売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03347 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第1四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上における分類変更に伴い、行動規制が解除されるなどによって経済活動の正常化は進行が見られましたものの、ロシア・ウクライナ情勢の長期化に加え、中東地域の緊迫化、円安傾向の持続、物価上昇等、依然として先行き不透明な状況にあります。

このような事業環境のもとで当社は、最新の商品からマニアックな希少品まで、新たな商材の掘り起こしと、その市場の創出と定着を図る方針を継続し、店舗では増床や改装を行い、ECサイトにあっては迅速なWeb掲載推進と掲載数の増加を実践し、店頭と通信販売の両面で品揃えの拡大と充実を進めました。当社は、買い取りの強化告知などで、その取扱商品に対する世間の関心をとらえ、掘り起こしました多種多様な商品は、店頭及びWeb上で国内外を問わずに紹介し、全世界のコレクターをはじめ一般のお客様まで幅広く、潜在的ニーズを引き出す営業活動を展開しております。

販売面におきましては、10月に京都府京都市で「まんだらけ京都店」を新たに出店し、増収の効果を得ております。また、まんだらけSAHRA(サーラ)を主力としたWeb通信販売は堅調な売上を維持しており、さらに当社独自の電脳マーケット「ありある」の浸透を図りますことなどによって販路の拡大を進めました。店頭では、海外からのお客様を含めご来店が回復から、さらに増加傾向にあり、専門的な商品説明を伴いました新たな商材の紹介をはじめ、多種多様な品揃えを推進いたしますことでお客様の満足度を高め、売上高の増加を追求しております。

その結果、当第1四半期累計期間の売上高は3,546百万円(前年同四半期比14.8%増)、営業利益は571百万円(前年同四半期比25.1%増)、経常利益は565百万円(前年同四半期比25.4%増)、四半期純利益は380百万円(前年同四半期比25.8%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末と比較して133百万円減少し17,786百万円となりました。これは、主に現金及び預金が329百万円減少し、棚卸資産が125百万円、売掛金が70百万円増加したことによるものであります。

当第1四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末と比較して507百万円減少し7,796百万円となりました。これは、主に長期借入金が227百万円、未払金が102百万円減少したことによるものであります。

当第1四半期会計期間末における純資産の残高は、利益剰余金の増加373百万円によって9,990百万円となりました。 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。