及び人材マッチング事業で増収となったものの、投資事業で投資先株式の売却量が前年同期比で減少した影響により、売上高は4,313,592千円(前年同期比31.8%減)、営業損失は690,545千円(前年同期は営業利益2,572,426千円)、経常損失は720,695千円(前年同期は経常利益2,520,518千円)、親会社株主に帰属する中間純損失は626,459千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益1,628,629千円)となりました。
なお、前第3四半期連結会計期間より、教育事業における既存領域の強化を図るため、キラメックス㈱及び㈱ブリューアスを経営統合する取締役会決議を行ったことに伴い、㈱ブリューアスをアドテク・コンテンツ事業から教育事業に変更しております。以下の前年同期比較については、変更後の区分方法により作成しております。
当中間連結会計期間における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。
a. 投資事業
投資事業は、シード/アーリーステージを中心としたスタートアップ企業への投資を行っております。
当中間連結会計期間は、投資先株式の売却量が前年同期比で減少した影響により、売上高は291,925千円(前年同期比91.4%減)、セグメント損失は33,825千円(前年同期はセグメント利益3,162,743千円)となりました。
b. 教育事業
教育事業は、個別指導学習塾事業を運営する㈱ベストコ及びオンライン教育事業・スマートフォン向けアプリ開発事業を運営する㈱ブリューアスにより構成されております。
当中間連結会計期間は、前第3四半期連結会計期間末から㈱ベストコを連結子会社化した影響で、売上高は1,760,675千円(前年同期比199.9%増)、セグメント損失は188,766千円(前年同期はセグメント損失216,442千円)となりました。
c. 人材マッチング事業
人材マッチング事業は、スカウト送信代行、採用支援等のRPO(採用代行サービス)事業、人材紹介事業を運営するユナイテッド・リクルートメント㈱及びデザイナー特化型マッチング事業を運営する㈱リベイスにより構成されております。
当中間連結会計期間は、人材紹介事業及びデザイナー特化型マッチング事業の拡大により、売上高は376,708千円(前年同期比13.8%増)、セグメント損失は37,518千円(前年同期はセグメント損失90,855千円)となりました。
d. アドテク・コンテンツ事業
アドテク・コンテンツ事業は、ウェブ広告領域における広告プロダクトの開発・運営や、スマートフォン向けアプリやウェブサイトを通した様々なサービスを提供しており、ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ㈱、フォッグ㈱及び㈱インターナショナルスポーツマーケティングにより構成されております。
当中間連結会計期間は、フォッグ㈱の主力事業であるオンラインくじで一部大型案件が失注した影響により、売上高は1,889,777千円(前年同期比6.6%減)、セグメント利益は51,507千円(前年同期比71.0%減)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、8,584,214千円となり、前連結会計年度末に比べ4,027,147千円減少しました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は1,834,621千円(前年同期は1,200,925千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前中間純損失の計上735,014千円、法人税等の支払額451,345千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は92,196千円(前年同期は75,447千円の獲得)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出69,234千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は2,100,329千円(前年同期は533,149千円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出1,129,050千円、配当金の支払額942,129千円があったことによるものであります。
当中間連結会計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。