株式会社フジコー

上場廃止 (2021/08/30) 日本毛織の完全子会社化 繊維東証マザーズスタンダード
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売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00612 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、ワクチン接種が進んだものの終息時期が見通せず、景気の先行きは不透明な状況となっております。

このような状況のもと、当社グループとしましては、如何なる環境変化にも対応して、持続的発展を遂げられるよう、全力を使って付加価値を創出する、を基本方針に、「グローバル展開」、「付加価値の創出」、「生産拠点の整備」、「強固な事業基盤の構築」を重点施策として持続的発展を目指してまいりました。2021年5月には、日本毛織株式会社と株式交換契約を締結し、2021年8月30日付で上場廃止、2021年9月1日付で日本毛織株式会社の完全子会社となることになりました。これにより経営にかかる意思決定を迅速化し機動的な施策の実現を図ってまいります。

当社グループの業績につきましては、一部販売方法の変更等もあり売上高が減少しました。その結果、売上高は1,479百万円(前年同四半期比92.0%)となりました。損益面におきましては、販売価格の適正化を図るなどの施策の結果、営業利益20百万円(前年同四半期は営業損失223百万円)となり、経常利益59百万円(前年同四半期は経常損失170百万円)となりました。また、受取保険金計上の影響もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益478百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失218百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

環境・エネルギー資材

環境資材については、耐熱フィルター、触媒ロフの販売が堅調に推移し、工業用フィルターの販売が好調に推移しました。エネルギー資材につきましては、販売方法変更の影響もあり販売は減少しました。その結果、売上高283百万円(前年同四半期比73.6%)、セグメント利益50百万円(前年同四半期はセグメント損失38百万円)となりました。

 

工業資材

工業資材については、販売は堅調に推移しました。その結果、売上高749百万円(前年同四半期比100.2%)、セグメント利益179百万円(前年同四半期比151.7%)となりました。

 

建装・自動車資材

建装資材の販売は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、カーペットが使用される展示会の需要が回復せず引き続き苦戦しました。自動車資材の販売は、堅調に推移しました。その結果、売上高404百万円(前年同四半期比103.8%)、セグメント損失7百万円(前年同四半期はセグメント損失52百万円)となりました。

 

その他

その他事業については、帽子事業からの撤退の影響もあり、販売は大きく減少しました。その結果、売上高41百万円(前年同四半期比49.7%)、セグメント利益0百万円(前年同四半期はセグメント損失22百万円)となりました。

 

 

財政状態

当第1四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末に比べて322百万円増加し、11,094百万円となりました。これは主に、現金及び預金が212百万円、建設仮勘定が128百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

負債は、前連結会計年度末に比べて207百万円減少し、2,797百万円となりました。これは主に、支払補償引当金が100百万円、買掛金が45百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

純資産は、前連結会計年度末に比べ530百万円増加し、8,297百万円となりました。これは主に、利益剰余金が473百万円、為替換算調整勘定が79百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は14百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。