売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01415 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。また、当社グループは、単一の報告セグメントであり、当事業内容に関して記載しております。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴う経済活動の正常化が一段と進み、景気は一部で足踏みが見られつつも緩やかに回復を続けました。しかしながら、不安定な国際情勢の中、原材料価格やエネルギー価格の高騰、物価の上昇等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 当シャッター業界を取り巻く状況としましては、民間設備投資需要は一定の水準を維持しておりますが、大型物件における受注競争は依然激しく、鋼材を中心とした原材料価格も高止まりが続くなど、引き続き厳しい環境にあります。

 このような状況下、当社グループは、中期経営計画『TOYO REBORN 3』の2年目として、販売価格水準の更なる向上や生産効率の改善等により基幹事業の収益力向上に取り組むと共に、戦略的な受注活動や受注済み案件の採算改善などに注力してまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間における受注高は前年同四半期比9.4%増の17,140,113千円となり、売上高は前年同四半期比7.2%増の15,896,714千円、営業利益は984,451千円(前年同四半期比115.5%増)、経常利益は946,040千円(前年同四半期比121.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は614,730千円(前年同四半期比132.5%増)となりました。

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて805,374千円増加し19,470,660千円となりました。

 流動資産は前連結会計年度末比1,012,536千円増加の12,934,595千円となり、固定資産は前連結会計年度末比207,161千円減少の6,536,065千円となりました。

 流動負債は前連結会計年度末比94,563千円増加の7,984,707千円となり、固定負債は前連結会計年度末比196,269千円増加の3,041,121千円となりました。

 純資産は前連結会計年度末比514,542千円増加の8,444,831千円となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の金額は、172,786千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。