売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03315 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期累計期間(2023年11月1日~2024年1月31日)における我が国の経済は、政経済活動の正常化が進み、景気の持ち直しが期待されますが、長期化するウクライナ情勢や中東情勢の緊迫化や中国経済の減速等国際情勢が一段と不安定となっており、原材料価格やエネルギー価格の高騰、度重なる物価の上昇等個人消費の回復までは、依然先行き不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当社におきましては、暖冬による冬季商材販売への影響が懸念されるなか、例年ほどではないまでも降雪地区に降雪はあったため、豊富な在庫と3つの販売形態を活かし、前期以上の売上高を達成することができました。前期は、値上げ前に計画的に大量仕入した商材を販売できたことで利益を出せておりましたが、その後の度重なる値上げによる仕入コストの上昇もあり、当第1四半期会計期間は増収減益となりました。

この結果、当第1四半期累計期間の売上高は16,601百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は2,611百万円(前年同期比6.1%減)、経常利益は2,683百万円(前年同期比5.5%減)、四半期純利益は1,869百万円(前年同期比5.0%減)となりました。

品種別売上高の状況は、タイヤ・ホイールは14,603百万円(前年同期比9.3%増)、用品は958百万円(前年同期比13.9%増)、作業料は1,040百万円(前年同期比1.1%増)となりました。また、販路別売上高の状況は、店舗売上高は9,929百万円(前年同期比5.5%増)、本部売上高は6,672百万円(前年同期比14.6%増)となっております。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産の状況

当第1四半期会計期間末における資産は33,892百万円(前事業年度末比208百万円の増加)となりました。主な変動要因は、現金及び預金6,525百万円の増加、売掛金1,785百万円の減少、商品3,678百万円の減少、未収入金1,261百万円の減少、有形固定資産364百万円の増加などによるものであります。

② 負債の状況

当第1四半期会計期間末における負債は7,850百万円(前事業年度末比1,331百万円の減少)となりました。主な変動要因は、買掛金1,679百万円の減少、前受金116百万円の減少、未払法人税等139百万円の減少及びその他流動負債567百万円の増加などによるものであります。

③ 純資産の状況

当第1四半期会計期間末における純資産は26,042百万円(前事業年度末比1,539百万円の増加)となりました。主な変動要因は、利益剰余金1,539百万円の増加などによるものであります。