E00722 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症が収束しつつある中で、景気に緩やかな持ち直しの動きが見られた一方、ウクライナ・中東情勢を契機とする原材料やエネルギー価格の上昇、急激な円安の進行など、依然として先行き不透明な状況が続きました。
印刷業界におきましては、依然としてWeb化等による印刷需要の減少のほか、原材料の供給面での制約や価格高騰など、引き続き厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、DP(データプリント)サービスの製品開発やサービスの充実、販売マネジメントの強化による創注や原価構造改善に積極的に取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は49億32百万円(前年同四半期比10.8%減)となりました。利益面については、営業損失は43百万円(前年同四半期は1億76百万円の営業利益)、経常損失は45百万円(前年同四半期は1億72百万円の経常利益)、四半期純損失は41百万円(前年同四半期は1億15百万円の四半期純利益)となりました。
品目別売上高につきましては、以下のとおりであります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度と比べ1億81百万円減少し、70億65百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が3億56百万円、受取手形及び売掛金が1億94百万円増加したものの、電子記録債権が4億54百万円、機械及び装置(純額)が1億55百万円減少したこと等によるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度と比べ94百万円減少し、18億78百万円となりました。主な要因は、賞与引当金が69百万円増加したものの、リース債務(固定負債)が71百万円、買掛金が69百万円減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度と比べ87百万円減少し、51億87百万円となりました。主な要因は、利益剰余金が1億5百万円減少したこと等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は77,667千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。