チムニー株式会社

ブランドなど:はなの舞花の舞さかなや道場魚鮮水産豊丸水産やきとり道場
小売業飲食店スタンダードTOPIX Small 2

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E23818 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2023年5月に新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同等の感染症法の分類に引き下げられ、経済活動の正常化の動きが進みましたが、円安の進行や原材料価格、エネルギー価格の高騰などにより、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 

外食業界におきましては、ライフスタイルの変化、お客様の消費行動の変化、各種値上がりへの対応などの課題はあるものの、外食需要は着実に回復傾向にあります

このような状況のなか、当社グループは「お客様からありがとうと言われる企業になろう」という企業理念のもとお客様に満足してお帰りいただき、また来たいと思っていただけるよう、継続してQSCA(*1)の向上に取り組んでまいりました

創業39周年となる今年は、お客様への感謝の気持ちを込めて「39周年感謝祭」を企画いたしました。感謝価格390円のメニューやステーキ・ローストビーフなど、価値ある商品でご好評をいただきました。また、季節を感じながら大切な仲間と語らっていただくため、夏は「スタミナ応援夏まつり」、秋には「ご馳走の秋フェア」、冬には「あったか旨鍋!鍋フェア」を開催いたしました。国産黒毛和牛すきやき鍋や、本ズワイガニ入り海鮮ちゃんこ鍋などが味わえる「プレミアム忘年会」コースは多くのお客様にご注文いただきました

そのほか、日本産水産物消費拡大特別企画として北海道産のホタテを食べて応援!日本の水産業「#食べるぜ ニッポン!」をグループ259店舗で実施いたしました。

昨年から強化に努めているメディア戦略の拡充、WEB・SNS販促は、認知拡大及び宴会集客につながり、インバウンド及び国内旅行団体の集客も堅調に推移しております。

店舗開発としましては、直営店3店舗、FC店1店舗を出店するとともに、お客様に居心地の良い空間を提供するため、店舗のブラッシュアップ(改装、業態転換、修繕等)をすすめてまいりました。新業態の開発・展開にも注力しており、当第3四半期連結会計期間末のもんじゃ業態は3店舗となっております

コントラクト事業(*2)におきましては、引き続き、安全・安心な「また行きたくなる店舗づくり」を心掛け、各種フェアの実施や宴会の獲得に努めてまいりました

以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は19,290百万円(前年同期比33.1%増)、営業利益は1,013百万円(前年同期は1,562百万円の営業損失)、経常利益は持分法による投資利益77百万円の計上などにより、1,129百万円(前年同期は1,543百万円の経常損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、減損損失424百万円、法人税等調整額△140百万円の計上等により、755百万円(前年同期は1,736百万円の純損失)となりました
 *1 Quality(品質)、Service(サービス)、Cleanliness(清潔さ)、Atmosphere(雰囲気)

*2 防衛省、法務省所管の厚生施設内における飲食店の運営等

 

 

当第3四半期連結累計期間の店舗数につきましては、以下のとおりであります。

 

前期末

新規出店

吸収合併

閉店

FC
転換数

直営
転換数

第3
四半期末

直営店

219

△16

△2

215

コントラクト店

94

94

全直営店計

313

△16

△2

309

FC店

156

△6

△2

151

当社合計

469

△22

460

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

(株)紅フーズ
コーポレーション

18

18

めっちゃ魚が
好き(株)

(株)シーズライフ

11

△9

△2

当社グループ合計

507

△24

487

 

 

財政状態につきましては、当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比べて247百万円増加し、18,287百万円となりました。この主な要因は、のれんが562百万円減少した一方で、現金及び預金が461百万円、売掛金が334百万円増加したこと等によります。

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べて372百万円減少し、13,439百万円となりました。この主な要因は、買掛金が1,142百万円、未払金が513百万円増加した一方で、有利子負債が2,030百万円減少したこと等によります。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べて619百万円増加し、4,848百万円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金が137百万円減少した一方で、当第3四半期連結累計期間の業績により親会社株主に帰属する四半期純利益を755百万円計上したこと等によります。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めたものはありません。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じたものはありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。