売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03355 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項につきましては、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第3四半期累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられたことで、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復への動きがみられるものの、物価上昇に加え世界的な情勢不安等、景気を下押しするリスクが存在しており、本格的な景気回復へは、依然として不透明な状況が続いております。

 このような環境の中、当社では、新規顧客の獲得と更なる顧客サービスの向上に努めてまいりました。

 当第3四半期累計期間におきましては、基軸部門である車販売部門と車検部門、業務スーパー部門を中心に堅調に推移いたしました。車販売部門においては、新車の供給が回復してきたことや、中古車販売の取扱店舗の拡大、オークション販売の増加により堅調に推移いたしました。車検部門においては、安全・安心・明朗会計を基本方針として入庫促進に努めた結果、お客様からのご支持をいただき堅調に推移いたしました。また、当社では、お客様から自動車整備に対する一層のご安心とご信頼をいただくため、整備工場(ピット)内の作業をリアルタイムで見ることができるよう、ライブカメラを設置することといたしました。これにより、作業の透明性を高めると共に、確実で安全性を考慮した作業を店舗待合室のモニターからご確認いただけるようになりました。業務スーパー部門においては、千葉県匝瑳市へ6店舗目となる「業務スーパー八日市場店」を6月22日にオープンいたしました。地域のお客様にご好評をいただき、既存店舗とともに堅調に推移いたしました。今後についても、株式会社神戸物産や関係取引先と緊密に連携しながら出店候補物件の調査・選定を継続し、業務スーパーの積極的な出店を視野に成長エンジンとして更なる強化を図ってまいります。

 また、新たな取り組みといたしましては、千葉県富里市のオートウェーブ富里店敷地内に、屋内で快適にゴルフ練習が楽しめる、シミュレーションゴルフ練習場「ゴルフウェーブ富里店」を12月1日にオープンいたしました。「インドアでバンカーとパット練習も可能」というコンセプトのもと、全打席に最新のシミュレーターを導入いたしました。オートウェーブ富里店の敷地内に位置し、車検やタイヤ交換の作業待ち時間などに、気軽にご利用いただける施設を目指しております。

 引き続き異業種との店舗複合化を推進することで、地域の皆様の利便性の向上や新たな客層の来店促進に繋げ、収益基盤の強化を図ってまいります。

 以上の結果、当社の当第3四半期累計期間における売上高は6,320百万円(前年同四半期比6.6%増)、営業利益は251百万円(前年同四半期比0.8%減)、経常利益は338百万円(前年同四半期比0.9%減)、四半期純利益は209百万円(前年同四半期比3.3%減)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した経営者による財務状況経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません

 

(3)財政状態の状況

 当第3四半期会計期間末の総資産は7,416百万円と前事業年度末比42百万円(0.6%)の減少となりました。負債は3,556百万円となり、前事業年度末比223百万円(5.9%)の減少、純資産は3,860百万円で、前事業年度末比180百万円(4.9%)の増加となりました。この結果、自己資本比率は、前事業年度末比2.7ポイント増の52.0%となりました。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更、または、新たに生じた優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。