売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E31817 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

また、当社は、2024年1月1日付で連結子会社であった3bitter株式会社の全株式を譲渡いたしました。これにより、当中間会計期間より非連結決算に移行したことから、従来連結で行っておりました開示を個別開示に変更いたしました。なお、当中間会計期間は単独決算初年度にあたるため、前年同期の数値及びこれに係る増減率等の比較分析は行っておりません。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

  ①財政状態の分析

(資産の部)

当中間会計期間末における総資産は299,708千円となり、前事業年度末に比べ138,208千円増加いたしました。これは主に、「現金及び預金」が54,759千円増加、「売掛金」が80,247千円増加したことによるものであります。

 

(負債の部)

当中間会計期間末における負債は187,192千円となり、前事業年度末に比べ103,667千円増加いたしました。これは主に、「買掛金」が77,606千円増加、「短期借入金」が50,000千円増加したことによるものであります。

 

(純資産の部)

当中間会計期間末における純資産は112,516千円となり、前事業年度末に比べ34,541千円増加いたしました。これは主に、「資本金」及び「資本剰余金」がそれぞれ72,893千円増加、「中間純損失(△)」が112,678千円となったためであります。

 

 

  ②経営成績の状況

当社は、メディア事業とIP&コマース事業の2種のセグメントを軸に事業を展開しております。

なお、事業内容をより適正に表示するためにセグメント名称の変更をしており、従来の「ストア事業」を「IP&コマース事業」へ名称を変更しております。

当中間会計期間における当社を取りまく経営環境としまして、足元では雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続くことが期待されております。しかしながら、不安定な世界情勢等により物価上昇が継続するほか、急激に進行した円安の流れも継続する等の要因から、個人消費の停滞を始めとして、当社を取り巻く経営環境は不透明な状況が続いております。

このような環境下において、当社は、2024年3月29日の第12回定時株主総会での承認を得て発足した新経営体制の元、業績及び株主価値の向上に務めております。特に、上場後10年経過後から適用される東証グロース市場の上場維持基準の1つである時価総額40億円以上の早期達成を強く意識しております。当中間会計期間においては、資本業務提携先であるPLANA社、クオンタムリープ社及びSTPR社からの協力を受ける形で、既存事業の強化や新サービスの開始を行い、また新サービスの立ち上げ準備に注力いたしました。

メディア事業においては、サイト運営、インターネット動画配信、これらと連動する広告枠販売等のビジネス、BtoBコンテンツ提供事業を行っております。サイト運営では、メディアサイト「AppBank.net」を運営しております。動画配信の分野では、「YouTube」、「ニコニコ」及び「TikTok」を通じて動画コンテンツの提供・公開を行っており、うちYouTubeでは、チャンネル登録者が約141万人の「マックスむらいチャンネル」等を提供・公開しております。当中間会計期間において、新たに地方メディアの媒体枠販売事業を開始いたしました。

IP&コマース事業においては、実店舗の「YURINAN -ゆうりんあん-」「YURINAN -ゆうりんあん-はなれ」「原宿friend」を起点として、他社が保有するコンテンツ・IPとのコラボレーション(以下、「IPコラボレーション」)を行っております。IPコラボレーションでは、「YURINAN -ゆうりんあん-」や「YURINAN -ゆうりんあん-はなれ」でコラボレーションスイーツ等を提供する他、「原宿friend」にてグッズの販売を行っております。また、地元商店街などの特定エリアと連携した大型コラボレーションイベントの企画運営を行っております。

当社では、前事業年度において成長事業の選択と集中を実施し、特にIP&コマース事業に注力する方針としております。当中間会計期間においては、メディア事業で地方メディアの媒体枠販売事業の売上高が増加し、IP&コマース事業では平時の店舗売上高は増加し、また、様々なIPとのコラボレーションを実施いたしました。一方、当中間会計期間では、前年同期に開催したような大型コラボレーションイベントの開催がなく、また、メディア事業の体制縮小やDXソリューション事業を構成していた3bitter社の株式譲渡による売上高の減少がありましたが、全体として売上高は増加いたしました。営業赤字も継続しておりますが、コスト削減の効果もあり、赤字幅は前年同期比で縮小いたしました。今後、売上高拡大とコスト削減効果の持続により損失は縮小するものと考えております。あわせて、投資の内容について適宜見直しを行うことで、収益性の向上にも取り組んでまいります。

当中間会計期間における業績は、売上高238,067千円営業損失110,059千円経常損失115,701千円中間純損失112,678千円となりました。

 

各セグメントの業績は、次のとおりであります。
各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでおります。

 

(メディア事業)

メディア事業においては、主に検索エンジン経由の集客減少による「AppBank.net」のPV数及び広告売上高の減少を前提とした運営体制の最適化に取り組んでまいりました。当中間会計期間末までに運営体制の最適化は一巡しており、今後は、安定的な記事執筆体制の再構築とPV数及び売上高の獲得を進めてまいります。一方で、「マックスむらいチャンネル」等の動画メディアにおいては、2023年10月末から人気シリーズ「ドッキリ動画」を中心とした制作体制に変更した結果、再生回数並びにチャンネル登録者数が堅調に推移しております。また、当中間会計期間より、新たに地方メディアの媒体枠販売を開始いたしました。

営業面では、検索エンジンのコアアップデートの影響及びメディア運営体制の縮小に伴ってサイトのPV数が大幅に減少し、「AppBank.net」の広告売上高が前年同期と比べて減少いたしました。一方、地方メディアの媒体枠販売開始により、売上高が大きく増加いたしました。

利益面では、地方メディアの媒体枠販売開始による売上高及び粗利益の増加と、「AppBank.net」運営体制の最適化によって製造原価が減少したことにより、当中間会計期間においてもセグメント黒字化を達成いたしました。

以上の結果、当中間会計期間におけるセグメント合計では、売上高は152,978千円セグメント利益は4,800千円となりました。

 

(IP&コマース事業)

IP&コマース事業においては、IPとのコラボレーションを多数実施し、実店舗「YURINAN -ゆうりんあん-」「YURINAN -ゆうりんあん-はなれ」「原宿friend」におけるコラボレーションスイーツ等の提供や、コラボレーショングッズの販売等を行いました。

営業面では、IPコラボレーションにおいて、主に株式会社サンリオの人気キャラクターとの連続コラボレーションを実施いたしました。有名アニメ作品「ラブライブ!スーパースター!!」等とのコラボレーションを継続して実施した他、「YURINAN -ゆうりんあん-」は店舗リニューアル後の平時の売上高が増加する等、営業活動が順調に進みましたが、前年同期に実施したアニメ専門局「AT-X」やゲーム実況グループ「日常組」のような人気IPとの大型コラボレーションを実施しなかった影響で、売上高は減少いたしました。

以上の結果、当中間会計期間におけるセグメント合計では、売上高は85,088千円、セグメント損失は31,155千円となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間会計期間における現金及び現金同等物の残高は、営業活動による支出が148,241千円、投資活動による収入が1,691千円、財務活動による収入が201,310千円となった結果、130,982千円となりました。

当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。


(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間会計期間において営業活動の結果支出した資金は148,241千円となりました。主な要因としては、「税引前中間純損失」111,998千円、「売上債権の増加」80,247千円を計上したことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間会計期間において投資活動の結果獲得した資金は1,691千円となりました。主な要因としては、「敷金及び保証金の回収による収入1,834千円があったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間会計期間において財務活動の結果獲得した資金は201,310千円となりました。主な要因としては、「短期借入金の増加額」50,000千円、「株式の発行による収入」145,787千円があったことによるものです。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

該当事項はありません。