売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E38043 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)経営成績及び財政状態の状況 

当中間連結会計期間においては、世界的な資源価格の高騰や不安定な為替の動向、商品・サービスの値上げによる物価高等により依然先行き不透明な状況が続いています。

このような状況の下、当社グループは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」をミッションに掲げ、インターネット上にクリエイター・メディア・ファンをつなぐエコシステムを構築することを目指しています。クリエイターがユーザーとコミュニケーションをとりながらデジタルコンテンツを創作・公開・販売できるプラットフォーム「note」を中心とするメディアプラットフォーム事業を展開しているほか、2024年5月にTales & Co. 株式会社を設立し、IP・コンテンツクリエーション事業を展開しております。

当中間連結会計期間における経営成績及び財政状態の状況は、以下のとおりとなりました。

 

① 経営成績の状況

当中間連結会計期間の売上高は1,970,898千円(前年同期比22.0%増)となりましたまた、営業利益23,667千円(前年同期比95.7%増、経常利益は35,744千円(前年同期比126.2%増、親会社株主に帰属する中間純利益は70,931千円(前年同期比405.1%増となりました。

報告セグメントにつきましては、メディアプラットフォーム事業及びIP・コンテンツクリエーション事業の2つを報告セグメントとしております。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

なお、当社グループは、従来「メディアプラットフォーム事業」の単一セグメントとしておりましたが、2024年5月にTales & Co.株式会社を連結子会社化し、同社を「IP・コンテンツクリエーション事業」に区分したことに伴い、前連結会計年度末より「メディアプラットフォーム事業」及び「IP・コンテンツクリエーション事業」の2区分に変更しております。そのため、前中間連結会計期間のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しております。
 

(メディアプラットフォーム事業)

メディアプラットフォーム事業では、CtoCメディアプラットフォーム「note」の運営、法人向け情報発信メディアSaaS「note pro」の運営、「note」上での企業協賛型コンテストの実施等を中心とした法人向けサービスに取り組んでおります。

「note」については、継続的な機能改善によってプラットフォームに集まるユーザー・コンテンツが順調に増加しており、2025年5月末時点で会員登録者数は995万人、公開コンテンツ数は5,898万件となりました。当第2四半期連結会計期間における流通総額は5,205百万円(前年同期比24.7%増)となり、引き続き高水準で推移しています。「note pro」については、noteのサービス成長に伴う企業からの認知度向上により引き続き利用企業は増加しており、2025年5月末時点でARR(注)1は612百万円(前年同期比21.3%増)となりました。法人向けサービス事業については、「note」のユーザー数増加などにより、「noteコンテスト」案件が堅調に推移しております。

 

そのほか、「note」に投稿される市場や企業の理解に役立つ記事を集めた金融・投資情報のサイト「noteマネー」を2025年3月にリリース、当社と子会社のTales & Co.株式会社が共同で運営する物語投稿サイト「Tales」を2025年4月にリリースするなど、新サービスの提供も開始いたしました。

この結果、メディアプラットフォーム事業の売上高は1,934,714千円(前年同期比19.7%増)となりました。その内訳は、note売上高1,577,375千円(前年同期比19.3%増)、note pro売上高304,966千円(前年同期比22.7%増)、法人向けサービス売上高40,704千円(前年同期比8.7%増)、その他売上高11,667千円です(前年同期比45.5%増)。また、セグメント利益は53,205千円(前年同期比53.3%増)となりました。

(注)1.ARR=Annual Recurring Revenueは、各四半期末月のMRR(注)2を12倍したもの。

2.MRR=Monthly Recurring Revenueは、月次経常収益。MRRには、note proの基本料金に加え、一部オプション料金も含む。

 

(IP・コンテンツクリエーション事業)

IP・コンテンツクリエーション事業では、クリエイターの企画や作品のエージェント、コンテンツ制作・販売、外部企業からの企画・コンテンツ制作受託などに取り組んでおります。

この結果、IP・コンテンツクリエーション事業の売上高は38,809千円前年同期はなし、セグメント損失は4,281千円前年同期は435千円のセグメント損失となりました。

 

② 財政状態の状況

(資産)

当中間連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末と比較して1,112,728千円増加し、4,881,880千円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末と比較して327,330千円増加し、3,998,766千円となりました。これは主に、現金及び預金124,346千円減少した一方で、未収入金347,793千円増加したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末と比較して785,397千円増加し、883,113千円となりました。これは主に、投資有価証券759,930千円増加したことによるものです。

 

(負債)

中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して407,002千円増加し、2,453,990千円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末と比較して407,002千円増加し、2,453,990千円となりました。これは主に預り金362,217千円増加したこと等によるものです。

固定負債は、ありません。

 

(純資産)

中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して705,725千円増加し、2,427,889千円となりました。これは主に、資本剰余金253,948千円増加利益剰余金377,990千円増加したこと等によるものです。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,042,521千円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における営業活動による資金の増加は、19,425千円となりました。これは主に、「note」の流通総額の伸長などによる売上債権の増加額52,086千円並びに未収入金の増加額347,793千円により資金が減少した一方で、税金等調整前中間純利益35,744千円、クリエイター向けの預り金が増加したことなどによる預り金増加額362,217千円により資金が増加したことなどによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は、718,228千円となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出708,070千円などによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における財務活動による資金の増加は、575,266千円となりました。これは主に、株式の発行による収入497,323千円などによります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。