E36795 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間との比較分析は行っておりません。
当中間連結会計期間における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境などの改善により、景気は緩やかに回復しております。しかしながら、米国の通商政策の動向や、物価上昇による消費者の節約志向の継続など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループの経営環境としては、国内企業の人手不足感の高まりやコスト削減への圧力から、コンタクトセンターの効率化及び自動化へのニーズは引き続き高く、またChatGPTなどの生成AIの技術的進化に伴い今まで効率化が困難であった領域における自動化への期待が高まることに伴い、コールセンターへの投資マインドが一段と醸成されつつあります。
当中間連結会計期間の売上高については、当社グループの主要事業であるSaaSサービスは、代理店経由での取引が活性化しチャットソリューションの拡販が進捗したことで、前年同期比で増加となりました。2026年2月末時点で、当社グループのSaaSプロダクトの契約数は318件(前年同期比100.3%)と微増に留まりましたが、新規案件の大型化と既存顧客の追加購入(アップセル/クロスセル)により、契約当たりの平均単価は311千円(前年同期比37千円増)となり、SaaSサービスの売上高は前年同期比+16.4%の成長となりました。プロフェッショナルサービスは、有償カスタマーサクセス案件の獲得が進み、カスタマイズ案件ではオペレーター支援AI機能のMooA導入に伴う複数の開発案件が売上へ寄与しており、プロフェッショナルサービスの売上高は前年同期比+24.8%の成長となりました。
以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は1,008百万円、営業損失は73百万円、経常損失は83百万円、親会社株主に帰属する中間純損失は37百万円となりました。
当社グループはSaaSソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、サービス別の売上高は、以下のとおりであります。なお、前期の参考情報としてモビルス社の個別財務情報を記載しています。
また、当社グループが重視している経営指標の推移は、以下のとおりであります。
ARR(注1)の推移
(注1) ARR: Annual Recurring Revenueの略語であり、毎年経常的に得られる当社グループ製品の月額利用料と従量課金の合計額。
四半期末月のサブスクリプション売上高(毎月経常的に得られる当社グループ製品の月額利用料と従量課金の合計額)を12倍することにより算出。
サブスクリプション型のリカーリングレベニューに関わる契約数(注2)及び契約当たりの平均単価(注3)の推移
(注2) OEMを除く。
(注3) 契約当たり平均単価:OEMを除く。四半期末月の月次サブスクリプション売上高を契約数で除することにより算出。
直近12ヵ月平均解約率(注4)の推移
(注4) 従量課金・OEMを除く。「当月の解約による減少したライセンス売上高÷前月末のライセンス売上高」の12ヵ月平均。
(資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は1,292百万円となり、前連結会計年度末に比べ111百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金の減少105百万円、売掛金の減少18百万円があったことによるものであります。固定資産は997百万円となり、前連結会計年度末に比べ183百万円増加いたしました。これは主にソフトウエアの増加179百万円があったことによるものであります。
この結果、資産合計は2,300百万円となり、前連結会計年度末に比べ71百万円増加いたしました。
(負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は725百万円となり、前連結会計年度末に比べ249百万円増加いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加344百万円、契約負債の減少83百万円があったことによるものであります。固定負債は87百万円となり、前連結会計年度末に比べ212百万円減少いたしました。これは長期借入金の減少212百万円があったことによるものであります。
この結果、負債合計は813百万円となり、前連結会計年度末に比べ36百万円増加いたしました。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は1,486百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円増加いたしました。これは主に非支配株主からの払込みにより95百万円増加した一方で、親会社株主に帰属する中間純損失として37百万円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、933百万円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動の結果使用した資金は37百万円となりました。これは主に、税金等調整前中間純損失83百万円の計上、減価償却費及びその他の償却費111百万円の計上、契約負債の減少83百万円、未払消費税等の減少39百万円及び未払金の増加32百万円があったこと等によるものであります。
投資活動の結果使用した資金は295百万円となりました。これは主に、ソフトウエア開発の無形固定資産の取得による支出280百万円及び有形固定資産の取得による支出54百万円があったこと等によるものであります。
財務活動の結果獲得した資金は227百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入150百万円、非支配株主からの払込みによる収入95百万円があったこと等によるものであります。
当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。
該当事項はありません。