売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00708 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が緩和され、ウィズコロナ政策への転換により経済活動の正常化に向けて動き始めました。しかしながら、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う資源価格やエネルギー価格の高騰、また世界的な金融不安などもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 フォーム印刷業界におきましては、コロナ禍の中でテレワークやオンライン会議が日常化するなどビジネススタイルの変化により電子化ペーパレス化にも一段と拍車がかかりました。また原材料価格やエネルギー価格の高騰もあり、厳しい経営環境が続いております。

 この様な情勢の中、前期に引き続き新型コロナワクチン接種や給付金関係をはじめとする公的需要の取り込みに注力するとともに、原材料価格やエネルギー価格の高騰のもと製品価格の見直しを進めてまいりました。この結果、売上高7,734百万円(前年同四半期比14.5%減)、営業利益1,171百万円(前年同四半期比25.0%減)、経常利益1,199百万円(前年同四半期比22.9%減)、四半期純利益675百万円(前年同四半期比31.8%減)となりました。

 なお、売上状況につきましては、ビジネスフォーム2,031百万円(前年同四半期比8.0%減)、一般帳票類1,138百万円(前年同四半期比2.2%減)、データプリント及び関連加工4,358百万円(前年同四半期比20.3%減)、サプライ商品206百万円(前年同四半期比0.5%減)となっております。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて321百万円減少し、11,559百万円となりました。資産の部においては、流動資産が460百万円減少し5,633百万円、固定資産が139百万円増加し5,925百万円となりました。また、負債の部においては、流動負債が745百万円減少し1,804百万円、固定負債が2百万円増加し415百万円となりました。この結果、純資産の部においては、420百万円増加し9,339百万円となり、自己資本比率が80.8%となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。