売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00503 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における国内経済は、社会・経済活動が活性化し、雇用・所得の改善が進む中、インバウンド需要の増加等もあり、景気は穏やかな回復基調が続きました。一方で、不安定な国際情勢による地政学リスクの影響、輸入コストおよびエネルギーコストの高止まり等に加え、物流費の更なる高騰が続いております。

このような状況のなか、当社グループは中期経営計画の最終年度として、「フルーツのアヲハタ」実現へ向けた取り組みを引き続き進めております。

 

①財政状態

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1億4百万円減少し169億57百万円となりました。資産の増減の主な要因は、受取手形及び売掛金の減少1億50百万円、原材料及び貯蔵品の減少1億38百万円、機械装置及び運搬具の減少80百万円、現金及び預金の増加2億65百万円などであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べ23百万円増加し36億64百万円となりました。負債の増減の主な要因は、支払手形及び買掛金の増加1億51百万円、賞与引当金の増加1億31百万円、流動負債のその他の減少89百万円、未払金の減少79百万円、長期借入金の減少71百万円などであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億27百万円減少し132億93百万円となりました。純資産の減少の主な要因は、利益剰余金の減少1億26百万円などであります。

 

②経営成績

売上につきましては、家庭用では「アヲハタ・まるごと果実」シリーズなど主力商品におきまして、需要回復の兆しが見えてきました。また「ヴェルデ・トーストスプレッド」シリーズや、新たなシリーズとして展開しております「アヲハタ・Spoon Free」などが貢献し、売上高は46億42百万円(前年同期比0.8%増)となりました。

利益につきましては、依然として原材料の高騰などの影響が続く中、生産性向上の取組みを進めましたが、営業損失は57百万円(前年同四半期は営業損失27百万円)、経常損失は56百万円(前年同四半期は経常損失17百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は44百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円)となりました。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、86百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。