売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E35289 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態の状況

(資産)

当第3四半期会計期間末における流動資産は1,220,580千円となり、前事業年度末に比べ169,459千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が140,169千円減少、売掛金が53,516千円減少したことによるものであります。固定資産は130,099千円となり、前事業年度末に比べ24,608千円減少いたしました。これは、有形固定資産が2,319千円減少、投資その他の資産が22,288千円減少したことによるものであります。

この結果、総資産は1,350,679千円となり、前事業年度末に比べ194,068千円減少いたしました。

 

(負債)

当第3四半期会計期間末における流動負債は301,347千円となり、前事業年度末に比べ11,429千円減少いたしました。これは主に、未払金が43,284千円減少した一方で、資産除去債務が15,000千円増加、契約負債が9,590千円増加したことによるものであります。固定負債は90,000千円となり、前事業年度末に比べ51,220千円減少いたしました。これは主に、長期借入金が45,000千円減少したことによるものであります。

この結果、負債合計は391,347千円となり、前事業年度末に比べ62,649千円減少いたしました。

 

(純資産)

当第3四半期会計期間末における純資産合計は959,332千円となり、前事業年度末に比べ131,419千円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が405,300千円増加した一方で、自己株式の取得により522,923千円減少、資本剰余金が13,729千円減少したことによるものであります。

この結果、自己資本比率は71.0%(前事業年度末は70.6%)となりました。

 

(2)経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されております。一方、世界的な金融引締めが続く中、海外景気の下振れや国内での物価上昇等、注視すべき状況が続いております。

このような環境のなかで、当社はクラシファイドサイト「ジモティー」を通して、地域の情報が幅広く集まるプラットフォームを提供することで、地域の情報を可視化し、地域の人とのマッチングを推進してまいりました。

当社では、持続的なプラットフォームの成長のために、地域内で互いに必要なモノや情報を融通しあえる場所へと進化するべくサービスの改善に努めてまいりました。具体的には、モノや情報の量を増やし可視化させるための取り組みとして、プラットフォームの利便性向上やユーザーにとって有益な情報の充実化に注力してまいりました。また、ユーザー数拡大の取組みとして、行政と提携しリアルなリユース拠点を共同運営することで、ごみの減量とリユース数の最大化を図ってまいりました。また、収益モデル拡充の取組みとして、ジモティー上で行われる取引や付帯サービスに課金する機能の提供、及び収益基盤の安定化及び向上を目的とした自社広告枠の販売により、当第3四半期累計期間を通して引き続き改善と検証を重ねてまいりました。

以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,312,833千円(前年同期比2.4%減)、営業利益は496,935千円(同58.4%増)、経常利益は505,258千円(同54.4%増)、四半期純利益は405,300千円(同47.1%増)となりました。

なお、当社はクラシファイドサイト運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載をしておりません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。