売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E05011 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行し、経済活動の正常化が進んだものの、不安定な国際情勢や円安を背景に、エネルギーコストや原材料価格の高騰の影響など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

学習塾業界におきましては、少子化の影響で市場の停滞が続くなか、新しい仕組みづくりが求められております。

こうしたなか、当社グループにおきましては、主力である教育事業及びスポーツ事業において、顧客の信頼・信用を得て、サービスを継続・発展させることに尽力しております。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高22億20百万円(前年同期比70百万円増)となりました。

利益面につきましては、営業利益8百万円(前年同期比79百万円減)、経常利益14百万円(前年同期比83百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失26百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益51百万円)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

①教育事業

子会社である株式会社螢雪ゼミナールと有限会社アクシス及び株式会社セア教育研究所を含む当第3四半期連結累計期間の平均生徒数は6,248名(前年同期比3.0%増)となり、売上高は17億1百万円(前年同期比18百万円増)、セグメント利益は54百万円(前年同期比62百万円減)となりました。

②スポーツ事業

当第3四半期連結累計期間の平均生徒数は4,078名(前年同期比8.5%減)となり、売上高は2億31百万円(前年同期比20百万円減)、セグメント利益は11百万円(前年同期比3百万円減)となりました。

③飲食事業

添加物・保存料を使用しない弁当の宅配事業を展開しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は1億29百万円(前年同期比3百万円減)、セグメント損失は36百万円(前年同期はセグメント損失30百万円)となりました。

④その他

バスケット教室事業・農業事業・不動産事業等を行っており、当第3四半期連結累計期間の売上高は1億59百万円(前年同期比76百万円増)、セグメント損失は20百万円(前年同期はセグメント損失11百万円)となりました。

 

財政状態につきましては、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、57億53百万円(前連結会計年度末は57億81百万円)となり、28百万円減少しました。

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は37億1百万円(前連結会計年度末比41百万円減)となりました。

これは主に、現金及び預金が2億26百万円減少したことによるものであります。

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は20億51百万円(前連結会計年度末比13百万円増)となりました。

これは主に、有形固定資産が2百万円減少したことと投資その他の資産が18百万円増加したことによるものであります。

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は5億92百万円(前連結会計年度末比1億18百万円増)となりました。

これは主に、短期借入金が30百万円増加し、流動負債その他が87百万円増加したことによるものであります。

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は1億97百万円(前連結会計年度末比2百万円減)となりました。

これは主に、退職給付に係る負債が4百万円増加したことによるものであります。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は49億63百万円(前連結会計年度末比1億45百万円減)となりました。

これは主に、配当金の支払い等により利益剰余金が1億92百万円減少したことによるものであります。