E01677 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当社グループでは、売上拡大に向けて受注済みの機械製造案件の履行義務の充足に係る進捗度の促進に努めるとともに、既存顧客に対する改造・部品販売等の拡販を図っております。当第3四半期連結累計期間の売上高は、16,900百万円(前年同四半期比7.5%増)となりました。これは、当社において受注済み案件の履行義務の充足が進んだことが主な要因です。
製品別売上高は、大人用紙おむつ製造機械8,591百万円(前年同四半期比27.2%増)、小児用紙おむつ製造機械3,110百万円(同41.3%減)、生理用ナプキン製造機械2,778百万円(同166.8%増)、部品1,569百万円(同3.6%減)、その他849百万円(同14.2%減)となり、引き続き大人用紙おむつ製造機械が好調に推移しております。
利益面については、第1四半期連結会計期間において難易度の高い案件における追加改造等により原価率が上昇したものの、第2四半期連結会計期間以降においては追加改造等の影響が減少して原価率が改善した結果、営業利益は1,088百万円(前年同四半期比122.5%増)、経常利益は1,464百万円(同60.8%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は1,020百万円となり、前年同四半期に投資有価証券売却益の計上及び瑞光(上海)電気設備有限公司の民事訴訟における和解金受取による特別利益の計上があったこと等から、前年同四半期比で30.3%減となりました。
② 財政状態の状況
(資産合計)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,221百万円増加し、50,864百万円となりました。現金及び預金が1,859百万円、機械装置及び運搬具が229百万円及び建設仮勘定が131百万円減少いたしましたが、契約資産が1,580百万円、電子記録債権が982百万円、原材料及び貯蔵品が537百万円、売掛金が408百万円及び仕掛品が157百万円増加いたしました。
(負債合計)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ369百万円減少し、16,185百万円となりました。契約負債が568百万円及び電子記録債務が166百万円増加いたしましたが、支払手形及び買掛金が548百万円、長期借入金が250百万円及び未払法人税等が170百万円減少いたしました。
(純資産合計)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,590百万円増加し、34,678百万円となりました。為替換算調整勘定が1,223百万円及び利益剰余金が305百万円増加いたしました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は287百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。