株式会社ライフドリンク カンパニー

ブランドなど:ZAO SODA
食料品飲料プライムTOPIX Small 2

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E37165 


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による行動制限の緩和が進み、経済活動の正常化による個人消費の持ち直しの動きが見られました。一方、原油価格の変動や為替相場の変動を背景として、食料品を含む商品やサービスの価格上昇が進行するなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような事業環境のもと、当社は「高品質で価格競争力を持った商品」の供給を強みとして、自社飲料各工場の工場稼働率向上による生産量の拡大及び販売先の確保に努めてまいりました。また、子会社化したニットービバレッジ株式会社とのシナジー効果の最大化に向けた取り組みや、EC/D2C(※1)モデルへのチャレンジを進めてまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は売上高が29,378百万円(前年同期比31.7%増)、営業利益が4,029百万円(同61.7%増)、EBITDA(営業利益+減価償却費)が4,863百万円(同46.9%増)、経常利益が3,967百万円(同62.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2,730百万円(同59.8%増)となりました。(※2)

 ※1 D2C:「Direct to Consumer」の略。消費者に対して製品を直接販売するビジネスモデルのことを指します。

※2 当社グループは、2023年3月期第4四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しております。そのため、対前期増減率は2023年3月期第3四半期累計期間の個別経営成績と2024年3月期第3四半期連結累計期間の連結経営成績との比較で記載しております。

 

 ②財政状態の状況

 (流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は10,724百万円で、前連結会計年度末に比べて180百万円減少しております。これは、主に「現金及び預金」が770百万円減少、「受取手形及び売掛金」が183百万円増加したことによるものであります。

 

 (固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産は14,617百万円で、前連結会計年度末に比べて3,357百万円増加しております。これは、主に「土地」が1,388百万円増加、「建設仮勘定」が2,783百万円増加したことによるものであります。

 

 (流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は5,417百万円で、前連結会計年度末に比べて2,979百万円減少しております。これは、主に「短期借入金」が3,000百万円減少したことによるものであります。

 

 (固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債は9,162百万円で、前連結会計年度末に比べて3,551百万円増加しております。これは、主に「長期借入金」が3,751百万円増加したことによるものであります。

 

 (純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は10,763百万円で、前連結会計年度末に比べて2,605百万円増加しております。これは、主に「利益剰余金」が「親会社株主に帰属する四半期純利益」の計上に伴い2,730百万円増加し、配当金の支払いに伴い363百万円減少したことによるものであります。

 

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。