売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00708 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が薄れ、経済活動が正常化する中、日経平均株価が最高値を更新するなど景気回復の動きがみられました。しかしながら一方、ウクライナの戦争長期化や中東情勢の緊迫化など国際情勢の不安定さによる原材料・エネルギー価格の高騰、また国内における労働力不足や円安の長期化による物価上昇など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 フォーム印刷業界におきましては、日常生活やビジネス・スタイルのペーパーレス化に向けた動きは一層進展し、公的部門、民間部門ともにビジネスフォームの減少傾向は続いており、厳しい経営環境となっております。

 このような情勢の中、当社は、主力製品でありペーパーレス化が避けられない「印刷関連」「DPP(データ・プリント・プロセシング)」において一段の効率化に取り組む一方、お客様のDXの動きに合わせた「WEB」「BPO」を重点分野とし、顧客ニーズを吸収出来るよう活動を進めてまいりました。この結果、売上高1,982百万円(前年同四半期比29.1%減)、営業利益71百万円(前年同四半期比88.2%減)、経常利益82百万円(前年同四半期比86.8%減)、四半期純利益55百万円(前年同四半期比80.0%減)となりました。

 また、売上状況につきましては、印刷関連646百万円(前年同四半期比8.3%減)、DPP999百万円(前年同四半期比16.0%減)、WEB101百万円(前年同四半期比11.8%減)、BPO234百万円(前年同四半期比70.2%減)となっております。なお、当第1四半期累計期間より、売上区分の分類を変更しており、前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の売上区分に組み替えた数値で比較しております。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて103百万円増加し、11,479百万円となりました。資産の部においては、流動資産が81百万円減少し5,351百万円、固定資産が184百万円増加し6,127百万円となりました。また、負債の部においては、流動負債が54百万円増加し1,521百万円、固定負債が31百万円増加し513百万円となりました。この結果、純資産の部においては、16百万円増加し9,443百万円となり、自己資本比率が82.3%となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。