売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E33359 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第4四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当社グループは決算期変更に伴い、当連結会計年度は16ヶ月の変則決算となっております。このため、前年同四半期との比較は行っておりません。

当第4四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、円相場の乱高下や物価の上昇など、当社グループを取り巻く経営環境は日々刻々と変化しております。

このような事業環境のもと、クリエイターとの共創事業であるプロモーションビジネスや、グッズ・EC事業の拡大に注力し、事業基盤の強化を図っています。さらに、全社的な収益力の強化を目的とした構造改革を推進し、収益構造の改善を進めております。また、保有資産の選択と集中の一環として関係会社株式の譲渡を行い、特別利益(関係会社株式売却益)を計上いたしました。

以上の結果、当第4四半期連結累計期間において、売上高21,021,310千円営業利益220,783千円経常利益504,059千円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は328,606千円となりました。

なお、当社グル-プは動画コンテンツ事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりません。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第4四半期連結会計期間末における資産は、10,119,228千円となり、前連結会計年度末に比べ319,587千円減少いたしました。

流動資産は9,006,749千円となり、前連結会計年度末に比べ722,902千円増加いたしました。この主な内訳は、現金及び預金の増加1,205,159千円、未収消費税等の減少280,554千円によるものであります。

固定資産は1,112,478千円となり、前連結会計年度末に比べ1,042,489千円減少いたしました。この主な内訳は、無形固定資産の減少705,070千円、投資その他の資産の減少294,801千円によるものであります。

(負債)

当第4四半期連結会計期間末における負債は、6,405,883千円となり、前連結会計年度末に比べ707,324千円減少いたしました。この主な内訳は、長期借入金の減少256,047千円、賞与引当金の減少38,692千円、未払法人税等の減少85,657千円によるものであります。

(純資産)

当第4四半期連結会計期間末における純資産は、3,713,345千円となり、前連結会計年度末に比べ387,737千円増加いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上328,606千円等によるものであります。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第4四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,205,159千円増加し、5,437,033千円となりました。当第4四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とその要因は以下の通りであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第4四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、349,171千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益596,167千円、減損損失647,262千円の計上等があった一方で、関係会社株式売却益739,370千円の計上等があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第4四半期連結累計期間において投資活動により獲得した資金は、1,147,834千円となりました。これは主に、関係会社株式の売却による収入770,000千円、投資有価証券の売却による収入394,274千円等があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第4四半期連結累計期間において財務活動により支出した資金は、291,846千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出297,000千円等があったことによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第4四半期連結累計期間において、当社グル-プの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。