売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E35766 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国の経済活動は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴う個人消費マインドやインバウンド需要の回復により正常化が進んでおります。一方で、原燃料価格の高騰や欧米各国の金融引き締め政策による物価上昇、国際的な情勢不安は長期化しており、先行きが不透明な状況が続いております。

このような経済環境下におきまして、キッチン・トイレ・洗面室・浴室まわりといった日常生活に欠かせない住宅設備機器の交換サービスをインターネット上で展開している当社では、「交換できるくん」Web媒体において、これまで培ってきたWebマーケティングのノウハウや実績をもとに、Webサイトを検索エンジン上位に表示させるための検索エンジン最適化(SEO※)に取組むとともに、テレビCM、動画及びSNSを活用することにより、サービスの魅力や特性を波及させてまいりました。また、継続してTVCM放映を行う事でブランド認知度向上にも努めております。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,282,524千円(前年同期比17.9%増)、営業利益は181,343千円(前年同期比26.2%減)、経常利益182,406千円(前年同期比26.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益117,190千円(前年同期比24.3%減)となりました。また、工事件数は35,986件(前年同四半期は32,258件)となりました。

なお、当社グループは住宅設備機器のeコマース事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

(注) SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称で、GoogleやYahoo!の検索結果で自社Webサイトを上位に表示させるために様々なアプローチでWebサイトを最適化する手法です。

 

(2)財政状態の分析

 (資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,841,755千円となり、前連結会計年度末に比べ25,080千円の減少となりました。これは主にテレビCM放映等の広告宣伝費により現金及び預金が79,770千円減少した一方で、売上増加により売掛金が40,611千円増加したことによるものです。

固定資産は529,467千円となり、前連結会計年度末に比べ182,244千円の増加となりました。これは主に基幹システム開発によりソフトウエアが100,862千円、10年無償保証サービス提供開始に伴う瑕疵保険料の支払いにより長期前払費用が57,998千円それぞれ増加したことによるものであります

 

 (負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,061,344千円となり、前連結会計年度末に比べ46,792千円の増加となりました。これは主に繁忙期に向けた商材確保により買掛金が100,555千円、10年無償保証サービス提供開始により契約負債が53,683千円増加した一方で、税金の納付により未払法人税等が119,510千円減少したことによるものであります。

固定負債は144,412千円となり、前連結会計年度末に比べ7,614千円の減少となりました。これは借入金の返済により長期借入金が7,614千円減少したことによるものであります。

 

 

 (純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,165,465千円となり、前連結会計年度末に比べ117,984千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が117,190千円増加したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。