売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E05485 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進む中で、企業収益の改善とともに雇用・所得情勢は底堅く、個人消費も持ち直すなど緩やかな景気回復が継続しました。また、大手企業を中心とした投資意欲が旺盛であるほか、インバウンド需要回復などの前向きな動きはあるものの、原材料やエネルギー価格をはじめとした諸物価の上昇及び日本銀行の金融緩和政策の見直しに対する警戒感、中国経済の先行き懸念や長期化するウクライナ情勢と中東情勢の不安定化に伴い、先行きが不透明な状況で推移いたしました。

 当社グループが属するIT業界は、企業のECサイト構築需要の高まりや、IoT、AIを活用したITサービスの進展、クラウドサービスやセキュリティ対策、RPA等のDX推進など、企業等の事業拡大や競争力強化に向けた戦略的なIT投資は活発化しております。

 このような状況の中で、当社グループは国内市場シェアNo.1のECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」の提供やECサイトの売上拡大のための施策となるクラウドサービス(SaaS型)の提供を推進してまいりました。そのほか、生成AI市場の世界的な需要急拡大を背景として当社独自で開発した企業向け生成AIサービス「Safe AI Gateway」の提供や、企業のデジタル変革推進への取り組みに関連した企業内情報システムサービス「SCクラウド」、「X-pointクラウド」の提供を推進するなど、ECソリューション事業及びITソリューション事業の売上拡大に注力してまいりました。

 これらの結果、売上高は165億8百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は27億39百万円(同4.7%増)、経常利益は30億39百万円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は18億69百万円(同5.7%増)となりました。

 

 当中間連結会計期間におけるセグメントの業績の概要は、次のとおりであります。

① ECソリューション事業

 国内市場シェアNo.1のECサイト構築パッケージ「ecbeing」の販売及びECクラウドサービス「メルカート」の提供や、ECサイトの売上拡大施策となるビジュアルマーケティング「visumo」、レビュー最適化ツール「ReviCo」、オムニチャネル分析ツール「Sechstant」等のクラウドサービス(SaaS型)を提供し、トータル的なECソリューションを提供しております。

 ECソリューション事業は、ECサイト構築売上高が伸長したことや、ECサイトの売上拡大施策となるクラウドサービス売上高が伸長したこと等により、売上高は87億70百万円(前年同期比7.6%増)、セグメント利益は22億77百万円(同16.9%増)となりました。

 

② ITソリューション事業

 当社グループの独自サービスである「SCクラウド」、ワークフローサービス「X-pointクラウド」等のクラウドサービス(SaaS型)の提供をしております。そのほか、セキュリティ・インフラ構築や当社グループが独自で開発したプロダクト製品「AgileWorks」、「L2Blocker」を販売しております。

 ITソリューション事業は、クラウドサービス売上高が伸長したことや、セキュリティ・インフラ構築売上高の伸長により、売上高は77億37百万円(前年同期比10.2%増)、セグメント利益は13億52百万円(同4.1%減)となりました。

 

 

(2)財政状態の状況

① 資産の変動について

 当中間連結会計期間末の資産合計は373億79百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億87百万円の増加となりました。これは、主に現金及び預金が12億72百万円、投資有価証券が8億11百万円増加したこと等によるものであります。

 

② 負債の変動について

 当中間連結会計期間末の負債合計は109億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ32百万円の減少となりました。これは、主に契約負債が1億88百万円増加したものの、未払法人税等が1億76百万円減少したこと等によるものであります。

 

③ 純資産の変動について

 当中間連結会計期間末の純資産合計は264億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億19百万円の増加となりました。これは、主に利益剰余金が11億84百万円、その他有価証券評価差額金が3億91百万円増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

 当中間連結会計期間における営業活動の結果得られた資金は、28億51百万円(前年同期は24億49百万円の獲得)となりました。これは、主に法人税等の支払額が11億12百万円あったものの、税金等調整前中間純利益が30億42百万円あったこと等によるものであります。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

 当中間連結会計期間における投資活動の結果使用した資金は、9億22百万円(前年同期は8億58百万円の使用)となりました。これは、主に無形固定資産の取得による支出8億90百万円あったこと等によるものであります。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

 当中間連結会計期間における財務活動の結果使用した資金は、6億56百万円(前年同期は12億57百万円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払が6億83百万円あったこと等によるものであります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、27,564千円であります。

 なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変化はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当中間連結会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについての重要な変更はありません。

 

(7)経営者の問題認識と今後の方針について

 当中間連結会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営者の問題認識と今後の方針についての重要な変更はありません。