売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03044 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当社グループは、前連結会計年度に引き続いて「百貨店事業」「テナント事業」「金地金等買取事業」の各事業推進に加え、AFC-HDグループのシナジー効果の活用等により、売上高及び収益の増大を図ることで、黒字の常態化を目指しております。

当社の営業面におきましては、藤沢店にヤマダデンキが昨年6月に開店して以降、入店客数の増加等、百貨店ゾーンとの相乗効果が得られたことに加え、賃料収入が拡大しました。これに続き、昨年9月より改装工事のため一時閉鎖した横須賀店地下1階に、食品スーパー「ヨークフーズ」が3月20日に開店したことにより、藤沢店と同様の効果を見込んでおります。さらに、今秋、藤沢店地下1階への食品スーパー「ライフ」開店に向けて改装前セールを1月下旬より開催し、売上増に寄与するとともに、来期以降の更なる賃料収入の拡大を見込んでおり、これにより「百貨店事業」「テナント事業」「金地金等買取事業」の3本柱による利益基盤がさらに強固になることを想定しております。

グループのシナジー効果を活用した事業として、横須賀店では昨年12月8日に飲食店「天ぷらと手延べそうめん あさやま」、3月20日に飲食店「うなぎの佳川 さいか屋横須賀店」を開店いたしました。連日多くのお客様にご来店頂くなど好調な滑り出しとなっております。

  経費面では、徹底したローコストオペレーションの推進を継続しており、これに賃貸スペースの増加が加わったことで、販売費及び一般管理費を大幅に削減することができました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は2,641百万円(前年同四半期は2,817百万円)、営業利益66百万円(前年同四半期は営業利益45百万円)、経常利益58百万円(前年同四半期は経常利益38百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益48百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失84百万円)となりました

セグメントの業績については、当社グループは百貨店業の単一セグメントのため、記載しておりません。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ27百万円減少し、1,756百万円となり ました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、186百万円の収入(前年同四半期は277百万円の収入)となりました。主な収入項目は、減価償却費162百万円、主な支出項目は、仕入債務の増減額△145百万円等によるものです。

投資活動によるキャッシュ・フローは、212百万円の支出(前年同四半期は47百万円の支出)となりました。主な支出項目は、有形固定資産の取得による支出140百万円等によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、1百万円の支出(前年同四半期は1百万円の支出)となりました。主な支出項目は、リース債務の返済による支出1百万円等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。