桂川電機株式会社( )

上場廃止 (2025/11/05) MBO(公開買付け、株式等売渡請求による取得) 機械事務機器スタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E02000 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当中間連結会計期間(令和7年4月~令和7年9月)におけるわが国経済は、インバウンド需要が好調に推移し、雇用や所得環境の改善が見られ、景気は緩やかに回復の兆しが見えてきました。しかし、金利上昇気配の高まりや為替相場は依然として円安傾向にあり、また、ロシア・ウクライナ紛争や中東情勢などの地政学リスクから、これらを要因とした物価上昇による国内景気悪化への懸念、地震への警戒感や激甚化・頻発化する豪雨災害等の自然災害による不安など、先行き不透明な状況が続いてまいりました。

世界経済は、中東情勢の緊迫化、更なる長期化が懸念されるロシアのウクライナ侵攻など各地で勃発する地政学リスクによる世界情勢の不安に加え、中国経済減速による先行き懸念、物価上昇や欧米における高い金利水準など、依然として景気への下振れリスクが存在する不透明な状況が続いてまいりました。

このような環境の下、当社グループは、引き続き顧客の受注要求に対応すべく事業を推進してまいりましたが、様々なコスト上昇に対しての価格転嫁は進められず、厳しい状況が続いてまいりました。

当社グループにおきましては、販売面においてアジア圏での落ち込みに加え、北米市場等でも落ち込むなど、円安の影響も受けましたが当初の計画から売上げは大きく伸びませんでした。開発面においては、付加価値の高い新製品の開発と各経費削減を継続して進めてまいりました。当社グループの当中間連結会計期間の売上高は、前年同中間連結会計期間に比して2億90百万円の減収となりました。

営業損益は、競合他社との価格競争が続く中、原材料価格や輸送費等の急激な高騰に落ち着きが見られましたが、様々なコスト上昇から利益体質への改善が思うように進まず、結果、1億49百万円の損失 (前年同中間連結会計期間は53百万円の損失)となりました。経常損益は、9月末に向けて円安の進行を受け為替差益24百万円を計上したことにより1億15百万円の損失(前年同中間連結会計期間は1億29百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損益は、1億37百万円の損失(前年同中間連結会計期間は1億69百万円の損失)となりました。

なお、当社グループの事業は、画像情報機器事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。

 

 

 (2) 財政状態の分析

① 資産の部

当中間連結会計期間末の資産合計は、64億28百万円となり前連結会計年度末の71億46百万円に比して7億18百万円減少いたしました。

流動資産につきましては、39億50百万円となり前連結会計年度末の45億51百万円に比して6億円減少いたしました。

有形固定資産につきましては、16億5百万円となり前連結会計年度末の17億円に比して95百万円減少いたしました。

無形固定資産につきましては、60百万円となり前連結会計年度末の68百万円に比して8百万円減少いたしました。

投資その他の資産につきましては、8億11百万円となり前連結会計年度末の8億25百万円に比して13百万円減少いたしました。

② 負債の部

当中間連結会計期間末の負債合計は、22億56百万円となり前連結会計年度末の25億34百万円に比して2億78百万円減少いたしました。

流動負債につきましては、10億58百万円となり前連結会計年度末の13億15百万円に比して2億57百万円減少いたしました。

固定負債につきましては、11億97百万円となり前連結会計年度末の12億19百万円に比して21百万円減少いたしました。

 

③ 純資産の部

当中間連結会計期間末の純資産合計は、41億71百万円となり前連結会計年度末の46億11百万円に比して4億39百万円減少いたしました。

 

 (3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同中間連結会計期間7億99百万円に対して1億50百万円増加の9億49百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー) 

当中間連結会計期間における営業活動の結果、資金は2億31百万円の増加(前年同中間連結会計期間は7億72百万円の減少)となりました。この主な要因は、棚卸資産の減少5億83百万円などの資金の増加要因が税金等調整前中間純損失1億37百万円、売上債権の増加63百万円、仕入債務の減少2億83百万円などの資金の減少要因を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)  

当中間連結会計期間における投資活動の結果、資金は29百万円の増加(前年同中間連結会計期間は48百万円の減少)となりました。この主な要因は、有形固定資産の売却による収入55百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー) 

当中間連結会計期間における財務活動の結果、資金は68百万円の減少(前年同中間連結会計期間は59百万円の減少)となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による支出50百万円によるものであります。

 

 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (5)研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は、92百万円であります。

当中間連結会計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。