売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E33868 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症は5類感染症へ移行し、経済活動は正常化に向かっており、景気の緩やかな回復が進んでおります。しかし、円安と資源高による物価上昇が続いており、景況は新型コロナウイルスの感染拡大前には戻らず不安定な状況が続いております。

 

 このような状況のなか、当第1四半期連結累計期間においては、過去2度にわたる不祥事及びそれに起因した当社株式の特設注意市場銘柄への指定などの影響による業績不振から脱却するために実施した施策などが奏功し、徐々にではあるものの売上高は上昇傾向を示してきております。 

 利益については、前年からコスト削減に取り組んでおり販売費及び一般管理費は前年同期と比べて削減は進んでいるものの、上記を要因とした売上高の減少を補いきれていない状況です。

 

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は売上高89,022千円(前年同期比21.7%増)、営業損失86,619千円(前期は営業損失100,121千円)、経常損失86,936千円(前期は経常損失99,537千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失92,609千円(前期は親会社株主に帰属する四半期純損失97,765千円)となりました。

なお、当社グループは「アンバサダー事業」を主要な事業としており、他事業セグメントの重要性が乏しいためセグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて69,586千円減少し、279,688千円となりました。これは、流動資産が70,877千円減少し232,688千円となったこと及び固定資産が1,290千円増加し47,000千円となったことによるものであります。

流動資産の主な減少は、現金預金の減少96,671千円及び原材料の増加29,419千円によるものであります。固定資産の主な増加は、ソフトウェア仮勘定の増加1,396千円によるものであります。

一方、負債については、前連結会計年度末に比べ流動負債が6,573千円増加し106,128千円となったこと及び固定負債が6,966千円減少し131,358千円となったことにより237,486千円となりました。

流動負債の主な増加は、買掛金の増加9,648千円、未払金の増加8,045千円及び未払法人税等の減少9,598千円によるものであります。固定負債の主な減少は、長期借入金の減少6,966千円によるものであります。純資産については、前連結会計年度末に比べ69,194千円減少し42,201千円となりました。これは資本金、資本剰余金が減資等により、それぞれ794,463千円、1,001,895千円減少したこと、利益剰余金がその他資本剰余金からの振替等により1,721,934千円増加したことによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。