売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02072 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

 (1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴い、景気は緩やかに回復を続けておりますが、不安定な国際情勢の影響やエネルギー、原材料等資源の高騰による消費者物価の上昇など、先行き不透明な状況が続いております。

 このような環境の下、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,506,736千円(前年同期比3.5%増)となりました。ストレージ製品売上に関して、RAID製品は195,978千円(前年同期比3.8%減)、NAS製品882,037千円(前年同期比19.5%減)、ミラーカード374,693千円(前年同期比13.8%減)と前年実績に及ばず、ストレージ本体及び周辺機器を含む製品売上高は、1,573,898千円(前年同期比14.1%減)となりました。

 商品売上においては、医療機器の新規取引により売上高が大きく伸長し、527,805千円(前年同期比131.2%増)となりました。また、サービス売上では、保守契約の増加が貢献し405,032千円(前年同期比12.3%増)となりました。

 以上の結果、損益面では営業利益206,307千円(前年同期比23.5%減)、経常利益216,293千円(前年同期比21.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益159,469千円(前年同期比18.1%減)となりました。

 

 品目別の売上高は、次のとおりであります。

 

期 別

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

前連結会計年度

 

 

自 2022年3月1日

至 2022年11月30日

自 2023年3月1日

至 2023年11月30日

自 2022年3月1日

至 2023年2月28日

品 目 別

金 額

前年同期比

金 額

前年同期比

金 額

前年同期比

 

 

千円

千円

千円

 

ストレージ本体

1,734,452

34.2

1,452,709

△16.2

2,526,151

23.2

 

周 辺 機 器

98,234

29.0

121,189

23.4

153,215

34.7

製 品 小 計

1,832,686

33.9

1,573,898

△14.1

2,679,367

23.8

商    品

228,256

10.2

527,805

131.2

472,452

37.1

サ ー ビ ス

360,694

8.9

405,032

12.3

505,573

12.9

合    計

2,421,638

27.0

2,506,736

3.5

3,657,392

23.7

 

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して94,888千円減少し3,892,193千円となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末と比較して88,772千円減少し3,713,450千円となりました。これは主に、電子記録債権21,918千円、棚卸資産169,945千円、前払費用15,595千円、その他56,019千円の増加に対し、現金及び預金5,426千円、売掛金346,845千円等の減少によるものであります。

 固定資産は、前連結会計年度末と比較して6,115千円減少し178,743千円となりました。これは主に、投資その他の資産569千円の増加に対し、工具、器具及び備品等の有形固定資産3,459千円、無形固定資産3,226千円の減少によるものであります。

 流動負債は、前連結会計年度末と比較して177,971千円減少し1,512,460千円となりました。これは主に、買掛金

17,749千円、前受収益47,699千円の増加に対し、1年内返済予定の長期借入金35,001千円未払金1,073千円、未払費用52,678千円、未払法人税等110,162千円、製品保証引当金4,076千円その他39,782千円等の減少によるものであります。

 固定負債は、前連結会計年度末と比較して66千円増加し6,832千円となりました。これは、資産除去債務の増加によるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末と比較し83,017千円増加し2,372,900千円となりました。これは主に、利益剰余金     82,800千円の増加等によるものであります。自己資本比率は61.0%となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありませ ん。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は45,884千円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。