売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00515 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当社は、消費者にとって価値のある商品づくり、人づくり、店づくりを目指し、「よりいいものをより安く」提供し、「三代目茂蔵」のブランド力を強化・確立することで、売上高及び利益の向上を図ってまいります。

 当第2四半期累計期間において、商品につきましては、引き続き「健康」をキーワードに「茂蔵オリジナル商品」を強化し、物価高騰の今後の対策として、顧客数の確保を第一に取り組んでまいりました。

 当第2四半期累計期間の売上高は1,433,478千円(前年同四半期比4.0%増)、営業利益は23,082千円(前年同四半期は営業損失23,222千円)、経常利益は24,731千円(前年同四半期は経常損失22,024千円)、四半期純利益は14,310千円(前年同四半期比59.5%減)となりました。

 

 セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

(小売事業)

 当セグメントにおいては「よりいいものをより安く」をコンセプトに「三代目茂蔵」ブランドのクオリティ向上 を推し進めております。当第2四半期累計期間におきましては、引き続き「健康」をキーワードに「茂蔵オリジナル商品」の開発強化をすすめ健康ブランド向上に努めました。具体的には弁当類・菓子類等を中心に店頭商品を最重要商品と位置づけ顧客数向上に努めてまいりました。

 これらにより1店舗平均の顧客数は前年同四半期比107.4%、顧客単価は価格見直し等もあり、同107.8%となりました。

 店舗につきましては、リモート会議にて販売スタッフとの情報共有を徹底することにより1店舗あたりの生産性向上を目指しました。

 以上の結果、小売事業の売上高は1,285,572千円(前年同四半期比7.1%増)となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、顧客数の増減を慎重に判断しながら販売価格を見直した結果、売上総利益率が改善したことにより88,945千円(前年同四半期比162.8%増)となりました。

 

(その他事業)

 その他事業は、小売加盟店及び業務用得意先への卸売事業並びに通販事業であります。

 その他事業の売上高は147,906千円(前年同四半期比17.0%減)、セグメント利益(営業利益)は6,921千円(前年同四半期比56.9%減)となりました。

 

 なお、当第2四半期累計期間の出店状況は、次のとおりであります。

(単位:店)

 

前事業年度末
店舗数

増加

減少

当第2四半期末
店舗数

小売事業

「三代目茂蔵」(直営店)

31

31

その他事業

「三代目茂蔵」(加盟店)

387

16

14

389

合計

418

16

14

420

 

②財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末と比較して58,556千円増加し1,499,314千円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加74,682千円、一方で水海道工場売却に係る売却代金の回収に伴う長期未収入金の減少18,804千円等によるものであります。

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末と比較して44,246千円増加し445,956千円となりました。主な要因は、買掛金の増加62,684千円、一方で1年内返済予定の長期借入金の減少11,250千円等によるものであります。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、前事業年度末と比較して14,310千円増加し1,053,357千円となりました。これは四半期純利益14,310千円の計上により利益剰余金が14,310千円増加したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して74,682千円増加し701,161千円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、69,577千円(前年同四半期は50,768千円の収入)となりました。これは主に、増加要因として税引前四半期純利益23,719千円、仕入債務の増加額62,684千円、減少要因として法人税等の支払額14,026千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果得られた資金は、16,354千円(前年同四半期は58,875千円の収入)となりました。これは、長期未収入金の回収による収入18,804千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、11,250千円(前年同四半期は6,654千円の支出)となりました。長期借入金の返済による支出11,250千円によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。